3歳の娘がパパっ子になった?パパっ子になる理由やメリットを大公開
3歳くらいになると女の子は、ママにおませなことをいって困らせたり、パパにべったりのパパっ子になったりすることがあります。ママは娘がパパになつくのが嬉しい反面、毎日世話をしているのは自分なのに…と寂しくなることも。3歳の娘がパパっ子になる理由やメリット、パパっ子にするための秘訣をご紹介します。
パパっ子になりやすい原因とは?
ママがしっかりと娘に愛情を注いでいる
子どもはママの愛情をたっぷり受けて安心すると、だんだんと外の世界に出ても大丈夫だと思えるようになります。女の子は言葉や心の成長が早い傾向があるので、幼いうちから、自分を愛してくれているかどうかを敏感に感じやすいです。
ママが娘にしっかり愛情を注いでいると娘は愛されていることを十分に感じ、外の世界に出られるようになります。子どもにとって初めて出会う「外の世界」はパパです。
娘がパパを信頼してパパっ子になるのは、ママが愛情を持って育てた証拠といえますね。
パパが娘に対して甘いから
しかしパパは、夜帰ってきて数時間子どもと触れ合うパターンが多いため、子どもの無邪気な面しかわからないかもしれません。すると、子どもに対するママを見て厳しすぎると感じたパパは、子どもを甘やかしてしまいがちになります。
また、男性は女性よりもことなかれ主義の傾向があるそうです。ママが子どもを叱っているとパパは「そんなに怒らなくてもいいじゃないか」と穏便にすまそうとすることもありますよね。
特にパパは娘に甘く、恋人のように大事にして尽くすこともあります。そこまでやさしくしてくれるパパに、娘がなつくのは当然なのかもしれません。
ママのことをライバル視している可能性も
ママは今までべったりだった娘にきつく当たられるので、ショックを受けるかもしれません。ふだんはママが好きな娘でも、パパが帰ってきたとたんにママを邪魔者扱いして、パパを独占しようとする娘もいます。ママにパパを取られないように抵抗しているのですね。
しかしこの状態は両親からの自立に至る一段階で、ずっとは続きません。程度の差はありますが、娘は思春期になるとパパと距離を置き、友だちと関係を築いていくようになるのです。
ママは寂しい?パパっ子のメリット三つ
パパの子どもへの愛情がさらに増す
それは関わることが少ないパパも同じです。パパはわが子、特に娘は目の中に入れても痛くないほどかわいいものですが、肝心の娘から警戒されていると愛情を表現しにくいですよね。
娘を抱きしめたくても、「ギャーッ!」と不審者に襲われたように泣かれては、モチベーションも下がるでしょう。しかし娘がパパっ子で自分のことを慕ってくれれば、パパは嬉しくて思う存分娘に愛情を注げるのです。
近年、幼い頃の父親とのスキンシップが多かった娘ほど、自己肯定感が高い傾向があるという研究結果も出ているそうですよ。
ママは自分の時間を持つことができる
外出できないだけでなく、ママが娘の近くにいるのに、娘がパパといっときも遊べないこともあるのです。そうなるとママは、パパが家にいても子どもの相手をし続けなければならず、ほとんど楽にならないことがあります。
しかし娘がパパっ子になれば、ママはゆっくり家事をしたり安心して自分の時間を持ったりすることができます。娘が離れていくと、ママは寂しい気持ちになりますが、娘とママの絆が結ばれ、夫婦が円満だからパパっ子になったのです。久しぶりの1人時間を楽しめるとよいですね。
イヤイヤ期の育児もスムーズになる
ですからパパは、子どものやりたいことにたくさん付き合えるのです。男性は細かいことを気にしないことが多く、ママが注意する子どものお行儀なども、パパは笑って済ませることもありますよね。
子どもは頻繁に注意されるママよりも、やさしくてあまり注意されないパパに叱られた方が聞く耳を持ちやすいです。夫婦が連携し、ママが注意してほしいことをパパに伝え、パパから子どもに注意してもらう形を取ると、子どものイヤイヤにスムーズに対応できることが多いですよ。