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ホラー好きな子どもの心理とは?親子で楽しめる作品や観光地を紹介

ホラー好きな子どもの心理とは?親子で楽しめる作品や観光地を紹介

妖怪づくしの観光地「水木しげるロード」

鳥取県境港市のJR境港駅から伸びる「水木しげるロード」には、鬼太郎や目玉おやじ、ねこ娘など「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターのブロンズ像が177体も置かれています。道沿いには妖怪をテーマにした施設が点在し、異世界に迷い込んだようです。

たとえば「鬼太郎妖怪倉庫」は妖怪版のお化け屋敷だという声もあり、大人はそれほど怖くないものの子どもでは泣いてしまう子もいるようです。「水木しげる記念館」には水木作品に登場する数々の妖怪が展示された「妖怪洞窟」などがあり、妖怪好きな子にはたまらないかもしれませんね。

水木しげる記念館のそばの「妖怪楽園」では射的などのゲームで遊べたりお茶を飲んで一休みできたりするほか、お土産も買えますよ。

本物の役者がお化け役「東映太秦映画村」

京都市右京区にある「東映太秦映画村」の中にはお化け屋敷があります。セットには東映の映画作りの技術が使われ、お化け役はリアルなマスクやメイクに身を包んだ本物の役者です。

このお化け屋敷は一本の細い道を進むためリタイアできず、途中で自分で襖を開けて進まないといけないところもあります。そのうえお化け役のクオリティが高いのでかなり怖いと評判ですよ。

3歳未満の子どもや妊婦さん、心臓が弱い人や高血圧、低血圧の人は利用できません。それだけ本格的なお化け屋敷だということですね。

3歳以上の未就学児は保護者同伴で入れるので、刺激的なホラーを求める子はパパママと一緒に入ると、恐ろしさでワクワクできるでしょう。所要時間は10~20分です。

幽霊が出たという伝説がある「永国寺」

熊本県人吉市にある「永国寺」は、1408年に実底超真(じっていちょうしん)和尚が開山した曹洞宗の寺です。この寺には実底和尚が描いたと伝えられる有名な幽霊の掛け軸があり、描かれた幽霊は和尚が成仏させたといわれます。

レプリカは常時本堂に掛けられていますが、本物が見られるのは8月の「永国寺ゆうれい祭り」です。また、本堂の中にある廊下を進むと幽霊が出たとされる池もあります。

この寺にある千人塚石搭は、豊臣秀吉の朝鮮出兵のおり敵兵からそぎ落とした鼻や耳1,800個の供養のために建てられ、西南戦争では西郷隆盛によって本営が置かれました。歴史と関わりが深い寺なのですね。

西南戦争で寺は全焼しましたが、掛け軸だけは無傷だったという話もありますよ。

まとめ

生き物への恐怖心は後天的だという研究結果があり、お化けや幽霊が怖いと感じるのは兄弟やパパママの影響の可能性があります。まだほかの人からの影響が少ない小さなころは、ホラーが怖いとは思わないのかもしれませんね。

心理学的には恐怖を乗り越えると満足感が得られるといわれます。好奇心旺盛な子どもは「怖いもの見たさ」の気持ちが強いのでしょう。

ホラー好きの子が楽しめそうなDVDや絵本、観光スポットをご紹介しましたが、子どもの反応を見ながら精神年齢や興味に合ったものをパパママと一緒に楽しみましょう。
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