ママもゲームを楽しもう!子どもとの楽しみ方と注意したいゲーム依存
親子のコミュニケーションにつながる
ママとパパ、子どもで遊べば自然と会話も増え親子のコミュニケーションにつながります。ルールを説明し、ゲームの進行をするだけでもたくさんの言葉を使います。
たくさん会話をすることは、子どもの語彙を増やし言葉の意味を理解するにも最適です。喜怒哀楽、すべての感情を一度のゲームで感じることも少なくありませんので、表情豊かに気持ちを表して思い切りゲームを楽しんでみましょう。
最後はママやパパが勝っても負けても笑顔でいることで、子どもは結果よりも過程を楽しむことが大事であると理解できるようにもなりますね。
2歳から遊べるボードゲームもあり!
そうなると「うちの子にはまだ早いかな?」と躊躇してしまうママもいるかもしれませんが、実は2歳から遊べるボードゲームもあるんです。
人気作の「はじめての果樹園」は対象年齢が2歳から、ルールはシンプルですがはじめてみると勝つのが意外と難しいゲームです。ゲームの相手は「カラス」のコマで、参加者が協力してゲームのクリアを目指すので、子どもとママ2人だけでも遊ぶことができます。
さいころの概念を学ぶ、色の認識、順番を守るなどの要素もありながら、ほのぼのとした優しい雰囲気が味わえるボードゲームです。
ゲームセンターは親子で遊ぶのも楽しい
ショッピングモールのゲームセンターが便利
ショッピングモール内のゲームセンターはキッズ用品や子ども服売り場と同じフロアにあることが多いので、子どもトイレや授乳室も近くにあり便利です。もともと子どもの利用を前提に設置されているので、明るい雰囲気で安心して遊べることもポイントです。
ただ、それぞれのプレイ料金はほかのゲームセンターと変わりないので、子どもの望むままに遊んで散財しすぎないように注意してくださいね。
幼児が楽しめるゲームや乗り物がある
何度も乗りたいとせがまれるとママとしても困ってしまいますが、回数を決めて楽しんだり、我慢したりすることを覚えるのにもよい機会です。簡単に遊べるゲームとして、音楽に合わせて太鼓をたたく「太鼓の達人」や、昔からの定番「もぐらたたき」なども幼児に人気があります。
勝ち進んでいくのは難しいかもしれませんが、一定時間は遊べるのでママも協力して遊んでみましょう。
子連れでゲームセンターに行くときの注意点
ママとパパがゲームに夢中になって子どもを迷子にしてしまったり、大きな音やチカチカした光で子どもを疲れさせてしまったりしないように気を付けましょう。また以前は、18時以降は親同伴であっても15歳未満のゲームセンターへの入店は禁止されていましたが、現在では各都道府県の条例によって利用できる時間が伸びている場合もあります。
それでも長時間や夜遅くまでの滞在は避けるようにしましょう。
ハマりすぎ注意!ママのゲーム依存について
ゲーム依存の症状について
一方、ゲーム依存、ゲーム障がいと呼ばれる人は日常を犠牲にしてもゲームがやめられなくなってしまいます。仕事や学校を休む、生活費をゲームに課金してしまう、ゲームができないことで怒り暴力をふるうなどがあります。
もちろん、症状には重い、軽いがあり、自分がただゲームが好きで、ちょっとやめられないだけなのか、本当にゲーム依存なのかは判別が難しいものです。しかし、症状が進めば治療も難しくなりますので、「ゲームをやりすぎている」と自分で感じた時点で少しセーブすることが大事ですね。
ゲーム依存は育児放棄につながり子に影響も
ママがゲームに夢中になれば、子どもの生活にも影響をあたえ、支障がでるようになってもおかしくありません。幼稚園に遅刻したり、ご飯を作らなかったりするようになる可能性もあります。
スマホの画面ばかりに気を取られ、ママが子どもの存在を無視することは「ネグレクト(育児放棄)」と同じ状態といえます。子どもは、ママの気を引くために叫んだり怒ったりしますが、ママが無視し続けるとやがて諦め、感情のコントロールができない、キレやすい、自己肯定感が低い子どもに育つリスクを高めてしまいます。
ゲーム依存かもしれないと心配になったら
ゲーム依存の治療には専門的な知識や経験も必要になるので、専門外来がある病院を受診した方が安心です。残念ながらゲーム依存の相談や治療をしてくれる窓口や医療機関はまだまだ多いとはいえませんが、それでも徐々に相談やカウンセリングができる病院は増えています。
また、自分がゲーム依存かもしれないと心配になったら、まずはスマホを置いて、しばらくオフラインの生活をしてみるのも一つの改善方法です。