動くイスでママも赤ちゃんも快適!ハイローチェアとバウンサーの比較
気持ちよくスイングするイスを使うと、赤ちゃんだけでなく、ママも快適に過ごすことができます。ハイローチェアやバウンサー、マルチチェアなどの種類があるようですが、どこがどう違うのでしょうか?それぞれを比較して、メリット、デメリットなどを知った上で、お家に合うベストなものをチョイスしましょう。
赤ちゃんの動くイスといえばハイローチェア
ハイローチェアはどのような商品なの?
ハイローチェアは高さを調節して使いますが、ローテーブルにも、ダイニング用テーブルにも対応でき、テーブル自体は取り外し可能になっています。キャスターつきなので、移動することもできますし、動かしたくないときにはキャスターを固定することもできます。
角度も調節できます。寝るときには平らに、ゲップを出すときには体を起こした姿勢になるようにと利用シーンに合わせて使えます。手動もしくは電動で揺らしてスイングさせたり、動かないように固定したりもできます。
ベッドやテーブルとして使える優れもの
キャスターがついているハイローチェアをベビーベッドとして使うと、家事をしているときや部屋を移動したいときも、眠っている赤ちゃんを起こすことなく、目の届くところに静かに移動することができます。また、高さをハイポジションにすると、立ったまま赤ちゃんのお世話ができて、赤ちゃんとパパやママとの目線も近くなります。
そして、イスの形にしてテーブルをつけると、そのままご飯を食べることができます。食事する場所のテーブルに高さを合わせることができるので、パパやママと同じ高さで食事ができて、赤ちゃんも安心ですね。
長い時間続けて使わないように注意しよう
長時間の利用がよくない原因は、ハイローチェアの形状にあります。ハイローチェアでは、赤ちゃんは体を自由に動かすことができません。また、熱がこもりやすく、あせもや蒸れ、かぶれの原因にもなりやすいです。
ハイローチェアの使用時間は、メーカーや機種によって差異はありますが、1日のうちだいたい3〜4時間とされています。ベビーベッドとして一晩中寝かせておくのも、避けた方がよさそうです。あくまでも寝かしつけのアイテムとしての活用にとどめておきましょう。
赤ちゃんが揺れながら楽しめるバウンサー
バウンサーがどのような商品なのか知ろう
使う回数が少なかったり、お出かけすることが多かったりするならば、折りたためるタイプのものがおすすめです。色々な形状に変えられるものもありますよ。また自宅で洗濯できるものを選んでおくと後のお手入れが楽です。
赤ちゃんにつきっきりになるのが難しいなら、おもちゃ付属のタイプや、電動で揺れるタイプなどもあります。どのようなシーンで使用するのか、使用する場所はどこなのかなど、ママと赤ちゃんの生活スタイルを想像しながら選びましょう。
赤ちゃんが安心してご機嫌になるメリットが
それは、妊娠していた頃のママの動きに関係しているという人もいます。ママが歩いているときの揺れ方に似ているのかもしれません。一定の決まったリズムで、単調に揺れるところがよく似ていますよね。
バウンサーのスイングが、ママの胎内にいた頃を思い出させてくれるのですね。気持ちのよい揺れを感じることで、赤ちゃんもご機嫌になります。
できるだけ赤ちゃんと一緒にいたいと思っていても、どうしても、ちょっとだけ離れなければならないこともあります。そんなときも、バウンサーが揺れていると、赤ちゃんはご機嫌で待っていてくれますよ。
バウンサーを使うときに気をつけたいこと
そして、必ず安全ベルトを締めるようにしましょう。赤ちゃんは、成長するにつれて動きが激しくなり、バウンサーの上で寝返りをしようとしたり、動き回ろうとしたりします。ママが目を離した隙に、赤ちゃんが床に落ちてしまうというようなことがないように、安全ベルトの締め忘れには十分気をつけましょう。
また、赤ちゃんがバウンサーに乗るのを嫌がるようなら、無理強いはしない方がよいでしょう。嫌なイメージが定着してしまうと、赤ちゃんはバウンサー自体を嫌いになってしまいます。こういうときには一旦引き下がることも必要です。
ハイローチェアとバウンサーの選ぶポイント
赤ちゃんをあやす目的のときはバウンサー
バウンサーは、赤ちゃんをあやす目的で使いたいとき向けです。トイレや料理、お風呂のときなど、ちょっとした時間に赤ちゃんを待機させておきたいときや、お出かけや旅行にも持ち運んで、ぐずった赤ちゃんをあやしたいときなどに活躍します。
バウンサーに座らせるだけで、泣きやんだり、安心しておとなしくなったりという赤ちゃんは多いようです。今だけは静かにしていて欲しいというときには助かりますよね。バウンサーに座らせていてもなにが起こるか分かりませんから、できるだけ目の届く範囲においておくようにしましょう。