公園に行ったら砂場遊びしよう!特徴や遊ぶときのポイントをご紹介
「砂場遊びが気になる。でも、心配な点も多い」「砂場道具の種類が多いけど、何を用意すればいいの?」そんなママの不安や疑問を解消して、子どもがめいっぱい楽しめるよう、砂場遊びについて詳しくご紹介します。気をつけたい点やあると便利な道具、遊び方のアイデアなど、ぜひ参考にしてみてください。
砂場遊びのメリットや遊ぶときのポイント
公園遊びの定番!砂場遊びのメリットは
触ってみたり、山を作ったり、大きな穴を掘ったり、砂遊びは手をたくさん使いますよね。手のひらや指先からさまざまな刺激を受けることにより、感覚的な感性が高まります。また、砂はサラサラしていたり、ドロッとしていたり、キラキラしていたりと、いろいろな表情を持っています。これによって、視覚や聴覚などの五感が刺激されるでしょう。
ほかにも、ケーキ、お団子、お城、トンネルなど、砂は多様なかたちを作り出すことができます。考えながら遊ぶことは、創造力や想像力を育むことにもつながります。さらに、お友だちとの道具の貸し借りや、一緒に作って遊ぶことで、協調性やコミュニケーション力を高めてくれますよ。
砂場遊びをスタートさせる時期について
1人でおすわりができるようになる7カ月頃だと、砂の上を歩いてみたり、触ってみたりと、簡単な砂場遊びができるようになりますよ。ただ、なんでも口に入れてしまう時期です。砂やゴミを口に入れないよう、ママやパパが注意して見守ってくださいね。
また、1人歩きができるようになる、1歳から1歳半頃でもよいでしょう。持つ、握るなどの動作も上手になってくるので、砂場遊びをめいっぱい楽しめるようになります。砂場道具を使って、遊びの種類を増やしてもよいですね。
砂場遊びで気をつけたいこととは
一番気をつけなければいけないことは、衛生面です。砂場はきれいとは言い切れず、ゴミやガラスの破片などが混じっていることも少なくありません。1歳前後は、ものを口に入れてしまう時期ですので、砂などを口に入れていないか見ていてください。遊び終わったあとは、しっかり手洗いをさせましょう。
また、砂場遊びでは、ほかの子どもたちと一緒に遊ぶ場面が増えます。ときには、砂場道具の取り合い、一生懸命作ったものを壊される、または壊してしまうといったことが起こるかもしれません。しかし、そんな経験も社会性や協調性を学ぶよい機会です。子どもたちを温かい目で見守り、「順番ね」などとうまく声をかけてください。
砂場での遊びに役立つアイテムとは
あると便利!汚れてもへっちゃらな遊び着
長袖長ズボンで全身を包み込んでくれる「つなぎ」タイプは、砂や汚れからガードしてくれます。泥遊びがすきな子どもには、水が通りにくいビニール製がおすすめです。
袖が付いていない「サロペット」タイプは、着せる脱がせるのが簡単、動きやすいという特徴があります。夏の暑い日などの蒸れが気になる時期に使いやすいですよ。
普段から砂場着を持ち歩けば、いきなり公園で遊ぶことになっても安心。遊び方や天候に合わせたものを選んでみてはどうでしょうか。
基本道具は持っておきたい砂場セット
砂場セットの必須ともいえる道具は「スコップ」「バケツ」「くまで」です。子どもが初めて砂場に来てやってみたいと思うことは「砂をすくう」ではないでしょうか。スコップでザクザクと砂をすくったり、地面へ落としたり。さらに、バケツがあると、すくった砂をどんどん集めることができます。砂をかくことができるくまでは、スコップとは違った感触を味わえます。
また、「ジョウロ」や「砂型」もおすすめ。ジョウロに水を入れて砂で泥団子を作ったり、すきな砂型で型を取ってかたちを作ったりと、遊びのバリエーションも広がりますよ。
砂場セットを収納する袋で片付けも楽になる
そんなときに便利なのが「収納袋」です。大きな収納袋は、いろいろなかたちのおもちゃをたくさん入れることができ、持ち運びにも重宝します。
さらに、おすすめは「メッシュタイプ」です。ビニール袋や巾着袋などでもよいのですが、砂の逃げ場がなく、払い落としても細かな砂が残ってしまいます。メッシュですと、網目から砂がパラパラと落ちてくれるので、袋の底に溜まりづらく洗濯も手間がかかりません。また、水洗いしたおもちゃも空気を通して乾かすことができるため、保管が楽ちんですよ。
無限に広がる砂場遊びのアイデア集
気分はお宝ハンター「砂場で宝探しゲーム」
小さな頃、宝探しにドキドキワクワクした思い出があるママも多いのではないでしょうか?広々とした砂場だからこそできる「宝探しゲーム」は、定番といえば定番の手軽に遊べるゲームです。
小さなボールやビー玉、ソフトビニールの人形などを宝物になぞらえ、砂に埋めて探す遊びです。何個見つけられるか探して集めたり、隠すひとと探すひとの役割を決めたりと、お友だちと一緒に遊んで仲を深めるきっかけを作ることができます。また、掘って埋める、掘って探す行為は、道具をうまく活用する練習にもなりますよ。