ブライダルコーディネーターを目指すママ!仕事内容と求められる能力
結婚式をプロデュースするブライダルコーディネーターという職業に興味があるママも多いですよね。ママならではの感性や経験を活かせば、ブライダルコーディネーターの仕事に役立つかもしれません。ここではブライダルコーディネーターの仕事内容から目指し方までについてご紹介していきます。
ブライダルコーディネーターの仕事内容
理想の結婚式を実現するためのサポート業務
可愛い雰囲気のなかでお姫様気分で結婚式をあげたい人がいたり、厳かな雰囲気のなか和を基調とした結婚式をあげたい人がいたりなど、人によって理想の結婚式が異なります。できるだけお客様の要望に沿った理想の式を実現するためには、ブライダルコーディネーターが必要となります。
実際に結婚式をあげたことがあるママだと、ブライダルコーディネーターと一緒に事前準備の打ち合わせなどをした経験があるので、業務内容が想像しやすいかもしれませんね。
新郎新婦へのプラン提案から契約と準備まで
お客様との顔合わせから始まり、何度も打ち合わせをして理想の結婚式を実現していきます。挙式だけでも教会式や神前式、人前式などがあるので、新郎新婦の要望にマッチするスタイルを提案します。
もちろん挙式だけでなく、会場予約や衣装合わせ、会場内の装飾や演出など結婚式に関わるすべてを任されます。結婚式当日までに何度も打ち合わせをして、当日はプランどおり式が進んでいるかチェックをする役割があります。
式本番は準備どおりに進行できるよう立会い
まずは新郎新婦や両親に挨拶をします。次に結婚式開始前に会場に入って、不備がないかどうかのチェックを行います。事前の準備どおりに装飾がセッティングされているか、司会者は進行把握ができているか、当日のスタッフへの指示などを確認します。
多くのブライダルコーディネーターは式の最中に会場の脇で進行を確認し、式後には新郎新婦へ挨拶をしたり会場の片づけの指示をしたりします。次のお客様との打ち合わせがある場合もありますので、結婚式当日が一番忙しいかもしれませんね。
ママだから活躍できる!求められる能力とは
社会人経験で備わるマナーや一般常識
前職がブライダル業界とは異なる職種であっても、社会人としてのマナーや一般常識があれば、ママになってからブライダルコーディネーターの仕事をすることも夢ではありませんよ。
またブライダル業界はほかの業界と比べて、マナーや言葉遣いについての厳しいルールがあります。礼儀作法や言葉遣いの点でお客様から注意を受けてしまうと、会場のイメージダウンにつながります。一般常識のあるママならば、安心して任せることができるそうですよ。
幅広い付き合いによるコミュニケーション力
ママは近所付きあいや子どもの保育園、ママ友など年齢や職業に関係なく幅広い層の方たちと関わりを持つ機会が多いですよね。短い時間であっても良好な関係を築くスキルが、知らず知らず備わっているのではないでしょうか。
ブライダル業界のお客様は、幅広い年齢層で要望もお客様ごとに異なります。まったく同じ結婚式になることはありません。それぞれのニーズに合った結婚式をプロデュースする必要があり、ママならではのコミュニケーション能力を活かした働き方ができるでしょう。
家事育児の同時進行で身につけた管理能力
毎日家事や育児をこなすのは大変です。だからこそ、手を抜いてもよいところや効率的な時間の使い方をママは知っていますよね。ブライダルコーディネーターとして働く場合は、この家事と育児の同時進行で身につけた管理能力が活かされるでしょう。
ブライダルコーディネーターには、スケジュール管理と物事の優先順位を決める判断力が必要です。同時にいくつもの案件をこなすことがありますので、家事と育児を同時進行で行っている経験が役立つのかもしれませんね。
ママブライダルコーディネーターの目指し方
ブライダル業界に入ってからスキルアップ
ブライダル業界で働くことが未経験であっても心配はいりません。実際に結婚式場のホールスタッフとして働いていて、そこからブライダルコーディネーターになったママもいますよ。
ホールスタッフとして結婚式に参加することで、結婚式の流れや接客方法について学ぶことができたり、ブライダルコーディネーターの仕事を間近で見ることができたりするので、まずはアルバイトから始めてみることも一つの方法ですよ。