オールインワンコスメをママの味方に!特徴や活用するための注意点
「オールインワン」という言葉はよく聞くけれど、実際にはどういうものかわからない、というママのためにオールインワンの特徴やメリットデメリットについて調べてみました。オールインワンを上手に使えば、毎日のスキンケアが快適&時短になるので、忙しいママの味方になってくれますよ!
オールインワンってなんだろう?
洗顔後のスキンケアが1本に詰まったジェル
オールインワンコスメはこの言葉のとおりに、、化粧水や美容液、乳液、クリーム、化粧下地といった、日頃、洗顔後のスキンケアに欠かせない、さまざまな機能が1本に詰め込まれているジェルのことです。
普通のスキンケアなら、洗顔後に化粧水で肌を潤し、美容液などで肌に美容成分を与えて、さらに乳液やクリームなどで肌を保護するといった手順が必要です。使うアイテムによっては、この手順がさらに増えます。
しかし、オールインワンジェルならば1度にまとめて必要なケアができるので、洗顔後のスキンケアがグッと手軽になります。
「オールインワン」ジェルとゲルの違い
ジェルとゲルはどちらも同じ意味で使われていて、大きな違いはありません。「つまり、オールインワンジェルとオールインワンゲルは、英語読みか、ドイツ語読みかの違いだけ?」と思うママもいるかもしれませんが、実は「ゲル」と「ジェル」には化粧品としての明確な定義がないのです。
とはいえ、化粧品業界では、水分の含有量によって使い分けがされており、水分量の少ないものは「ゲル」、より水分量が多くてさらっとしたテクスチャーのものが「ジェル」とされているようです。
自分にあったオールインワンを選ぼう
また、今の肌悩みの改善に効果的とされる美容成分の配合の有無も確認しましょう。ビタミンCやコラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタなど、含まれる美容成分はメーカーによっても違います。
オールインワンは毎日使い続けるものなので、家計を預かる主婦としては手ごろな値段であるかも気になるところですね。配合されている美容成分と価格帯とのバランスもしっかりチェックしましょう。
同様に、無理せず使い続けるためには香りもポイントです。お気に入りの香りのジェルなら、スキンケアタイムが楽しくなりますね。
オールインワンのメリットデメリットとは?
時短や節約、肌への負担軽減が望める
先ほども説明したように、オールインワンは1本でさまざまなスキンケアの役目を果たすため、スキンケアにかかる時間を大幅に短縮できます。さらに、化粧水や乳液などを買い揃える必要がなくなるので、節約にも貢献します。
また、スキンケアのステップがシンプルになることで、肌にかかる負担も少なくなります。化粧水などを塗り込む行為は、実は肌に摩擦が起きて肌には大きな負担になっていることがあります。
オールインワンなら、ワンステップで完了するため肌にも優しいというわけなのです。
物足りなさや使い分けの難しさを感じる人も
たとえば、「今日は肌が乾燥気味だから潤いを補給したい」「今日は紫外線を浴びたから美白ケアをしたい」というように、肌の調子や季節によっての使い分けが難しい部分があります。そのため、オールインワンだけを使うことに物足りなさを感じてしまうのです。
また、1本に多様な美容成分が凝縮されているので、中には自分の肌にはあわない成分が入っている可能性もあります。そのため、使っていて「肌にあわない」と感じても、どの成分が原因であるのかがわかりにくいということが出てきてしまいます。
こだわりママにはワンランク上の選び方を
軽い付け心地が好みなら、ゆるめで伸びがよいジェル、しっとり&もっちりした付け心地が好みであれば硬めのジェルがおすすめです。コスメの口コミサイトなどを参考に選んでみてください。
タイプの違うオールインワンジェルを朝用と晩用で使い分けるという方法もあります。朝用のオールインワンジェルにはUVカットの役割や化粧下地の役目もプラスされているので、メイクが崩れにくくなりますよ。
夜は、就寝中に集中して肌悩みや乾燥のケアができるタイプのものを選ぶと、より効果的なスキンケアができるでしょう。
オールインワンを使用するときの注意点
肌に異常がある場合はすぐに使用をやめよう
配合されている成分によるアレルギー反応の可能性があるので、強いかゆみが出たり、肌がヒリヒリしたりといった症状が出た場合には、皮膚科で診察を受けましょう。
「これまでほかの化粧品でも肌トラブルが起きたことはないから平気」という人でも肌質は年々変化します。過信することなく違和感を少しでも覚えたら使用は中止してください。
なお、もともと敏感肌の人は、「低刺激処方」や「敏感肌用」のオールインワンを選ぶと肌トラブルが起こりにくいでしょう。