幼児期の教育と運動は重要!子どもに与える影響や能力を伸ばす方法
子どもは毎日新しいことを吸収しています。この時期に「将来役に立つことを学ばせたい」と考えるママは多いでしょう。でも何をさせてあげればよいのか悩んでしまいますよね。ここでは幼児期の教育や運動が子どもに与える影響や、子どもの能力を伸ばすにはどうすればよいのかを考えてみます。
幼児期の運動と教育が子どもに与える影響
幼児期の教育は子どもの将来に繋がる
この時期は人間形成にとても重要な時期といわれています。子どもは普段の暮らしの中で、どんどん多くのことを周囲から学び取り、価値観や生活習慣などを作りあげています。しかも幼児期に身についたものは、大人になっても残り、生活の基本になると考えられています。
なので幼児期にどのような習慣や教育を身につけるかで、その子の将来も変わってくるといえます。幼児期に学ぶことは、人生の土台であり、とても大事なことなのですね。
幼児期の運動は子どもの心身の成長を促す
公園など危険が少ない場所でママが見守りながら、子どもを自由にさせてあげるのが一番よいでしょう。子どもは満足しますし、歩き回って自然と筋力がつき、転んだりぶつかったりしながら、危険なことや、どこまでなら大丈夫かという判断がつくようになってきます。
子どは自分が楽しいことなら苦に感じません。滑り台が好きなら階段を何度登っても疲れませんし、尻もちをついたって泣きません。そうして知らぬ間に筋力や忍耐力などもついていくのです。
子どもに無理をさせるのはやめよう
子どもが楽しいと思えないことをさせても、身につくものは少ないです。それどころか、嫌だという思いが残り、その後の人生で再びやりたいと思えないかもしませんよね。
楽しいと思うことなら、積極的に学ぼうとしますし、何度失敗しても放り出さず、がんばってうまくなろうとします。
ママにできることは、子どもが好きなことを見つけてあげることでしょう。「この子はこれが好きなんだ」とわかれば、そのことを思う存分させてあげることで、子どもは自分で学んでいってくれますよ。
幼児期に取り組みたい幼児教育とは?
幼児期に取り組みたい幼児教育とは?
これに対して「非認知能力」というものがあります。知能とは関係なく、人の心の能力、コミュニケーションや協調性といった、点数で表すことができない能力のことです。多くの能力を含みますが、大きく「意欲」「協調性」「粘り強さ」「忍耐力」「計画性」に分けられ、個人の特性ともいえます。
最近幼児教育において重要視されてきているのが、非認知能力です。人の基礎を作る幼児期に学ぶべきなのは、非認知能力だといわれはじめたのです。
子どもの非認知能力の伸ばし方
ママがしてあげられることは、愛情のあるコミュニケーションをとり、一緒に遊んだり、会話したりして共感し、何か問題が起きれば解決方法を考えてあげて、子どもといろいろな経験をすることではないでしょうか。
一緒に料理や掃除などの家事をしてみるのもよい経験です。ママの仕事を知って共感することもできますし、食事を作る人や掃除をする人への感謝の気持ちも湧くかもしれません。パパの日曜大工を手伝えば、ものづくりの楽しさ、ものを大切にする心も育つでしょう。
習い事と非認知能力について
例えばスイミングは泳力をつけるための習い事です。泳ぎが上手になれば結果はタイムに表れます。でもそれだけではなく、泳ぎが早くなるために、できないことを克服するための忍耐力が必要でもあります。
忍耐力は生まれもったものもありますが、ママの声かけがあると前向きになります。目標を達成したら「凄いね!がんばったね」とママが一緒に達成感を共感してあげると、よりやる気も生まれますね。
習い事は、どの習い事であっても、その子の姿勢によって非認知能力が伸びるか伸びないかは変わってきます。ママは子どもに合った習い事をみつけ、サポートしてあげましょうね。
幼児期にはどんな運動をしたらいいの?
幼児期は色々な動きを経験させよう
すべての運動で、バランスや重心を置く位置は違っています。子どもはそれらを理屈なしで、体で覚えます。幼児期のうちにより多くの運動を経験することで、子どもはよいバランス感覚を身につけ、怪我や事故を防止することができるようにもなっていきます。
スイミングに通っている、サッカーしてるから大丈夫なのではなく、色々な動きを取り入れた運動をさせてあげるのが望ましいです。まだ一つのスポーツに絞らず、全身の運動能力を伸ばし、その中でその子にあったスポーツを見つけてあげるのが理想だといえますね。