子どものキャッシュカードを作るには?カードの作り方や注意点を紹介
子どもにキャッシュカードを作っておこうかと考えているママもいるかもしれません。そこで今回は、キャッシュカードについての知識と子どものキャッシュカードを作る方法、子どものキャッシュカードを作る際の注意点などについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャッシュカードについて知識をつけよう
クレジットカードとの違いって?
まずキャッシュカードですが、銀行のATMで使うのが主な用途として挙げられます。キャッシュカードを使って口座からお金を下ろしたり、ほかの口座や銀行に振り込みをしたりするときに使います。口座に入金するときにも使いますよね。
反対にクレジットカードは引き落とし口座を登録することで、お店やレストランなどで現金の代わりに支払いに使うことができます。ただ店によってはクレジットカードが使えないこともあるので要注意です。クレジットカードでは直接銀行のATMで入金や振り込みなどのお金の操作をすることはできません。
キャッシュカードでできることとは
普段銀行のATMで入金やお金の引き出し、振り込みといった機能しか使わないというママもいるかもしれませんが、最初のメニュー画面をよく見てみると意外なことに気がつくかもしれません。
銀行のATMでは、以下の機能を持っているものもあります。
・定期預金の作成や解約の予約
・外貨預金の作成や解約の予約
・投資信託の追加購入
・カードローン
・1日当たりの引き出し限度額の引き下げ
ATMであれば営業時間外にも利用できるので、銀行の窓口が開いている時間に間に合わなかった場合は、ATMを活用してみるのもよいですね。
子ども名義のキャッシュカードは作れるの?
銀行口座は基本的に赤ちゃんでも作ることができます。つまり赤ちゃんでも本人名義のキャッシュカードを作ることができるのです。
14歳以下の子どもが銀行口座を開くときは、子どもの代理人として親が手続きのすべてを行う必要があるので注意しましょう。子どもの将来に備えて、子どもが幼いうちから子ども名義の口座を開く親もいるようですよ。
子どもの口座を作ったら、キャッシュカードも作っておくと便利ですね。
子どものキャッシュカードを作る方法
「窓口」でカードを作成してもらう場合
未成年の子どもの場合は、親が代理人として手続きをすることになるので、子どもとママそれぞれが身分証明書を用意しておくと安心です。さらに口座開設時に使った印鑑を忘れずに持参しましょう。
銀行の窓口でキャッシュカードを作りたい旨を伝えると申込用紙をもらえるので、後はそこにママが代理人として必要事項を記入し、必要箇所に印鑑を押して提出すれば完了です。
記入内容に悩んだら、銀行の人に相談して間違いがないようにしたいですね。提出後は自宅にカードが届くのを待つだけですよ。
「ネット申し込み」からのカードの作り方
ネット銀行で子どものキャッシュカードを作る場合は、まず子どものアカウントからキャッシュカードの申し込みをし、本人確認の書類の写真もしくはスキャンしたものをサイト上で送ります。
そうすると、数日後にネット銀行から申込み書類が送られてくるので、そこに必要事項を記入して送り返すと、キャッシュカードが送られてきます。
窓口で作るよりも書類が行ったり来たりする回数が多いので、時間がかかるかもしれませんが、きちんと手続きをしたいですね。
ちなみに基本的にネット銀行では通帳の発行はないので留意しましょう。
「テレビ窓口」での作成方法とは
テレビ窓口で子どものキャッシュカードを作ることもできます。ブース型なので、周りの人の視線を気にする必要もありません。また、その場でキャッシュカードを作るための書類を印刷し、オペレーターの指示に従って記入することができるので、疑問点があればその場で相談することができます。
今現在、テレビ窓口は一部大手銀行のみで展開しているようなので、確認してみてくださいね。
子どものキャッシュカードを作る際の注意点
暗証番号は推測されやすい番号にしない
誕生日以外にも、自宅の番地や電話番号などの数字も推測されやすいので気をつけたいですね。口座残高が少ないからといって安心することはできません。キャッシュカードを使ってキャッシングによる借金をされてしまう例もあります。
また、デビットカードの機能がついているものだと、買い物にも利用できてしまうので、知らぬ間に高額商品を購入されていたという被害ケースも報告されています。
暗証番号が推測しにくいものであれば、落としても少し安心ですよ。