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5歳児と身体を動かして遊ぼう!室内遊びや心を育てる遊びを紹介

5歳児と身体を動かして遊ぼう!室内遊びや心を育てる遊びを紹介

自然や動物と触れ合おう!心を育てる遊び

山遊びで自然の中を動き回ろう

自然の中で身体を動かすことは、幼児期の子どもの「五感」を刺激して様々なよい影響を与えてくれます。とくに都会に住む子どもは、普段緑の中で遊ぶことが少ないので、山や森など自然に触れる機会を積極的に持ちたいですね。

山遊びは公園での遊びとは違い、自然を相手に動かなくてはならないので予想外の出来事も多く、子どもにとっても驚きの連続です。それらに対応しようとする中で、「バランス感覚」や「対応力」「思考力」「学習能力」さらには「危険回避能力」などが養われるでしょう。

便利な世の中に生まれた今の子どもたちは、テレビやインターネットからあらゆる情報を瞬時に得ることができます。しかし匂いや温度など、実際にその場へ出かけ、肌で感じなければわからないこともたくさんあります。子どものころに様々な経験ができるとよいですね。

海や川遊びで自然と触れ合おう

夏場には海や川で自然と触れ合える遊びをすると楽しいですよ。好奇心の塊といってよい5歳児にとって、水辺で触れるすべてのものが興味の対象になるでしょう。

海遊びでは、なぜ海には波があるのか、海水はなぜしょっぱいのかなど、子どもはきっとたくさんの疑問を持ちます。川遊びでは、たくさんの生き物に出会えるでしょう。そんなときは子どもと一緒に不思議を調べてみてください。図鑑を持って出かけるのもおすすめです。

海の波や川の流れの中で泳ぐことは、プールとはまったく違いますし、砂浜も公園の砂場とはまったく違うので、子どもにとってはとても貴重な体験です。ただし海や川での遊びは大変魅力的ですが、危険もともないます。水辺での水難事故や危険生物がいることも子どもに教えたいですね。

ふれあいパークなどで動物と触れ合おう

5歳は動物に対しての好奇心がとても強いころです。動物園は子どもに人気のスポットですが、とくに動物と触れ合うことのできる場所は、子どもの滞在時間が長くなる傾向にあります。

触ったり抱きしめたりすると、動物のあたたかさや柔らかさを感じ、「かわいい」「守ってあげたい」と思う子どもも多いでしょう。子どもは動物と直接触れ合うことで、母親に感じるような「安心感」や「愛情」を持つという研究結果もあります。

生き物に触れることは、命の大切さを知り、思いやりの心を育む絶好の機会です。幼児期後期である5歳児が動物と触れ合うことは、情操教育にも大きな影響を与えます。積極的に触れ合いの機会をもてるとよいですね。

子どもの発達を促すためにママができること

子どものやる気を高める声がけをしよう

子どもはママに褒められることが大好きです。たくさん褒められた子は、大人になってからの自己肯定感が高いという研究結果もあります。

反対に、ママから否定の言葉をかけられて育った子は、大きくなっても自分に自信が持てず、友だち付き合いが苦手だったり、自己主張が下手だったりなど、生きづらさを感じることが多いようです。

ママは子どもの発達を促すとともに、自分に自信を持って生きていける子に育てるために、普段から前向きな声がけを心がけましょう。

声がけのポイントは、具体的に伝えることです。例えば子どもが絵を描いたときは「上手だね」だけではなく、「この色とってもきれいだね」や「このお花すごく上手に描けているね」と、とくによい点を見つけて伝えます。さらに「ママはあなたの描く楽しい絵が大好きよ」とママの気持ちも伝えましょう。より、やる気が高まりますよ。

ママの理想や常識を押し付けないで

子どもが1人で遊んでいると、「友だちがいないのかしら」「人付き合いが下手なのかしら」と心配になるママもいるでしょう。しかし5歳ごろの子どもにとって、一人遊びも大切な時間です。

一人遊びが好きな子や、特定の友だちと遊ぶのが好きな子、大勢の友だちと一緒に遊ぶのが好きな子など、子どもだって人間ですから個性があります。でも多くのママが「大勢の友だちと一緒に遊べる子が優れている」という意識を持っているようです。

「友だちは多い方がよい」という世間の風潮もあり、「色々な友だちと遊びなさい」と子どもに言ってしまうママもいます。しかしそれは、今の子どもの行動を否定しているのと同じです。

遊び方に正解はありません。自分の性格やタイミングに合った遊びを、自らの意思で行っているのであれば、ママは口出しせずに見守りましょう。

子どもの世界を見守ろう

友だちとの関りが増え、ルールのある遊びもできるようになる5歳ごろは、友だちとのケンカが増える時期でもあります。

ケンカの現場を目撃すると、ママはついつい口を出したくなりますが、子どもの成長を思うならばここはグッとこらえましょう。相手の話を聞いたり、自分の気持ちを抑えたりなど、ケンカは子どもの成長に欠かせないものだからです。

また子ども同士のケンカでは、第三者の子が仲裁してくれることも珍しくありません。5歳ごろになると下手にママが出ていくよりも、子どもの世界に任せておいた方がうまくいくことも多いのです。

もちろん暴力や危険な行為があった場合はこれに当てはまりません。まだまだ感情のコントロールがうまくできない年齢ですから、そばで子どもを見守ることは続けてくださいね。

まとめ

子どもにとって、遊びは楽しいだけでなく「学び」の機会でもあります。机に向かう勉強だけが学びではない、ということをママ自身がしっかり自覚して、自然な形で子どもが学習できるように導きたいですね。

5歳くらいだと、興味のあること以外はすぐに飽きてしまう子もたくさんいます。子どもの様子をよく観察して、集中している遊びやタイミングを逃さないようにしましょう。日々の小さな成功体験から自信が湧き、のちに大きな成長につながっていきますよ。
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