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冬の出産は夏より大変って本当?準備品や環境対策と風邪予防の方法

冬の出産は夏より大変って本当?準備品や環境対策と風邪予防の方法

出産準備品は必要最低限でも大丈夫

出産にそなえて準備しておきたいアイテム

いつ赤ちゃんが生まれてもよいように、以下に挙げるものを最低限揃えておきましょう。

*肌着、ウェア
・短肌着
・長肌着
・コンビ肌着
・ツーウェイオール
・ベスト
・靴下
・ミトン
・アフガン
・スタイ
・おむつ

*ケア用品
・綿棒
・爪切り
・清浄綿
・体温計
・おしりふき
・おむつバケツ

*お風呂用品
・ベビーバス
・湯温計
・ベビーソープ
・ガーゼバスタオル
・ガーゼハンカチ
・ベビーローション

*授乳、調乳グッズ
・哺乳瓶
・乳首
・ボトルブラシ
・消毒器
・授乳クッション
・授乳ケープ

*寝具
・ベビー布団セット
・綿毛布
・ベビーベッド

*お出かけグッズ
・抱っこひも
・ベビーカー
・チャイルドシート
・おむつポーチ

寒い冬だから準備したい出産アイテム

冬場は寒さや空気の乾燥が気になるもの。赤ちゃんが快適に過ごせるように、以下のアイテムも準備しておくとよいですよ。

・スリーパー
丈の長いベストのようなもの。新生児に分厚い布団をかぶせるのは危険なので、スリーパーや綿毛布で調整します。

・防寒具
帽子、靴下、レッグウォーマー、厚手のツーウェイオールなどの防寒ウェアは、退院時や外出時に必要です。

・加湿器
1カ月健診までは外出を控え、基本的に室内で過ごすことになります。暖房をつけっぱなしにすると空気が乾燥しやすくなるので、加湿器を用意しておきましょう。

・おしりふきウォーマー
おしりふきが冷たいと、赤ちゃんがびっくりして泣いてしまうことがあります。温かいおしりふきでふいてあげましょう。

産院でもらえる物をチェックしておく

入院生活に必要なもの、赤ちゃんのお世話に必要なもの、退院後の母体の回復を助けるものなど、実にさまざまなものを揃えていく必要があるので、入院・出産準備が大変だと感じるママは少なくないでしょう。

大きなお腹を抱えながら、赤ちゃんとママそれぞれに必要なものを、細かいものまで揃えていくのは手間ですが、切迫早産や絶対安静で外出もままならない状態になる恐れもありますので、妊娠中期ごろから少しずつ始めていく必要があります。

とはいえ、スリッパや産褥(さんじょく)ナプキン、清浄綿、バスタオル、授乳クッションなど、産院で準備してくれるものもたくさんありますので、重複しないよう確認してから準備を進めていきましょう。

寒い夜も安心!冬の授乳期おすすめパジャマ

マタニティパジャマは必要?

出産準備を進める上で「出産準備用品リストにマタニティパジャマが必要だと書かれているけれど、ほんとうに必要なの?」という疑問が出てくるママは多いのではないでしょうか?

ゆったりとしたラインのパジャマであれば代用できそうなものですが、妊娠中の体型や体調の変化に対応したり、入院中の診察や産後の授乳をスムーズに済ませたりするなど、産前産後のママ専用に作られたマタニティパジャマが役立つ機会は多いです。

ワンピースタイプ、丈の長いトップスとアジャスター機能付きのパンツがセットになっているタイプなど、さまざまなデザインのものがありますが、お腹が大きくなってもお腹部分が締め付けられずに済むので、楽に着られてよいですよ。

出産時と入院中は前開きタイプがよい

マタニティパジャマがあるとたしかに助かりますが、着られる期間が限られるものですので、後悔しないようにコスパのよいものを選びたいですよね。

ウエストの調整が可能である、服を着たまま授乳できるように授乳口がついている、デザインがよい、価格がお手頃である、なども大切ですが、お産や入院時にパジャマを持参するよう産院からいわれている場合には、丈の長い前開きタイプが理想的です。

前開きタイプだとお腹や胸がつかえることなく楽に着脱ができ、出産直後のカンガルーケアがやりやすくなります。丈の長いものにしておくと、入院中にワンピース風に着ることができますし、医師による診察の際にもいちいちズボンを脱がなくてよいので楽ですよ。

暖かい素材のもので寒さを乗り越えよう

産後は昼夜を問わず2〜3時間おきに授乳をすることになりますが、寒くなる季節に肩を出したり、裾をまくり上げてお腹を丸出しにしたりして授乳をするのはつらいものです。

冬場の授乳は寒さ対策が必要です。体を冷やして風邪をひいてしまったり、母乳の出が悪くなったりしては大変ですから、機能面や素材が秋冬に適したマタニティパジャマを選ぶようにしましょう。

マタニティパジャマは着たまま授乳ができるように、授乳口がついているものがほとんどです。服をめくることなく胸元の授乳口から授乳できるので便利ですし、寒がりなママには裏起毛タイプやカーディガンもセットになっているものもあります。出産の季節に合わせたものを用意しましょう。

室温と湿度に注意!環境対策と風邪予防

室温22度前後で湿度約50~60%が理想

赤ちゃんはママから免疫をもらって生まれてくるとはいえ、まったく病気にかからないというわけではありません。

低月齢の赤ちゃんは体温を調節する機能が未熟で、過ごしている環境の気温の影響を受けやすいため、まわりの大人が衣服の枚数や部屋の温度を調整し、快適に過ごせるよう工夫する必要があるのです。

冬場に赤ちゃんが過ごす部屋は、温度22度前後、湿度50〜60%ほどが理想的だとされています。暖房器具を使って部屋を暖めると空気が乾燥しやすくなりますが、乾燥すると喉や鼻の粘膜を痛めてウイルスに感染してしまう恐れがあります。室内干しをしたり加湿器を使用したりするなどして、室温だけでなく湿度も管理するようにしましょう。

暖房器具は安全面が工夫できるものを選ぼう

室温を快適な状態に保つために、冬場は暖房器具の使用が欠かせませんが、あまり空気が汚れたり乾燥したりしてしまうものの使用は赤ちゃんの健康のためにも避けたいですよね。

一口に暖房器具といっても多種多様なものがありますが、石油ヒーターやファンヒーターは温風が出たり、本体や吹き出し口が高温になってしまったりするので、万が一赤ちゃんが触ってしまったときにやけどをしてしまう恐れがあります。空気も汚れて乾燥しやすいので、赤ちゃんのいる家庭での使用は控えた方が無難でしょう。

エアコンやオイルヒーター、パネルヒーターであればやけどをする心配がなく空気も汚れにくいので、赤ちゃんがいる部屋でも安全に使用することができますよ。

衣類や断熱シートで寒さを防ごう

寒い日にはついつい厚着をさせてしまいたくなるのが親心ですが、赤ちゃんは一年をとおして汗をかきやすいため、着せすぎると冬でも汗をかいてしまいます。汗が冷えて風邪をひいてしまうこともあるので、赤ちゃんの汗のかき具合や機嫌を見ながら、服の枚数を適宜調整することが大切です。

基本的な冬場の赤ちゃんの服装は、短肌着に長肌着やコンビ肌着を重ね、ドレスオールやツーウェイオールを着せます。寒そうなときには腹巻きやスリーパー、ベスト、レッグウォーマーなどで暖めるとよいでしょう。

また、赤ちゃんを寝かせる場所の温度管理にも配慮が必要です。エアコンの風が直接ベビーベッドに当たらないようにしたり、窓ガラスに断熱シートを貼って冷気が入ってくるのを防いだりするとよいですよ。

まとめ

冬場の出産は暖かい季節に比べると寒さ対策や乾燥対策が必要になったり、赤ちゃんとママ双方が快適に過ごせるようにさまざまな用意が必要になったりするため、大変なことが多いように思われることもあるでしょう。

しかし事前にしっかりと準備しておくことで、あまり気負わずにお産に臨むことが可能になります。冬生まれであるメリットももちろんありますので、記事を参考に入院や出産準備を進めていただき、育児のスタートをスムーズにきってくださいね。
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