子育て世代こそ交流をしよう!地域と親子の絆を深めるきっかけに
まだ歩けない我が子をおんぶして、両手にはスーパーのレジ袋を抱えて歩き回り、話し相手はパパだけ、なんて寂しいですよね。子育て世代こそ交流が必要です。思い切って家を飛び出してみませんか?それが地域と親子の絆を深めるきっかけになるかもしれません。子育て世代の交流についてまとめます。
子育て世代のコミュニティの必要性
安心して子育てできる地域社会にしよう
この結果から、多くのパパやママたちが「安全で、何かがあったときに声をかけ合うことができる地域環境が不可欠だ」と考えていることがわかります。家庭が子どもたちの見守り役となることが難しくなってきた今、地域社会に安心して子どもたちを預けられる環境が求められています。
子どもが巻き込まれる凶悪事件が、毎日のようにテレビやネットで報道されます。地域全体で子どもの安全を守っていきたいですね。
子どもが自由に遊べる環境も大切
近くに公園があれば、遊具で遊びながら「譲り合い」や「助け合い」を学ぶかもしれません。鬼ごっこやかくれんぼでは「ルールを守る」ことを覚えるでしょう。子ども教室や児童クラブで「集団生活の練習」もできますね。
また小さい子どもでも安全に遊べる場所ならば、日々の慌ただしさからちょっとだけ離れてママものんびりリラックスすることができます。日ごろのストレスを軽減したり、ママ友と悩み相談をしたりできるかもしれません。
子育て中はアプリを通じて支え合おう
AsMama(アズママ)の「子育てシェア」は、ご近所同士のつながりを広げ地域の仲間と子育てを支え合うためのアプリです。登録は無料で誰でも利用できます。
「子育てシェア」でできることは、おさがりやおすそわけなどの「モノのシェア」、ごはんやお出かけなどの誘い合いができる「コト(予定)のシェア」、子どもの送迎や託児の頼り合いの「送迎や託児のシェア」などです。
困ったときには「ママサポ」と呼ばれる専任の地域サポーターとコンタクトを取ることも可能です。ネットだけでなく顔が見えるおつき合いができますね。
知っておきたい様々な交流の仕方
気軽にママサークルに参加しよう
「ママサークル」は張り紙やポスターで参加募集をしていることが多いですが、一番頼りになるのはママ友の口コミです。思い切って色々な人に尋ねてみましょう。会話を始めるよいきっかけになるかもしれません。
内容は「ダンス」や「手遊び」、「ベビーマッサージ」や「絵本の読み聞かせ」、ただ集まっておしゃべりするだけのサークルもあります。興味があるものを探してみましょう。
やってみたいことがなかったら、自分でサークルを立ち上げるという方法もあります。地域や自治体も積極的に支援してくれます。
昔ながらの遊びは新鮮さが増す
昔、そんな遊びを教えてくれるのはご近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんでした。しかし少子高齢化の波に押されて、そういう風景を見ることはほとんどなくなりました。そこで頼りになるのがお年寄りです。
もしご近所にお年寄りがいたら、お願いして昔ながらの遊びを教えてもらいましょう。パパやママ、子どもの顔を覚えてもらうよいチャンスですし、子どもにとってもお年寄りにとっても楽しい時間になります。
SNSで程よい距離感の関係を築く
ご近所SNS「マチマチ」は、今住んでいる街のご近所さんと情報交換ができる地域コミュニティサービスです。近隣のお店や病院、公共施設、お祭りやイベントなど、街についてあなたが知りたいことや困っていることを無料で教えてもらうことができます。
例えば「今日野菜が安いスーパー」「新しいパン屋さんの口コミ」「我が街のおすすめの場所」など、同じ街に住んでいるからこそわかるお役立ち情報がたくさんです。あなたが発信した情報で誰かが得をすることもありますよ。
国や世代を超えた交流も親子のよい体験に
多言語の世界を体験しよう
まずは身近な外国人と交流をしてみましょう。日本にはたくさんの外国籍の方が住んでいますが、自治体が主催して国際交流をしたり、語学ボランティアを募集したりしていることがあります。
また大使館がその一部を一般に公開することもあります。子ども向けに読み聞かせ会を開催したり、フリーマーケットを行ったりしています。
1981年に誕生したヒッポファミリークラブは、主に「多言語の自然習得」「国際交流」「研究開発」などの活動をしている団体です。こういう場に親子で参加することでまた新しい交流が生まれ、それぞれの世界が広がります。