生クリームは長期保存できるの?正しい保存方法と使い切りアイデア
シチューやポタージュは子ども人気も抜群
ポタージュスープは冬は温かいままで、夏は冷蔵庫で冷やして飲むのがおすすめです。
ほかにも、カルボナーラやクリームスパゲティ、グラタンやクリームコロッケにも使えます。大さじ1杯でも味に深みを出せるので、小分けして冷凍し、少しずつ使うのもよいでしょう。使うときは解凍せずにそのまま使えるので便利ですよ。
料理に使うときには、ホイップせずに冷凍しても大丈夫です。ホイップと両方で使いたい場合は、砂糖を少なめにしてホイップするとよいでしょう。
お菓子作りで一気に使い切り
シフォンケーキならば、中にホイップクリームをたっぷり入れるので、大量消費できますよね。ベイクドチーズケーキやスイートポテトを作るのもおすすめです。
また、クッキーやプリン、マドレーヌなどの焼き菓子やパンケーキならば、牛乳の一部を生クリームに変えると美味しく出来上がりますし、生クリームを一気に使い切ることができますよ。
お菓子作りが大好きな子どもはたくさんいますよね。お部屋遊びの一つとして子どもと一緒にお菓子作りをして余った生クリームを使い切れば、一石二鳥ですよね。
どれを使う?生クリームの種類と特徴
動物性の生クリームは%で使い分け
それというのも、値段がかなり違い、名称なども変わってくるからです。本来「生クリーム」は牛乳から作られた脂肪分18%以上のものをいいます。ただ、18~30%の生クリームは泡立てても固まらないため、コーヒーなどのクリームとして使われます。
お菓子に使うなら35~50%の生クリームを使用します。40%以下ならさっぱりと、それ以上なら濃厚でチョコレートなど味の濃い食材と合わせてもクリームの味を感じられます。
脂肪分が多いほど、泡立てやすくなりますが、泡立てすぎると分離しやすい特徴があります。
植物性クリームの名称はホイップ
値段も手ごろで賞味期限が長いのが特徴です。味は動物性に比べてさっぱりしていて、色は白くホイップすると形を保ちやすいのでケーキのデコレーションに向いています。泡立てに少し時間がかかりますが、泡立てても分離しにくく初心者でも扱いやすいでしょう。
ただし、熱が加わると分離しやすくなるのでクリームパスタやスープなどの調理向きではありません。また、動物性に比べて添加物が多いというデメリットもあります。
風味を残したコンパウンドクリーム
植物性の扱いやすさに加えて、動物性クリームの持つ風味やコクなども感じられます。動物性の生クリームに比べて値段も安く、賞味期限も長めのものが多いでしょう。
さらに植物性の苦手とする料理に使えるという特徴を持ったコンパウンドクリームもあります。製菓用としても料理用としても使えるので、幅広く利用ができますね。植物性のホイップでは物足りない、料理にも使いたいというママは、一度使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
生クリームは開封後すぐに劣化が始まるので、使い切るかすぐに冷凍保存するのがおすすめです。また、生クリームは分離するとホイップできなくなりますので、ホイップしてから冷凍しましょう。
余った生クリームは、飲み物やデザートに添えて手軽に使ったり、料理やお菓子に入れたりして使えますよ。
あらかじめ生クリームの使い道を考えて、自分に合った方法で保存し、無理なく無駄なく使い切りましょう。