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年子で保育園へ入りたい!スムーズな年子通園のための対処方について

年子で保育園へ入りたい!スムーズな年子通園のための対処方について

保育園への入園は複数の書類を用意する必要があり、準備するのが大変ですね。年子の場合はなおさらでしょう。このように年子での入園を希望する場合は、どういったことに注意するとよいのでしょうか?また入園できたあと、毎日の通園をスムーズにするためのコツもご紹介していきます。

年子だと保育園に入りやすい?入りにくい?

年子だからこそ入りやすい場合もある

1人でも保育園に入園するのが難しいといわれている中、年子を同時に入園なんて難しいのでは?と、年子ママとしては心配な部分ですよね。でも、年子だからこそ入園しやすい場合もあるのです。

確かに認可園に入園したくても入園できなかった、順番待ち状態というご家庭も少なくありませんが、それには保育園入園基準のポイントが大きく関わっているからなのです。これは入園を希望する各家庭の状況を点数にして、ポイントの高い家庭を優先的に入園(入所)させる制度です。

ポイントの項目は多数ありますが、「養育している未就学児の人数の多い者」という項目があることが多く、お住まいの自治体によってはポイントが加点されることもありますよ。

年子だと保育料が安くなる場合もある

認可園に入所できても、年子2人分の保育料が負担になるのでは…なんて心配もありませんか?

2人を保育園に預けるので出費は否めませんが、保育料は家庭ごとの前年度の所得(住民税額)に合わせて決定されるので、夫婦の所得が高ければ保育料も上がり、低ければ保育料も下がるわけです。

肝心の年子で入園した場合の保育料ですが、兄弟で保育園に入園している場合には、下の子の保育料が半額になる制度があります。2人同時に預けても2人分の保育料を同額で支払う心配はなく、上の子の保育料は所得に応じた金額になり、下の子は上の子の半額で支払うので1.5人分の保育料ということになります。

自治体によって独自の制度を取り入れていることもあるので、問い合わせをしてもよいですね。

2人同時に同じ保育園を希望するときは注意

年子の子どもを2人同時に保育園の入所希望をする場合には注意も必要です。

保育園に通わせるなら、毎日の送り迎えは必須なので、兄弟を同じ園に入所させたい!と思いますよね。でも、ここに注意が必要なのです。

入所申し込みの用紙には2人以上の入園希望の方向けの記入欄があり、そこには「兄弟で申し込みをしている方は2人とも同じ園を希望しますか?」という趣旨の質問があります。

「はい」とかレ点マークを入れておきたいところですが、同じ園でなければ入所希望をしないのか、2人が別々の園になっても早く入園できた方がよいのかを考えて回答しましょう。

とにかく早く入園をさせたいのであれば、兄弟で別の園でも希望としておいた方が入園しやすい傾向があります。

これからパートなどで仕事復帰したい場合

認可保育園の要件をしっかり調べて

昨今の待機児童問題を解消するために、各都道府県で新しい保育所の新設をしていますよね。ご自宅の近くに幾つか保育園が開園したという方も多いのではないでしょうか?

保育園に通わせるなら、やっぱり毎日の送迎があるので近所の保育園に入所できると助かりますよね。保育園の入園申し込みでは、第1希望から第5希望ぐらいまで希望の園を記入することができるのですが、目星をつけた近所の保育園について調べておくことも重要です。

というのも、園によっては3歳児までの保育しかしない園もあります。近所にあるから助かると思っていたのに、上の子が入れない!などということのないように、できれば近所の保育園や通える範囲の保育園の情報を事前に調べておきましょう。

認可外や認証保育園、一時保育は高コスト

保育園といってもその種類はさまざまで認可保育園・認可外保育園・認証保育園と分けられています。この違いについてよく分からない…というママも多いので簡単にご説明しますね。

認可保育所は国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士の人数、給食・防災・衛生管理等)をクリアし、各都道府県知事に設置を認可された保育施設です。認可外保育園はいずれかの基準を満たしておらず、認可を受けていない保育施設です。

東京都では認証保育所という、都の独自基準の保育制度を運営しています。認証保育所は0歳児保育があり、認可園より開所時間が長い点がメリットの保育所です。

認可園以外は公的に認可を受けていないため、保育料も割高です。また主に認可園で実施している一時保育も利用料は割高です。

幼稚園も検討してみる

保育園の入園が厳しい地域の場合、選択肢として幼稚園も検討しているご家庭も意外と多いですよね。

保育園と違って幼稚園の料金は高いから、家計に大打撃なんじゃない?と心配になると思いますが、実は「私立幼稚園就園奨励費補助金」があり、入園料や保育料の補助をしてくれますよ。

お住まいの自治体によって多少の違いがあるので、福祉保健センターや子育て支援センターなどに問い合わせをしてみましょう。

幼稚園では預かり保育を行っていることも多く、両親の仕事の都合などで正規教育時間の前後の時間帯に家庭での保育ができない場合に、幼稚園で保育をしてくれるサービスがあります。こうしたサービスを利用して午後6:30ごろまで保育の延長をしているご家庭も多いです。
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