就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

ひとりっ子はぬいぐるみ遊びが上手?得意な遊びや大人の関わり方

ひとりっ子はぬいぐるみ遊びが上手?得意な遊びや大人の関わり方

子どもがぬいぐるみや人形を抱っこしたり遊んだりしている姿は、見ているだけでもかわいいものですね。兄弟姉妹がいる、いないに関わらずぬいぐるみなどで遊ぶことはありますが、ひとりっ子だと友だちと遊べなくなるのではと心配になるママもいるでしょう。そこで、ひとりっ子の遊び方やママの関わり方などをご紹介します。

ひとりっ子の子どもの性格や特徴とは

マイペースで自分なりのルールを持っている

ひとりっ子は、パパとママの愛情を独り占めできるため、人と争うことなく、何でも自分のペースで進められる環境にあるのも特徴でしょう。

兄弟姉妹がいれば、おもちゃやテレビのチャンネルの取り合いの中で相手に譲ったり、合わせたりすることを覚えていきます。しかし、ひとりっ子のように小さいころから大人に囲まれた環境にいると、合わせてもらうことに慣れます。そこで自分のペースで過ごす下地が作られるのでしょう。

ひとりっ子のイメージには「わがまま」「マイペース」「協調性がない」というものがありますが、裏を返せば「自分の意思を通す強さ」があるともいえます。自分なりのルールを作って周りに左右されない行動ができるということですから、成長してから強みになることも多いでしょう。

争いごとや競争を好まないタイプが多い

ひとりっ子は、争いごとや競争を好まないといいますが、これは育った環境によるところが大きくなります。それは兄弟姉妹がいないため、小さいころから物を取り合ったり、口喧嘩をしたりする経験が少ないからです。

パパやママ、祖父母は大人なので笑って許してくれる範囲が広いですし、おもちゃも自分だけのもの、食べたいものも自分が優先してもらえることが多いですね。その環境にいると争いも競争もいらない生活となるでしょう。

小さいときからその環境にいれば、人と競争したり、喧嘩をしたりするのが苦手になっても当然のことですね。争いごとを好まない穏やかな性格は利点である反面、成長してから競争社会の中に入ったときに大丈夫なのかとパパやママは心配になることがあるかもしれませんね。

大人や年上の人とうまくつき合える

ひとりっ子は、生まれたときからパパやママ、祖父母などの大人に囲まれているのが普通ですね。そのため、大人とコミュニケーションをとるのが上手になる傾向にあるようです。

子どもと遊ばせるのが目的で公園に連れ出しても、子ども同士ではなくお友だちのママと仲良しになっているということも多いでしょう。大人とどのように接すればよいのかを教えられなくても知っているので、同年代の子と話すより大人の中に入っていくことが得意になるようですね。そのため、大人になってからも先輩や年長者の人からかわいがられることが多いでしょう。

また、大人への甘え方が上手な子も多く、知らないうちに祖父母からプレゼントをもらっていたということもあるようですよ。

ひとりっ子が得意な遊び方とその心理

身近な遊び相手にしやすいぬいぐるみや人形

ひとりっ子は兄弟姉妹がいないため、遊びの相手はパパやママとなりますね。それ以外ではひとり遊びになりがちです。

しかし、それでは子どももだんだん面白くなくなってきます。そのため、ぬいぐるみや人形を身近な遊び相手にして遊びを広げていくのです。

ぬいぐるみを抱っこしてなでてみたり、ソファや床に並べて遊んだり、箱をベッドにして寝かせたりなど、ぬいぐるみや人形との遊び方も様々です。これは、ひとりっ子だけに共通した遊びではなく小さい子どもなら誰もが通る成長過程ですね。

これらは、見立て遊びやごっこ遊びの分野です。兄弟姉妹や同年代の友だちが身近にいる子どもと比較すると、ひとりっ子は大きくなってもぬいぐるみや人形でひとり遊びを続ける傾向があるようですよ。

ぬいぐるみを兄弟姉妹の感覚で持つことも

ママも小さいころに、ぬいぐるみや人形を何かに設定して遊んだ記憶があるのではないでしょうか。

例えば、ぬいぐるみを妹や弟にしてお世話をしたり、自分がママになって子どものように寝かしつけたりなどです。このような遊びを比較的大きくなってからも続けることが多いのは、兄弟姉妹がいる子どもよりひとりっ子のようですね。

いくつかのぬいぐるみを集めて「この子はお姉ちゃん、この子は弟」というように兄弟姉妹に見立てて遊ぶ姿を目にすることもあるでしょう。そんな姿を見ると「妹や弟がほしいのかしら?」と思うママもいるようです。

ぬいぐるみを兄弟姉妹の感覚で遊び相手にすることで、ひとりで遊ぶ寂しさを紛らわせているのかもしれませんね。

ひとり遊びのバリエーションも豊富

小さい子どもは同じことを何度も繰り返し長く続けることで、それが上手になったり、詳しくなったりしますよね。大人顔負けの知識を披露してくれる子どももいます。

それと同じようにひとりっ子は、兄弟姉妹がいる子よりひとり遊びの時間が長くなります。そのためひとり遊びのプロフェッショナルとなるのです。

ママは「ひとり遊びは寂しくない?」と心配になるでしょう。しかし、ひとり遊びのプロは豊かな想像力で遊びの種類を増やしていきます。

人形を両手に持ってひとりで何役もの役を声まで変えて演じてみたり、お姫様やヒーローなどの役を演じ分けながら楽しんだりと、才能溢れる遊びを見せてくれるでしょう。また、ひとりでお絵描きしたりミニカーを走らせたりすることも苦ではないようですよ。

ひとりっ子育児のポイントを知っておこう

同年代のお友だちと遊ぶ機会を作る

ひとりっ子がひとりで遊ぶことが苦ではなくプロフェッショナルとだといっても、お友だちがいないまま大きくなってしまったらと心配になるものですね。

パパやママと家にいるだけではお友だちはできません。お友だちと遊ぶことの楽しさ、お友だち作りの大切さを知らないまま幼稚園や小学校に行くことは避けたいところですね。

そこで、子どもが同年代のお友だちと遊ぶ機会を作りましょう。まずは、親子で家の外へ出かけることから始めてみます。

同年代の子どもたちが集まる公園や育児サークル、幼児教室などに行ってみてもよいですね。ママと子ども2人だけでずっと過ごしていると、人見知りになっていることもありますから、幼稚園入園などに向けての練習にもなりますよ。
26 件

関連記事



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND