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新生児の寝返りについての疑問を解消!寝返り時期や注意点と安全対策

新生児の寝返りについての疑問を解消!寝返り時期や注意点と安全対策

赤ちゃんが寝返りをする時期には個人差があるといいますが、一般的にはどのくらいの時期なのでしょうか。ママが疑問に思いやすい点や注意しなければならない点などをご紹介しますので参考にしてくださいね。後半では寝返りの安全対策に使えるアイテムもご紹介します。

新生児が寝返りをするのはいつから?

生後5カ月ごろから寝返りをするのが一般的

赤ちゃんが寝返りをする時期には個人差があり、早いと生後2カ月ごろからスタートしますが、一般的には生後5~6カ月ごろといわれています。生後9カ月ごろからゆっくりと寝返りをスタートする赤ちゃんもいますので、非常にばらつきがあります。

寝返りを始める時期が遅くても発育に問題はありませんので、心配しないでくださいね。赤ちゃんが寝返りをはじめるきっかけは好奇心から来るものが多く、好きなおもちゃやママに近付きたい気持ちから手足をバタバタと動かし、寝返りになることが多いようです。

ほかには、暑い時期で背中の熱を逃がしたくて動いていたら寝返りができてしまったりと、赤ちゃんによってきっかけは様々です。赤ちゃんの動きをよく観察すると面白いかもしれませんね。

寝返りをしないこともある

一般的には首がすわってから寝返り、という順番で発育が進むことが多いですが、寝返りをしないまま「おすわり」ができるようになる赤ちゃんもいます。寝返りをしなくても体に異常があるわけではないので心配はいりません。

寝返りをしない理由は、赤ちゃんの性格や好みが関係しているようです。大人と同じで赤ちゃんにも好き嫌いがあり、おすわりの姿勢が好きで、うつ伏せよりも先におすわりに進むことがあります。

うつ伏せよりおすわりの方が視界が広がるので、赤ちゃんにとっても楽しいのかもしれませんね。また、寝返りをするよりもおすわりのほうが簡単なので、寝返りをせずにおすわりが先にできてしまうことがあるようですよ。

このように赤ちゃんの個性により様々なんですね。

難易度が高いうつぶせからの寝返り

寝返りができたら、今度は寝返りから仰向けの状態に戻る「寝返り返り」ができるようになります。しかし、この寝返り返りは赤ちゃんにとってとても難しいことです。

寝返りは、足と腰をひねることで反動をつけて上半身を起こしうつ伏せになるため、コツをつかむと自由にできるようになります。一方寝返り返りは、下半身ではなく上半身の動きが必要になるため、コツを掴めずすぐにはできない赤ちゃんがほとんどです。

そのため、寝返り返りをするまでに早くて1~2カ月、なかには数カ月かかる赤ちゃんもいます。これも個人差がありますので、できなくても心配しすぎないでくださいね。

遊んでいる間にコツをつかみ、できるようになることが多いようです。

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寝返りの練習は必要?寝返りの練習方法

寝返りの練習は首がすわってから

寝返りは必ずしなければいけないものではないので、特別に練習をさせる必要はありません。しかし、発育の面でどうしても不安になってしまうようでしたら、赤ちゃんとの遊びの時間に寝返りの練習をさせてみましょう。

ただし、寝返りの練習は生後5~6カ月よりも前に行うのはやめておきましょう。この頃はまだ首が完全にすわっていないこともあり、無理に練習を進めてしまうと、関節やじん帯を痛めてしまうことがあります。

様子を見て、首が不安定であるうちは、練習をさせないようにしてくださいね。首がすわる前に何かトレーニングをしたいときは、赤ちゃんにうつ伏せ姿勢を体験をさせてあげるのはいかがでしょうか。

首や上半身を支えてあげながら赤ちゃんをうつ伏せにしてあげることで、首回りの筋肉を鍛えたり、うつ伏せの視界を体験することができます。うつ伏せの姿勢は仰向けのときより視界が広がるので喜ぶ赤ちゃんもいます。

また、首の筋肉がしっかりするので、首がすわりやすくなりますよ。これらも赤ちゃんの機嫌を見ながら、嫌がらない程度に練習させてあげてくださいね。

赤ちゃんの寝返りを促す練習法いろいろ

赤ちゃんの首がすわり、練習ができそうであれば寝返りを促す練習をから始めてみましょう。練習をするときは下半身の動きからはじめるとよいですよ。

寝返りをするときは、足が交差して腰がひねられる反動で上半身が動きます。まずは寝返りのきっかけである下半身の動きから覚えさせてあげましょう。

まず片足を交差させて、腰をひねった状態にしたら、ゆっくりと上半身を支えながらうつ伏せにしてください。これによって、寝返りの動作とうつ伏せの姿勢に慣れることができます。

赤ちゃんによってはびっくりして泣きだすこともありますので、嫌がるようなら無理に続けないようにしましょう。寝返りをどちらの方向にさせたらよいか迷うときは、寝ているときに顔を向けている方向に回転させるとよいですよ。

赤ちゃんが慣れている方向から始めてあげると練習がスムーズになります。また、赤ちゃんが自分で寝返りをしようとしはじめたら、少し横向きに寝かせて寝返りをしやすい姿勢にして練習させてあげるとよいですよ。

練習は無理のないように行い、いつも見守ってあげてくださいね。

低月齢で寝返り!低月齢の寝返りの注意点

低月齢でも寝返りをする原因

寝返りを始める時期は生後5カ月ごろが平均的ですが、生後2カ月頃といった低月齢で寝返りをする赤ちゃんもいます。体を動かすなかで自然に寝返りに進むケースが多いようです。

一度覚えた動きが楽しく、そこからどんどん寝返りをうつ赤ちゃんもいるようです。早くから寝返りをする原因の一つに、体重の軽さが関係しています。

ほかの赤ちゃんに比べて体重が軽い赤ちゃんの方が、身軽さから早く寝返りを始めることがあるようです。寝返りの時期は赤ちゃんの性格や体格によって大きく変わってくるので、寝返りの時期がほかの子どもより早くても遅くても心配はいりません。

ただ、低月齢での寝返りは首が安定する前ということもあるので、不安になってしまうママもいるかもしれません。

低月齢での寝返りの危険性

低月齢での寝返りは、首が完全にすわっていない状態でうつ伏せになることになります。赤ちゃんはまだ首をうまく支えられないので、うつ伏せになった場所が柔らかい布団やクッションの上だった場合、そのまま窒息してしまう危険性があります。

赤ちゃんが寝る場所には柔らかい素材の物は置かず、布団の素材はなるべく固めを選ぶようにしましょう。また、寝返りをしたときに安定していない首を傷めたり、体を中途半端な姿勢にして動けなくなり、痛めてしまう可能性もあります。

低月齢で寝返りを始めたら、無理な姿勢を取っていないか、よく見守るようにしましょう。ほかには、高さのあるソファなどに寝かせることも危険ですので、短時間でも寝かせないようにしましょう。

低月齢での寝返りしたときの注意点

赤ちゃんはいつ寝返りをするかわかりません。トイレなどで少しでも目を離すときは、寝返り防止クッションなどの寝返り防止アイテムを使うとよいですよ。

寝返り防止クッションは、赤ちゃんの胴体を両サイドからクッションで挟み込むことで、寝返りを防止することができます。マジックテープなどで赤ちゃんの体に合わせて調整できますので、低月齢からでも使用できます。

また、丸めて棒状にしたバスタオルやペットボトルを赤ちゃんの両脇に置き、寝返り防止クッションのように使用することもできます。ほかには、ベビーラックに赤ちゃんを乗せて肩ベルトで固定するという防止策もあります。

ただし、ベビーラックを連続使用するときは昼寝の間くらいの短時間にするようにしましょう。
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