就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

赤ちゃんが笑う月齢に合わせた遊び方!あやし遊びや体を使った遊び

赤ちゃんが笑う月齢に合わせた遊び方!あやし遊びや体を使った遊び

お座りが上手になる6〜8カ月は体を使って

ゆっくり持ち上げて「たかいたかい」

赤ちゃんのあやし方の中で思い浮かぶのが「たかいたかい」ですよね。特に、パパと赤ちゃんのスキンシップとして注目されています。

ここで注意したい点は「たかいたかい」を始める時期です。首がすわるだけでなく、腰もすわり、赤ちゃんが自分である程度、体のバランスが取れる時期がよいでしょう。おおよその判断としては、ハイハイができるようになってからです。

そして、パパが得意な遊びですが、赤ちゃんを勢いつけて放り投げるのではなく、しっかりと赤ちゃんの脇腹を持ったまま、ゆっくりと上げ下ろししてあげてください。

動きの激しい「たかいたかい」は脳への影響が心配なので、赤ちゃんが「パパの顔を上から見る」体験遊びだと思ってくださるとよいでしょう。

知育効果も抜群「どっちの手に入ってるか」

「どっちの手に入ってるか」は、昔ながらの赤ちゃんとの遊びの定番ですが、最近では知育遊びの一つとして関心が寄せられています。

幼児期以降の子どもや大人とは違い、赤ちゃんは物が見えなくなると、そこにあったことが覚えておけず、「なくなった」と勘違いをします。

何度も同じことを繰り返すことにより、「物はママの手の中にあって、すぐに見せてくれるだろう」と理解できるようになり、実際に物が出てくると「やっぱりあった」と嬉しくなって笑います。

初めて遊んだときは、赤ちゃんは笑わないかもしれません。大切なことは、繰り返し行い、やり方を理解することで、次第に喜び笑うようになることです。やり方を覚えることが知育になります。

パパとママで「ハンモック遊び」

ハンモック遊びとは、赤ちゃんをバスタオルの上に寝かせて、パパとママがその両端をゆっくりと持ち上げて、ゆらゆらと揺らす遊びです。

これまでの赤ちゃんと一対一で行えた遊びとは違い、これはパパとママが一緒に行います。パパとママが遊んでくれていることが、赤ちゃんをより笑顔にさせます。バスタオルだけでなく、座布団やシーツなどでも楽しく遊べます。シーツは、兄弟がいる場合、一緒に乗ることができますよ。

さらに、寝ることが嫌いなお子さんがいる友だちのお宅では、寝る前に「シーツでゆらゆらするよ」というと、グズることなく寝室に来るようになり、ゆらゆらしたら寝るという流れができたそうです。家族みんなで遊べるのでおすすめです。

9〜11カ月は成長も促せる楽しい遊び

ワクワク冒険気分「トンネルハイハイ」

ハイハイができるようになってくると、赤ちゃんが行きたいと思うところに自由に行けるようになり、どんどん好奇心が高まります。

今までは赤ちゃんがやってもらい喜ぶ遊びが中心でしたが、これからは赤ちゃん自身が活発に動いて遊ぶことにより、楽しい気持ちになり笑顔が増えます。

「トンネルハイハイ」はママやパパが足や手でトンネルを作り、赤ちゃんがハイハイして通る遊びです。慣れてきたら、ダンボールなどをつなげてトンネルを作り、赤ちゃんは少し暗い雰囲気の中をハイハイで通ると冒険気分が味わえて楽しいです。

さらに、トンネルの中に、ぬいぐるみやボールなど、赤ちゃんが大好きな物を置くと、見つけたときにとても喜びます。

使い方が分かってくる時期「楽器遊び」

おおよそ10カ月頃から、赤ちゃんは楽器の叩き方を習得し始めるといわれています。赤ちゃんは、自分が叩くことによって音が出るということにとても喜びます。

上手に叩けるようになってきたら、木琴や小さなピアノなどの、叩く場所で音階が変わるものにすると、赤ちゃんは音の変化を楽しむようになります。叩き方を覚える過程が知育に繋がりますよ。

また、この時期の赤ちゃんは真似をすることがとても上手なので、実際にパパやママがお手本になって楽器を叩いてみましょう。赤ちゃんも正しい楽器の扱い方を自然と身につけることができますよ。

はじめはうまく叩けなくても、繰り返すことで、できるようになるので、赤ちゃんと一緒に演奏を楽しんでみてください。

体を使って遊ぶ「待て待て鬼ごっこ」

「待て待て鬼ごっこ」は、実際にパパやママもハイハイをして「◯◯ちゃん待てー!」と赤ちゃんの名前を呼びながら追いかける遊びです。

普段、自分より大きいはずのパパやママが、同じポーズ、同じ目線で遊んでくれることが、赤ちゃんにとっては刺激的に感じ、喜びます。

この時期ハイハイをして腕や足の筋力がついたり、体のバランスが整うことにより、立って歩くようになったり、走ったりするときに転びにくくなります。もしも転んでしまったときも、きちんと手をつくことができるので、大きな怪我をしにくくなります。

いっときしかないハイハイするこの時期を、楽しみながらの遊びを通して、たくさんハイハイをして、体幹を鍛えられるとよいですね。

まとめ

これまで、月齢に合わせた遊びを紹介しましたが、どの時期でも共通することは、「遊び」は赤ちゃんとパパやママを繋ぐ大切なコミュニケーションツールだということです。赤ちゃんと行うことは、大切なスキンシップやコミュニケーションの時間になります。

同じ遊びでも、パパやママが心から楽しみながら行うことで、赤ちゃんはより一層喜び、最高の笑顔を見せてくれます。

赤ちゃんとの「遊び」は、赤ちゃんが喜ぶ上に脳や成長に嬉しい効果もいっぱいなので、ぜひたくさん遊んでくださいね。
36 件

関連記事


  • テニ-とテーオ