子どもと一緒に水耕栽培で観葉植物を育てよう!緑のある爽やかな生活
実は今、水耕栽培がひっそりと人気を集めているのをご存知でしょうか?水耕栽培は面倒な草刈りをすることもなく、子どもと一緒に手軽に楽しめます。幼いときに保育園や幼稚園、小学校で体験したママも多いのではないでしょうか。今回は水耕栽培のコツを中心にまとめてみました。ぜひ、親子でチャレンジしてみてくださいね。
子どもと一緒に観葉植物を育ててみよう
植物を育てることで子どもの優しい心が育つ
植物を育てることで生命の大切さを学べるのはもちろんです。植物の生育を観察しながら「どうすると花が咲くのか?」などの探求心にも繋がっていきます。
育てている植物の花の色、葉の色、ささやかな違いも子どもにとっては大きな発見に繋がります。子どもの発見に大人が驚かされることも多くあるでしょう。
また、日本には独特の四季を楽しむ文化があります。子どもと一緒に咲いた花を愛でたり、ママが「この花が咲いたら春が来たね」など親子の会話をしたりすることで、その文化を楽しむこともできます。
観葉植物は水耕栽培で育つの?
実は人気の高い多肉植物や、観葉植物も種類によっては水耕栽培で育てることができます。キッチンの近くにお料理に使える植物を置いておいたり、トイレのちょっとしたスペースに香りのある植物を育てたりするのも素敵ですよね。
変わったものではアボカドやパイナップルの食べ終わった種や、ヘタの部分も育てられるそうです。水耕栽培ができる植物かどうかを見分けるコツは、水だけでも発根するかどうかだといわれています。
色々試してみるのも面白そうですね。
水耕栽培に適している観葉植物
パキラは退院祝いや開店祝いなど、お祝いのときにも贈られる縁起のよい植物として人気の観葉植物です。大きな鉢植えで育てるイメージの強い観賞植物ですが、小ぶりの苗を利用すれば水耕栽培でも楽しむことができます。
ミリオンバンブーも育てやすく、インテリアとしてもおしゃれです。こちらも縁起のよい植物として流行しました。
どちらも丈夫で、寒さにも強いので初心者には育てやすい植物です。そのほかにも、ポトスやアイビー、ガジュマルなどたくさんの種類があります。
水のみを利用して水栽培をする場合
水栽培に必要な材料と手順
水栽培に必要なのは、水を入れる容器、水、液体肥料だけです。あとは育てたい植物の枝を木のように水に挿すだけなのでとてもお手軽に始められます。
手順は簡単です。水を容器に入れ、そこに植物の枝などを入れるだけ。このときに水が腐るのを少しでも防ぐため、水に浸かる部分に葉がある場合は取り除いておきましょう。
あとは毎日水を入れ替えること、発根したら液体肥料を少しお水に混ぜてあげると育ちやすくなるそうです。根が伸びてくれば液体肥料なしで、水さえきちんと替えれば育っていきます。
水栽培で育てるときのポイント
まずは水の量と肥料の分量です。栽培する植物の根がすべて水に浸からないように、水の量を多くしすぎないこと、肥料をあげすぎないことが大切になります。
ほかには水替えをしないまま、放置しすぎないことです。水の衛生状態が悪くなってくるとアオコという植物性プランクトンが発生します。
このプランクトンが繁殖してしまうと、水中の酸素濃度が下がって水質も悪化し、植物の根が腐ってしまうので小まめな水替えも重要です。
意外なものも水栽培できる
例えば、豆苗、ニンジン、ダイコン、ネギが代表的な水栽培で育てられるものになります。「リボベジ」では水栽培で育てた野菜を食べることを目的にしているので、収穫も楽しめるのが嬉しいところです。
ほかには先ほども紹介しましたが、アボガドの種やパイナップルのヘタも水栽培で育てることができます。特にアボカドは長く一本の芽が種から伸びていくので、おもしろいですよ。ぜひ、試してみてください。
また、ミントやローズマリーなどのハーブも水栽培で育てることができます。
ハイドロカルチャーで水耕栽培する場合
必要な材料と水耕栽培の手順
必要なものはハイドロボール、容器(様子を観察できるガラスがおすすめ)、栽培したい植物、根腐れ防止剤です。ピンセットなどは後々そろえても大丈夫です。
手順は通常の苗を植える手順とほぼ同じです。根腐れ防止剤を容器の底が隠れるくらいに適量入れ、ハイドロボールをその上に敷き詰めます。
植えたい苗の土をきれいに落とし、根を広げるようにして位置を決めてください。位置が決まったらハイドロボールを足し、最後に容器の1/5程度の水をいれて完成です。