反抗期の3歳児に向いている絵本は?子どもへの接し方やお役立ち絵本
お風呂が楽しみになる「おふろだいすき」
まこちゃんがお風呂に入っていると、突然お風呂の中からカメが顔を出します。後からペンギンやオットセイ、カバやクジラまでやってきて、お風呂はたちまち大騒ぎ。動物たちとまこちゃんのやり取りに「お風呂って楽しそう!」とワクワクする物語です。
お風呂が苦手な子どもでも、「うちのお風呂にも動物が来るかな!」と思うと、お風呂タイムが楽しみになるかもしれませんね。リアルなのに優しいタッチの絵が子どもの想像力を刺激してくれる絵本です。
おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ) | 松岡 享子, 林 明子 | Amazon
ぼくはおふろが大好き。あひるのプッカをつれてはいると、かめやペンギン、オットセイやくじらまで登場して……。子どもの空想の世界をのびのびと描いた絵本。
思いやりを育てる「そらまめくんのベッド」
「どうぞ」が苦手な子どもには、「そらまめくんのベッド」という絵本がおすすめですよ。そらまめくんの宝物のベッドはふかふかで、みんなから「貸して」と言われますが、そらまめくんは貸してあげられません。しかしある日そのベッドが無くなると、みんなは自分のベッドを貸してくれるのです。
お友だちの優しさに触れ、そらまめくんの心境にも変化が起こります。最後には無くなったベッドが見つかって、そらまめくんもみんなにベッドを貸してあげます。子どもの思いやりの気持ちを育てるきっかけとなる絵本ですよ。
そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集) | なかや みわ | Amazon
頭に黒いすじのある、楽しい形のそらまめくん、ぷちぷちとした小さなグリーンピースくんなど、色も形もかわいらしいおまめくんたちのおはなし。
まとめ
しかし、一度の声掛けで効果があるわけではありません。なかなかうまく伝わらないと悩んだら、絵本の力を借りてみるのもよいですよ。3歳児には言葉よりも絵本の方が、メッセージが伝わりやすいかもしれません。子どもに合った絵本を選んで、育児に役立てくださいね。