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冬の出産は夏より大変って本当?準備品や環境対策と風邪予防の方法

冬の出産は夏より大変って本当?準備品や環境対策と風邪予防の方法

念願の赤ちゃんを授かって冬に出産を控えているママは「冬生まれは夏生まれより大変だと聞くけれど、どのような準備をしておけばよいのだろうか?」と不安になることもあるでしょう。今回は冬の出産に向けて、赤ちゃんとママそれぞれに何を準備すればよいのか、何に気をつけなければならないのかについてご紹介します。

どの季節にもあるメリットとデメリット

出産時期によって貰える手当額が変わる

赤ちゃんは授かりものですが、メリットの大きい月や時期があるのか、遅生まれと早生まれではどちらがよいのかなど、生まれ月によるメリットやデメリットが気になるママは多いのではないでしょうか?

そこでまず確認しておきたいのが、出産時期による税金や手当額の差です。子どもが生まれると「扶養控除」の手続きが必要ですが、これはその年の12月31日に満何歳になっているかによりますので、早生まれの子どもが控除対象となるのは1年遅れることになります。

また「児童手当」に関しても、支給時期は生まれてから中学卒業時までと決められています。4月に生まれた子どもと比較すると、3月生まれの子どもは15年間にもらえる総額が少なくなってしまうのです。

寒い季節にママからの免疫をしっかり貰える

母体が冷えたり感染症を気にしたりと、冬場の出産はたしかに苦労することが多いものですが、赤ちゃんはママからしっかりと免疫を分けてもらって生まれてくるため、病気に対するガードが強くなっているというメリットがあります。

冬場は低気温や乾燥、インフルエンザやノロウイルスなどの流行が気になる時期。体力の少ない新生児がそのような時期を過ごすのは酷なように思われるかもしれませんが、実はママのお腹の中で分けてもらったバリア機能がバッチリ備わっているので、あまり過度に心配することなく過ごせるのです。

冬が終わって暖かくなるころにはちょうど首がすわり、ベビーカーや抱っこひもでのお散歩を楽しむことが可能になるなど、意外と子育てしやすいというメリットがあります。

風邪や外出時の服装に注意が必要

寒い季節に出産を控えているママは「赤ちゃんが寒い思いをしないように、どのような服装をさせればよいのだろうか?」「風邪をひかないか心配。外出しても大丈夫だろうか?」と心配事がたくさん出てくることでしょう。

ママから免疫をもらって生まれてくるとはいえ、低月齢の赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、赤ちゃんの汗のかき具合や機嫌を見ながら、まわりの大人が服の枚数や部屋の温湿度を適宜調整する必要があります。

1カ月健診でとくに問題がなければ短時間の外出が可能になりますが、風邪をひいてしまわないように、また気温の上下にうまく対応できるように、薄手の服を重ね着したり、おくるみなどで調整したりすることが大切です。

基本の入院準備品と冬ならではの準備品

ベビー用品店のリストは参考程度で大丈夫

入院の準備はつい後回しになりがちですが、妊娠中はいつ何が起こるのかわからないため、早めに準備しておくに越したことはありません。

とはいえ、はじめてのお産であればとくに、何をどれだけ揃えればよいのかわからないですよね。ベビー用品店にある出産準備品のリストを参考に揃えていくママが多いかと思いますが、プラスα用意しておいた方がよかったもの、リストには載っていたけれど意外と使わなかったものも出てくるでしょう。

「入院生活や赤ちゃんのために必要なものだから」と買いすぎて、余計な出費をしてしまってはもったいないので、産院からもらう「入院準備リスト」に載っている必要最低限のものを用意し、後から必要に応じて買い足していくとよいですよ。

基本の入院準備のために用意するもの

入院準備品は以下のように二つに分けておくと入院の際に便利です。

*お産や入院手続きに必要なものを入れておくバッグ
・母子手帳
・健康保険証
・診察券
・印鑑
・ペットボトル飲料、ストロー付きキャップ
・テニスボール
・使い捨てカイロ
・冷えピタ
・タオル

*入院中に必要なものを入れる大きめのバッグ
・前開きのパジャマ
・産褥ショーツ
・産褥パッド
・授乳用ブラジャー
・スリッパ
・母乳パッド
・靴下
・ガーゼ
・タオル
・歯磨きセット
・洗面、化粧道具
・メガネ、コンタクトレンズ
・骨盤ベルト
・小銭
・赤ちゃん用爪切り
・授乳クッション
・ベビーウェア、肌着
・おむつ
・ママの退院時用の服
・分娩、入院費用
・おくるみ
・チャイルドシート

冬の入院生活で準備しておきたいもの

母子手帳や診察券などの入院手続きに必要なもの、分娩時にあると便利なもの、入院中の生活や退院時に必要なものなど、基本的には産院からもらったリストに載っているものを準備しておき、必要に応じて家族に後から持ってきてもらうなど、臨機応変に対応することになりますが、冬場の入院生活には以下のものも用意しておくと助かりますよ。

・ガウンやカーディガン
空調がきいた産院内でも、夜間の授乳のときなどには肌寒く感じることもあります。靴下やむくみ防止の着圧ソックスとともに、用意しておくとよいですよ。

・携帯用加湿器
冬場は防寒対策だけでなく乾燥対策も必要です。のど飴やリップクリームのほか、小型の加湿器があると助かります。
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