就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

早生まれ兄弟の魅力とは?年の差による育児のメリットデメリット

早生まれ兄弟の魅力とは?年の差による育児のメリットデメリット

1月から3月に生まれた「早生まれ」の子どもは周りの子どもに比べて損って本当?2人目や3人目の子どもを産むなら、どれくらいの年齢差がいいの?今回は、子どもが早生まれで心配な人や、家族計画の立て方に悩んでいる人の疑問に、体験談を交えてお答えします。

早生まれが次の兄弟の年齢差を気にする理由

同学年と比べ体も小さく大変そう

早生まれの子どもは、同学年の子どもたちの中では、比較的遅く生まれた子どもということになるため、ほかの子どもに比べると体が小さい傾向にあります。友人ママは3月生まれの子どもがいますが、同じクラスの子どもたちに比べると体が小さく、階段の上り下りなどが大変そうだということでした。

しかし、体が小さいことでいじめられることはなく、むしろ「みんなの妹」のようにかわいがってもらっているそうです。また、園の先生も早生まれの子どもは、ほかの子どもに比べて体が小さいことを分かっているので、きちんと配慮してくれるようです。

また、年齢が低いうちは体格差が大きいものの、成長につれて差が縮まってくるので、体が小さいことをあまり心配する必要はありません。

人と話すとき学年の訂正が面倒

早生まれの子どもは体が小さくて幼く見えるほか、同学年の子どもたちより歳をとるのが遅いことから、実際の学年より一つ下に見られてしまいます。一つ下の学年の子どもを持つママが「同学年」という前提で話しはじめ、訂正した後で気まずい思いをしたという話もあり、学年の訂正が面倒だと感じることも多いようです。

また、成人した早生まれの人の中には「一つ下の学年の人にタメ口で話されてムッとした」「学年を訂正したらがっかりされて申し訳ない気分になった」という経験を持つ人もいます。

そのため、早生まれの子どもを持つママや早生まれの人は、自分の年齢を話すときに「3月生まれ」「早生まれ」など、早生まれであることが分かるように話す人が多いようです。

できることが少なくてかわいそう

ほかの子どもよりも発達がゆっくりな早生まれの子どもは、同学年の子どもたちに比べて運動が苦手だったり、ハサミやおはしの使い方が下手だったりするため、コンプレックスを感じやすいようです。

また、成長して発達の差を感じなくなっても、「同学年の友人がお酒を飲んでいるのに、自分だけ飲めない」「同じクラスの友人が免許を取ったのに、自分だけ取れない」など、疎外感を覚えることがあります。

早生まれであることが原因で不満やコンプレックスが積もると、自己評価が下がってしまうことがあります。特に、年齢の近い弟や妹がいる場合は自信を喪失しやすいので、兄弟同士を比較しない、自分なりのペースでよいと伝えるなどの工夫が必要です。

気になる年の差別のメリットとデメリット

年子の子どものメリットとデメリット

子ども同士が1歳差や学年が一つ違いになる「年子」のメリットは、何といっても育児期間が短くて済むことです。例えば、25歳から産んだ2人の子どもたちが20歳で独立した場合、年子だと46歳で育児が終了しますが、子どもが5歳差だと育児が終わるのは50歳ということになり、「第2の人生」のプランに差が出てしまいます。

また、子どもたちの年齢が近いと、遊びの内容や興味の対象が似るので、兄弟姉妹で仲よく遊ぶことができます。

ただし、年齢が近いと体格も近くなるため、服の「おさがり」が難しいほか、中学、高校の入学が立て続けになるため、経済的な負担が続く、小さいうちは夜泣きが重なるなど、世話が大変というデメリットがあります。

2歳差3歳差にもあるメリットとデメリット

子ども同士の年齢差が2歳差や3歳差だと、1人目の子どもがある程度育ってから2人目の赤ちゃんを迎えることができるため、落ち着いて赤ちゃんのお世話をすることができます。年子に比べると服のおさがりもしやすく、経済的に楽になることが多いようです。

ただし、学年が3年差になる場合は、卒業や入学のタイミングが重なってしまうため、式の日程が重なってしまう、新しい制服や学用品を同時に購入しなくてはならない、高校受験と大学受験が重なって空気が重くなるなどのデメリットがあるため注意が必要です。

また、イヤイヤ期とお世話が大変な赤ちゃんの時期が重なる、1人目の子どもが赤ちゃんに嫉妬するなど、育児の負担が大きくなることもあります。

スバリおすすめ!四歳差兄弟のメリットとは

子ども同士の年齢差が4歳だと、1人目の子どもが保育園や幼稚園に行っている間に赤ちゃんのお世話ができるため、それぞれの子ども向き合う精神的余裕を持つことができます。また、進学のタイミングが重ならないため、経済的に余裕ができるほか、1人目の子どもが2人目の子どものお世話を助けてくれることもあります。

年子、2歳差、3歳差にはそれぞれメリットとデメリットがあり、どの年齢差が正解ということはありませんが、子どもの年齢が4歳違いの子どもを持つママは、メリットが多いと感じていることが多いようです。

育児期間が長くなってしまいますが、子ども同士の年齢差にこだわりがないのであれば、4歳差で家族計画を立ててみるのもよいかもしれません。
28 件

関連記事


  • テニ-とテーオ