幼児期の食生活の乱れと問題点とは?子どもの食生活を見直そう
生活習慣を見直して生活リズムを整えよう
朝は早起きする習慣をつけよう
朝は前夜の食事から時間がたっているので、起床時にはエネルギー不足の状態です。朝食を抜くと、当然、午前中の活動エネルギーが不足します。特に、子どもは一度に食べられる量が少ないため、トータル的な一日の栄養も不足してしまうということです。
人間の脳はブドウ糖をエネルギー源としています。しかし、ブドウ糖は脳の中に長時間貯めておけない仕組みになっています。ですから、三度の食事をしっかり食べて、脳にブドウ糖を供給することが大切なのです。
早起きをしてきちんと朝食をとることで、体も目覚めて一日を活発に活動できるようになるということです。
日中は元気に体を動かそう
そこで、日中の過ごし方を振り返ってみましょう。家の中で絵本を読んだり、ブロックやお人形遊びばかりしていませんか?こうした遊びも子どもの成長に大切ですが、可能な限り外遊びなどで体を動かす機会をとりいれましょう。
日中にたくさん体を動かす遊びをすれば、それだけエネルギーを必要とします。すると、自然にお腹がすいてきて食べる量も増えていきます。
また、体を動かして適度に疲れさせることで、夜はぐっすり眠るというリズムも整いますよ。
夜はゆったり過ごして早寝の習慣をつけよう
そのために、夜はゆったりと過ごすようにしましょう。寝る前はテレビなどは見ないようにして、絵本を読んだりお話をしたりしてリラックスできる環境にします。
近年、大人の生活が夜型になっているので、それにつられて子どもも夜型になっている場合があります。夜遅くに仕事から帰ってきて子どもと遊ぶ、お風呂に入るなどは子どもが興奮して寝つかなくなるのでやめましょう。
できるだけ大人も子どものリズムに合わせて、子どもに早寝を習慣づけるようにしたいですね。早く寝れば、朝も早く起きられてしっかりと朝食をとれるようになります。
まとめ
そのためには、生活リズムを整えることも大切です。幼児期の生活リズムは大人がきちんとコントロールしてあげなくてはなりません。早寝早起きを心がけ、たくさん体を動かしてしっかりと食事をとらせましょう。
無理のない範囲で栄養のバランスを考えながら、親子のコミュニケーションも密になるように食事を楽しい時間にしたいですね。