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新生児の服や靴下のサイズは?選び方の注意点とサイズアウト後の活用

新生児の服や靴下のサイズは?選び方の注意点とサイズアウト後の活用

待ち遠しい赤ちゃんの誕生に合わせて服の準備をするのは楽しいもの。でも、赤ちゃん肌着ってどんなサイズを選べばよいのでしょう?また、一般的に赤ちゃんは成長が早く、どんどん新しいサイズの服が必要になりますが、サイズアウトした服を、ほかのママたちはどうやって活用しているのでしょうか?

目次

新生児の肌着や服サイズ目安は50~60

【50サイズ】0カ月~1カ月

赤ちゃんの誕生までに、ベビー服はどんなサイズを準備すればよいのでしょう。

肌着は、赤ちゃんが生まれてすぐ、入院中から必要になりますから、早めにそろえておきましょう。赤ちゃんの肌着を選ぶ前に知っておいてほしいのは、肌着に書かれた「50」「60」といったサイズ表記は赤ちゃんの身長に対応した表示だということです。多くの赤ちゃんが生まれて最初に着る肌着のサイズは50~60です。このサイズは、市販のベビー肌着で一番小さいサイズです。

赤ちゃんは体温の調節機能が未熟なので、ママが気温に合わせて衣服を調整してください。このサイズの肌着には短肌着や、長肌着がありますが、洗い替えがたくさん必要になるので、複数枚用意しておきましょう。

【60サイズ】1カ月~3カ月

では、50サイズの肌着はいつごろまで着ることができるのでしょうか。

出生時は3kg前後の体重で誕生することが多いですが、生後3カ月のころには6kg前後まで成長する赤ちゃんもいます。短い肌着ではお腹や足が出てしまって、冷えてしまうこともあるので、気をつけましょう。1カ月健診のときに、もうすでに50サイズの肌着が小さくなってしまっていて、困った…などということもあるようです。

赤ちゃんが生後3カ月になるころまではなかなか睡眠のリズムも、授乳のリズムも安定せず、ママもお買い物に出かけにくい時期です。あっという間に赤ちゃんが大きくなって、ぴったりサイズの肌着が足りない…などということにならないためにも、60サイズの肌着も早めに用意しておくと安心ですね。

新生児期は綿素材の着替えやすい服を選ぼう

赤ちゃんの肌に直接触れる肌着は汗をよく吸い、通気性もよい綿素材のものを選びましょう。新品のままにしておくのではなく、一度洗濯をしておくとさらに柔らかくなり、着心地のよい状態になります。

新生児期の赤ちゃん肌着には短肌着や長肌着といった種類がありますが、これらは裾が開いたままになっています。スナップなどで留められていないので、おむつ替えが頻繁な新生児期には重宝しますが、赤ちゃんの足がよく動く時期になるとはだけてしまって不向きだといえます。

また、この時期の赤ちゃんはまだ首がすわっておらず、体にも力が入りにくい状態です。ねんねのままでも負担なくお着替えができるように、紐を結ぶだけで着脱できる短肌着・長肌着が最適だといえるでしょう。

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海外の赤ちゃん服はサイズの表記に注意

アメリカではMやTで表記される

おしゃれに敏感なママは海外のベビー服を着せたいと思うかもしれませんが、海外では日本と違うサイズ表記になっていることをご存知でしょうか?

アメリカでは0歳の赤ちゃん服のサイズ表記には「m」という表示を使用します。「m」は、メートルの「m」ではなく、「month」=「月(月齢)」の「m」です。例えば、日本の赤ちゃん服の「80」といえば、生後1歳から1歳半、身長80cmのころにふさわしいサイズですが、アメリカでは同じサイズを「18m」と表示します。また、1歳以上の幼児服には、「2T(2歳の月齢で体重11~15kg、身長83~91cm。日本のサイズでは90となる)」というように表記されます。

海外と日本のサイズ表記の違いには注意しましょう。

ヨーロッパは日本と同じcm表記が多い

また、イギリスでは別のサイズ表記方法が採用されています。

イギリスのベビー服は、日本と同じように身長のcm表示がサイズとして用いられています。ただし、日本よりもっと細かいサイズ表示があるのが特徴です。例えば、日本にはない「58」「62」といったサイズがあります。これは身長に厳密に合わせたサイズになっているので、届いたときにはもう少し大きくなってしまって…ということにもなりかねません。

また、海外のベビー服には日本にはないデザインやカラーのものもあるのが魅力ですが、まだまだ日本製のものに比べると、年々改良されてはいるものの、素材に不安があるものもあります。

赤ちゃんのために、デザインだけでなく、素材も考えて選んでくださいね。

韓国は独自の年齢基準サイズ

では、お隣の韓国ではどうでしょうか?可愛くて安めの韓国子ども服は人気がありますが、こちらも日本とは違う独自の年齢基準サイズで表記されているのです。

韓国のベビー服は、「3/XS」「5/S」といったサイズ表記がされています。これは日本のサイズでいうと「80~90」「90~100」といったサイズに対応しています。日本のサイズとの置き換え表を表示して販売しているセレクトショップサイトもありますが、日本のサイズイメージで選んでも、なんとなく小さめに感じることがあります。もともと韓国の子ども服にはタイトなデザインのものも多いようですね。

韓国の子ども服を選ぶ際には、サイズ感や、サイズ表記についての記載をしっかり読み込んでから購入されることをおすすめします。

新生児の靴下のサイズと履くときの注意点

新生児の靴下のサイズの目安

赤ちゃん用靴下の一番小さいサイズは7~9cmです。もし、新生児用の靴下を用意するとしたら、そのサイズを用意することになりますね。しかし新生児期の赤ちゃんは一日のほとんどの時間をお布団で寝てすごすので、あまり履かないうちにサイズアウトしてしまうかもしれません。本当に小さくて可愛らしいサイズですので、すぐに履けなくなってしまっても「こんな小さいころもあったんだなあ」という思い出になるでしょう。

新生児用の次のサイズは8~11cmで生後3カ月ごろまでのサイズになります。そのころになるとお散歩やお出かけで外に出ることも多くなるので、保温や足先の保護のためにも靴下を用意するとよいでしょう。気温が低いときには靴下があった方が安心ですね。

靴下でも肌触りのよい素材を選ぼう

赤ちゃんは体温調節の機能が未熟なので、たくさん汗をかくことで体温の調節をしています。手足も湿っていることが多いですよね。ですから、大人が冬に履くような、保温効果の高い、温かい素材でできた靴下は赤ちゃんには不向きです。しっかり汗を発散できるよう、通気性・吸水性がよいものを選びましょう。

また、履き心地、機能性も重視したいものです。赤ちゃんの靴下に、ずり落ちないよう履き口のゴムがきついものを選ぶと足が締めつけられ、赤ちゃんは不機嫌になってしまいます。同じく、履き口にレースがあしらわれているものや、刺繍があるものも長時間履いているとかゆみの原因になってしまいます。

赤ちゃんが快適に過ごせるよう、肌触り、素材、機能を考えて選びましょう。

室内で赤ちゃんに靴下は不要

室内で過ごす赤ちゃんには靴下を履かせない方がよいのでは?という意見もあります。

お布団で寝ている赤ちゃんに靴下をはかせると、汗を発散することができず、体温が上がりすぎてしまいます。その結果脱水を引き起こしてしまう可能性もあるので、お布団で寝ている赤ちゃんには靴下を履かせないようにしましょう。

また、つかまり立ちやよちよち歩きを始めたころの赤ちゃんは転びやすいため、靴下を履いていることで滑りやすくなってしまう危険性もあります。

室内で靴下を履かせるかどうかは室温や赤ちゃんの様子で判断しましょう。赤ちゃんの足を触って冷たく感じるだけではなく、紫色に変色しているようなときには冷えすぎているので、室内でも靴下を履かせて保温してくださいね。
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