年末に大掃除はもう古い?年末にこだわらない理由や海外の大掃除事情
子どもと一緒に日々の掃除習慣を育むドイツ
日本では、日々の掃除はママだけが担当しているケースが少なくありませんが、ドイツでは子どもに小さな頃から掃除や整理整頓に参加させることで家の整え方を教えるようです。
また、大人が掃除する場所や方法を指示するのではなく、子ども自身が自分の家や部屋を「どんな空間にしたいか」を考えるのも大きな特徴です。子どもが家族の一員として考え、行動することで主体性を育むことができます。
「理想の空間を作るため」の掃除はモチベーションが自然と高くなり、行うことが苦痛ではありません。家族全員が自主的に日々掃除を行い、家を整った状態でキープしているため、大掃除を行う必要がないということですね。
ルワンダ共和国の大掃除は毎月やってくる
毎月最終土曜に定められたウムガンダの日は、正午までお店を開けることも許されておらず、バスなどの公共交通もストップします。
奉仕活動に参加している人は「義務だから」と参加しているわけではなく、地域の人と協力し合って掃除や草刈りを行うことを楽しんでいるそうですよ。
ウムガンダの効果もあってか、ルワンダの街はよく整備されており、治安もよく、そこにはごみも落ちていません。国民が一斉に掃除や奉仕活動に取り組むことで、地域に対する愛情や人間同士の結束が育まれているのかもしれませんね。
まとめ
気温が低く忙しい年末の大掃除に負担を感じているママは、大掃除の時期をずらしてみてもよいかもしれませんね。
また、子どもも一緒に掃除に取り組むことで整理整頓が習慣化すれば、大掃除をする必要がなくなるかもしれません。「大掃除は年末にするもの」という固定観念を捨てて、ライフスタイルに合った掃除方法を見つけてくださいね。