気になる赤ちゃんのおちんちん事情!洗い方の注意点や包皮について
むきむき体操で包皮をむく方法とは
むくと決めたら0~1歳のうちに
むきむき体操は「無理にする必要はない」といわれていますが、「むくように」と指導する医師もいるようです。なお、医師の間では「包皮翻転(ほうひほんてん)」と呼ばれます。
包皮は男性ホルモンの影響で柔軟性が変わるため、ママのお腹のなかで浴びた男性ホルモンの影響が強い赤ちゃんは包皮が柔らかくむきやすい状態です。このことから、むきむき体操をするなら0~1歳のうちがよいといわれています。
反対に、胎児のころに浴びた男性ホルモンの影響が少なくなる2~3歳ごろはむきにくく、トラブルが起こる可能性が高いそうです。やるならできるだけ早い時期にしたほうがよいということですね。
「むきむき体操」は少しずつ慎重に
両手の親指と人さし指でおちんちんの根元を持って下にゆっくり引っ張り、指先につっぱりを感じたら引っ張るのをやめてください。おむつ交換やお風呂のたびに繰り返していると癒着した部分が少しずつはがれてきます。
やればやるほどむけやすくなるので、毎日続けることが大切です。
包皮が伸びていない初めのころは少し出血することがありますが消毒などは行わなくてもよいそうです。清潔にしていれば問題になることはほとんどありませんが出血量が多いときや腫れたときは病院を受診しましょう。
包皮をむいたら戻すことを忘れずに
包皮口が狭い赤ちゃんは冠状溝に包皮が引っかかるため、むけた包皮は自然に元に戻りません。そのまま放置していると包皮の先にリンパ液がたまってむくみ、亀頭が締め付けられてしまいます。
この状態を「カントン包茎」といいますが、カントン包茎の状態が続くと亀頭の血流が悪くなって細胞が壊死する恐れがあります。包皮をむいたら忘れずに元に戻しましょう。
また、包皮が引っかかって戻らなくなったら亀頭をつぶすように1分ほどつまめば、包皮を元に戻せるようになります。
まとめ
しかし、むけていれば汚れがたまりにくく洗いやすくなるというメリットがあります。パパと相談してむくかどうか検討してもよいでしょう。
むきむき体操をする場合はトラブルが起こらないよう慎重に行いましょう。毎日続ける必要がありますが、赤ちゃんが痛がって泣くなど継続が難しいときは無理に続けず中断してくださいね。