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2歳児の食べ方のしつけとは?ポイントを覚えて楽しく食事しよう

2歳児の食べ方のしつけとは?ポイントを覚えて楽しく食事しよう

子どもの食べムラや遊び食べなど、食事に関する悩みを持つママは多いですよね。特に2歳児は好奇心旺盛で落ち着いて食事ができないことが多いです。そこで今回は、2歳児に正しい食べ方を楽しく伝えるポイントをまとめてみました。家族で楽しみながら食事ができるように、ぜひ参考にしてくださいね。

2歳児の食べ方の悩みと対処法の紹介

食べないときは量を減らしてみよう

「子どもがごはんをしっかり食べてくれない」「子どもが食事自体を嫌がる」などの悩みは、離乳食を卒業して幼児食にも慣れたころである2歳の子を持つママの共通のお悩みといえるようです。

子どもの食べる量が少ないと栄養が足りているのか、好き嫌いが増えてしまわないか、といった心配もあるでしょう。そこで、まずは子どもが完食しやすくするため、食事の量を少し減らしてみましょう。

すべて食べ終えることができたら、ママはたくさん褒めてください。子どもは達成感を感じて、それが自信となって食べる意欲が湧いてきます。

幼児期は食欲にムラがあるため、無理してたくさん食べさせるよりも、少量でも完食をする経験を増やすことが大切なのです。

遊び食べするときは集中できる環境作りを

2歳児の集中力は時間にして10分程度なので、集中して食事をするということは2歳児にはもともと難しいことであるといえます。そのため、遊び食べをする姿は2歳児のほとんどに見られます。

このように食事に集中できず遊び食べをする場合は、一度食事中の環境を見直してみましょう。テレビがついていたり、おもちゃが目に入るところにあったりしませんか?

2歳児は好奇心が旺盛な時期でもあるため、テレビやおもちゃなど視覚や聴覚が刺激されるものが近くにあると、余計に気が散ってしまうので食事に集中できる時間はさらに短くなってしまうのです。

食事のときはテレビを消して、おもちゃなどはきちんと片付け、食事に集中できる環境を整えることがポイントです。

座って食べないときは気持ちの切り替えを

子どもが食事の途中に席を外して遊び始め、また戻ってきて食べて、再び遊びに行って…というように、食事中にウロウロと立ち歩いてしまうことは、食事のマナーとして好ましくありませんね。

まず、食事の前に子どもへ「ごはんのときは立って歩かないで、きちんと座って食べようね」と声掛けしましょう。それでも座って食べないときは食事を下げてしまうなどして、子どもに身を持って食事の大切さを教えましょう。

また、「食事」と「遊び」の気持ちを切り替えるための決まり事を作るのもよいですね。たとえば、食事の前は子どもに自分でテーブルマットを敷くように促して「マットを敷いたらごはんの時間」と約束すると「食事」と「遊び」にメリハリがつきやすくなるでしょう。

食べ方についてのしつけのポイントは?

厳しさより楽しく食事することを意識しよう

食事のしつけは子どもの将来を考えると必要なことですが、ママやパパが神経質になって子どもを泣かせるほど厳しく注意するということがないように気をつけたいですね。

「食事の時間になるとママやパパがいつも怒っている…」という状況では、子どもも食事を楽しめないどころか、食事の時間が嫌なものになってしまいます。

2歳くらいではまだ、厳しさよりも楽しく食事をすることを意識して、食事の時間が楽しいものになるよう心がけたいですね。

食事のしつけをする際は、子どもにわかる言葉を使って「どうしてそうしなければならないか」の理由をやさしく説明しましょう。食事の時間が楽しいものになれば、食べる意欲も湧きやすくなります。

食事マナーは家族がお手本になろう

子どもに食事のマナーを伝えるときは、ママやパパがお手本となって行動で示すとよいでしょう。たとえば、食事の前には「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」などの基本的なあいさつを親が率先して行うことで、子どももそれを見てマネをするようになります。

ほかにも、食べるときの姿勢や基本的な作法など、子どもに身につけてほしい食事のマナーは、言葉で伝えるよりも実際に行動で見せる方が2歳児にはわかりやすいでしょう。

このように、子どもは親の行動をよく観察して覚えるので、「新聞を読みながら食事をする」「くちゃくちゃと咀嚼音を立てる」などマネされたくないマナー違反な振る舞いはしないように気をつけたいですね。

家族のスタイルに合うルールを決めよう

「食事の前後にはしっかりとあいさつをする」「スプーンやフォークで遊ばない」「好き嫌いをせず残さず食べる」など食事のマナーはさまざまあります。

これらの中から、まずは各家庭で子どもに最低限伝えたい食事のマナーや守ってほしいルールというのを決めておきたいですね。

「ママはダメって言っていたのに、パパはよいって言った」など、家族の中で注意する点が違うと、子どもが混乱してしまいます。なにがよくて、なにがいけないことなのか、子どもにはっきりと伝えられるように、家族のスタイルに合うルールを夫婦で話し合って決めましょう。

決めたルールは子どもだけでなく、お手本となるようにママやパパもきちんと守るようにしましょう。

食事を楽しい時間にするために試してみよう

料理や食事のときのお手伝いをしてもらおう

2歳頃になると、ママやパパのマネをしたがる子どもも多いですね。そこで、料理や食事のときに子どもにもお手伝いをしてもらいましょう。

野菜を洗ったりテーブルを拭いたり、お皿やお箸を並べたり、2歳児でもできることはいろいろあります。食事のお手伝いをすることで、子どもも「これからごはんの時間」ということが認識できます。

また、自分でお手伝いをした料理は、よりおいしく感じて食欲も増し、苦手な食べ物にも挑戦してみようという意欲が湧くきっかけにもなるはずです。

お手伝いしてもらったら、「とっても助かるよ!ありがとう」と笑顔で感謝の気持ちを子どもに伝えましょう。家族の役に立った喜びを感じることは、人の役に立つことを喜べる心を育みます。
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