夫婦喧嘩は上手に回避しよう!心掛けや離婚につながるNG対応
夫婦喧嘩が絶えないと辛いですよね。さらに夫婦喧嘩をこじらせると、家庭内暴力や離婚につながることもあります。今回は夫婦喧嘩をこじらせてしまうNG対応や回避するための心掛けをご紹介します。上手に回避して、いつまでも仲のよい夫婦でいられるよう役立てていきましょう。
夫婦喧嘩が起こりやすい三つのパターン
乱暴な言葉遣いや思いやりのない伝え方
ストレスが溜まっていたり、イライラしたりしていると、些細なことでも我慢の限界がくることがありますよね。「まだ晩ご飯できてないの?」「また休んでる」などの心ない言葉に、普段はイラっとして終わりでも、心に余裕がないときに言われると、喧嘩に発展しやすくなってしまいます。
追い打ちをかけるように乱暴な言葉遣いで言い返すと、喧嘩になりかねません。また、これだけは言ってはいけないこともありますよね。言い過ぎたり、伝え方を間違えたりすると、喧嘩がさらにヒートアップしてしまうこともあるので注意しましょう。
家事や金銭感覚など日常生活への不満
家事はママがするものという風潮は減ってきたものの、ママに家事を任せているというパパは多いようです。協力して家事をすることができればよいのですが、うまくいかないとママのイライラも爆発しますよね。
また、給料の使い方で喧嘩になることもあります。「給料が出たらすぐに使い切る」「貯金よりも外食や旅行など贅沢をしたい」など、給料の管理を別々にしていると、自分の給料を自由に使ってしまうパパもいるようです。金銭感覚が違うと、ママも大変ですね。
子育てに対する態度や考え方の違い
子育てをママに任せきっていたり、保育園や幼稚園の行事にまったく参加しようとしなかったりなど、「子どものことをどう考えてるの!?」とパパの態度に腹を立てるママも。子育ては夫婦で行うものなので、パパも積極的に参加してもらいたいですね。
また、子育ての考え方の違いで喧嘩になるケースもあります。例えば、「ママはスポーツを習わせたいけど、パパはプログラミングの勉強をさせたい」「小学校受験をするかしないか」など、子どものことを思うからこそ意見が衝突します。
子育てには正解がないので、互いの意見に折り合いをつけることが難しいのかもしれませんね。
夫婦喧嘩が離婚に発展してしまうNG対応
夫婦喧嘩で離婚を考えたママは少なくない
実際に行動に移すママもいます。「子どもを連れて実家に帰る」「離婚後の生活のために貯金を始める」など、パパとの生活を続けていくことが難しいと感じると、すぐに行動に移したようです。
しかし、たいていのママは子どものことを考えると離婚はしたくないと思っています。離婚の文字が頭をよぎっても、ぐっとこらえて、1日から数日パパと距離を置いて頭を冷やすようです。そうすると、自分の気持ちは一時的なものだったと感じ、離婚を踏みとどまることが多いようです。
言ってはいけない言葉を言ってしまう
しかし、普段は気をつけていても、喧嘩になると我慢していたことが爆発して、言いたいことをなんでも言ってしまう人もいます。それが引き金になって離婚につながることも。いわゆる禁句です。
「給料が安い」「器が小さい」「ほかの人と結婚すればよかった」など、パパを傷つける言葉は絶対に言わないように気をつけましょう。まして「離婚する」と口にしてしまったら、怒りが収まった後でも、パパは根に持ってしまうかもしれません。
喧嘩のときもお互いを思いやる気持ちを忘れないようにしましょうね。
仲直りせずに相手を無視し続ける
無視するということはコミュニケーションが不足するだけでなく、お互いの不満やイライラが溜まっています。何かがきっかけでそれが爆発したら、仲直りどころか余計に関係が悪化していくばかりです。無視するということは、またいつ喧嘩が始まってもおかしくないという状態ともいえるのです。
時間が解決してくれることもありますが、できるだけ早く仲直りした方がよいです。自分から謝ったり、パパの好きな料理を作ってご機嫌をとってみたり。喧嘩を長引かせないように、行動していきましょう。
夫婦喧嘩を回避するためにできる心掛けとは
イラっとしても伝え方には注意を払って
まず、イラっとしても伝え方には注意しましょう。喧嘩に発展するのは「内容より伝え方の問題」といわれています。同じ内容でも伝え方や口調がきつかったり、乱暴だったり、態度が冷たかったりすると喧嘩になりやすいです。
また、ネガティブな言葉よりポジティブな言葉を選ぶようにしましょう。例えば、「考え方が固いからうまくいかないのよ」と「別の考え方もしてみたらどうかな」だと、どちらの方が受け入れやすいでしょうか?
伝え方によって受け取る側の印象も変わりますよね。伝え方次第では反感を買ってしまうので、優しく、ポジティブな言葉を意識して選びましょう。