子どもの集中力を高める方法とは?日常生活や食事による高め方も紹介
子どもに対して「集中しなさい!」と、よく注意してしまってはいないでしょうか。「うちの子は集中力がないのでは…」と感じているママは少なくありません。子どもの集中力を高める方法について知り、ママも子どももストレスなく集中力を身につけていきましょう。
目次
- 子どもの集中力の持ち時間と年齢別の集中力
- 子どもの集中力は年齢プラス1分程度
- 赤ちゃんのときは興味を持つことが集中力に
- 幼児期は子どもの好奇心が集中力に繋がる
- 拡散タイプの子どもの特徴や才能とは?
- 子どもには集中タイプと拡散タイプがいる
- 拡散タイプの子どもは個性を大切にしよう
- 拡散タイプは将来クリエイティブな才能が
- 日常生活において集中力を高めるには?
- 愛情を注ぐことが脳の成長に繋がる
- たっぷり睡眠時間を取り規則正しい生活を
- 家の中は集中して遊べる環境を作ろう
- バイリンガルで育つと集中力が高い!
- バイリンガル環境で育つと左脳が鍛えられる
- バイリンガルに育てるには幼児期から
- 幼児期に英語を習うと吸収が早い
- 毎日の食事から集中力を高めることができる
- 集中力を高める成分ブドウ糖と鉄分やDHA
- 魚や赤身肉など野菜とバランスよく食卓へ
- よく噛んで食べることが脳にも歯にもよい
- まとめ
子どもの集中力の持ち時間と年齢別の集中力
子どもの集中力は年齢プラス1分程度
そもそも、子どもの集中力というのは「年齢プラス1分程度」といわれています。1歳なら2分、2歳なら3分なので、とても短いということが分かりますよね。
集中力はママの接し方一つでも高まっていきます。幼いうちから追い込むように遊ばせるのではなく、子どもが遊びたいように遊ばせる方がよい場合もあるのです。集中力の土台部分は幼児期にできていくので、焦らずゆっくりと、子どもの個性を見極めながら関わっていきましょう。
赤ちゃんのときは興味を持つことが集中力に
生まれてからは、聞き覚えのあるママやパパの声に興味を示して反応します。最初の遊びはママやパパとのコミュニケーションになるでしょう。視覚や聴覚の発達とともに、手足を自由に動かすことができるようになったら、赤ちゃん自身でお気に入りの遊びグッズを見つけます。
それはおもちゃかもしれませんし、タオルの端っこかもしれません。どんなものであれ、赤ちゃんが興味を持ったもので遊ぶことが、集中力を高めるきっかけになるでしょう。
幼児期は子どもの好奇心が集中力に繋がる
せっかくよいおもちゃがあるのに、洗濯ばさみや箸置きなど、「え?それなの?」というものに集中して遊びだすこともあります。遊ぶ対象はなんでもよいのです。幼児期の子どもは、好奇心が集中力に繋がります。
ママは子どもがどんな遊び方をしているのかよく観察して、似たような遊びができるおもちゃや道具を与えるようにすれば、無理なく自然に集中力がつくでしょう。子どもの好奇心を掻き立てるように、ママが積極的に遊びに関わることも大切です。
拡散タイプの子どもの特徴や才能とは?
子どもには集中タイプと拡散タイプがいる
こういったタイプの子どもは「拡散タイプ」といって、周りの環境が気になりやすく、集中力がないと思われがちなのが特徴です。拡散タイプの子どもに「集中しなさい!」と言っても、実際はなかなか集中できないでしょう。
一方、一つのことに夢中になると、周りの動きや音がまったく気にならないという「集中タイプ」の子どももいます。特技ともいえるかもしれませんが、周りの状況が見えなくなることが、デメリットになる場面もあるでしょう。
拡散タイプの子どもは個性を大切にしよう
拡散タイプの子どもは、ある意味で「子どもらしい子ども」といえます。人の話を聞けない、飽きっぽい、落ち着きがない…子どもなら当然の行動です。周りが気になってしまっても、そこから次の遊びや発見があるかもしれないと思えば、それもまた意味のある行動といえるでしょう。
「本当に集中力がないんだから!」と言い続けると、子どもは「自分は集中力がないんだ」と自己否定や諦めの心を持ってしまうかもしれません。拡散タイプは子どもの個性と思って、長い目で見ていきましょう。
拡散タイプは将来クリエイティブな才能が
拡散タイプで集中力がないといっても、何もかもすべてというわけではないですよね。自分が好きなこと、興味があることなら、ある程度の時間は集中して取り組んでいるはずです。
ママは子どもをよく観察して、得意分野を伸ばすようなサポートをしていきましょう。将来クリエイティブな才能が評価されるときが来るかもしれませんよ。できないことを悲観するのではなく、子どもの個性をポジティブに捉えて、褒めて伸ばす育て方を目指したいですね。
日常生活において集中力を高めるには?
愛情を注ぐことが脳の成長に繋がる
幼児期から徐々に集中力を身につけておけば、就学後に苦労しなくて済みますよ。日常生活において、すぐにでも実践できるのが「たっぷりと愛情を注ぐ」ということです。ママの愛情は、子どもの脳にとって最高の栄養になりますよ。
赤ちゃんのころからスキンシップや声掛けなど、たくさんコミュニケーションを取ることで、子どもの精神は安定し、自己肯定感が増すでしょう。情緒が安定すると、子どもは落ち着いて物事に取り組めるようになります。それは、集中力の土台となる部分を築くことに繋がるのです。