秋生まれの赤ちゃんの短肌着。おすすめの素材と簡単な重ね着方法
秋生まれの赤ちゃんと一括りにいっても、すべての季節感が同じというわけではありませんね。11月生まれの赤ちゃんはすぐに冬を迎えますし、9月生まれの赤ちゃんは、暑さと涼しさ両方に対応が必要で、ママも迷うでしょう。そんなママに、肌着の素材や服の調節などをご紹介します。
秋に着せる短肌着におすすめの素材は?
ふんわりあたたかで通気性に優れた接結天竺
天竺1枚のものでは肌寒く感じますが、接結天竺にすることで、さらっとした中に暖かさも得られます。9月生まれの赤ちゃんでも、手元にあると便利な肌着なのではないでしょうか。
気温によって、接結天竺の短肌着の上にコンビ肌着や長肌着または、ベビードレスなどを着せて体温調節をしてあげるようにしましょう。また、秋だけでなく冬の肌着としても使える素材ですから、11月生まれの赤ちゃんでも使うことができます。
厚め生地のスムースは秋から冬の定番
またほかにもスムースには、スムース起毛という素材もあります。スムース起毛は、厚手の起毛素材になっています。冬に適した素材で、着た瞬間にブルっと震えるような冷たさや寒さを感じないのが特徴です。
スムースの短肌着も上にコンビ肌着や長肌着、ベビードレスを重ね着することになります。秋後半以降生まれの赤ちゃんには、適した素材の肌着となるでしょう。
また、サイズは60cmを用意しておくと冬にも着せることができそうですね。
一年中使えるのはフライス素材
フライス素材は、伸縮性が高く、手触りも肌触りも柔らかです。そのほかにも通気性、保温性、吸汗性ともに優れています。スムース素材やパイルよりも薄く、天竺やガーゼよりも厚手です。木綿でできており、リブ編みとなっています。
フライス素材は一年を通して使えることもあり、お店で売られている種類も豊富です。季節を問わず使用できるため重宝する肌着ですから、用意しておきたい肌着の一つではないでしょうか。
肌着の着せ方とシーン別調節方法
基本の組み合わせは【短肌着にコンビ肌着】
赤ちゃんの基本の服装は、短肌着とコンビ肌着となります。おじいちゃん、おばあちゃん世代では短肌着と長肌着が多かったかもしれませんが、現在ではそれに代わり、股下にスナップがついているコンビ肌着が主流となっています。
長肌着はコンビ肌着に比べ、着られる期間が短いといわれています。それは、赤ちゃんが足を動かすようになるとはだけてしまうからです。その点、スナップがついているコンビ肌着は、はだける心配がありません。
外では上着や靴下で調節しよう
しかし外は寒いですから、はだしでは冷えてしまいます。そこで、外出のときは靴下を履かせましょう。服も短肌着とコンビ肌着では寒いですから、ツーウェイオールやカバーオールなどを着せます。気温や風の強さによっては、おくるみや上着を着せてあげるようにしましょう。
9月ごろはまだ、暑さが厳しい日もありますから、あくまで気温や気象などに応じて臨機応変に対応できるように、準備しておくとよいですよ。
寝るときはスリーパーを使っても
少しでも回避するために、スリーパーは最適です。足元が開いていますので、着せたままでおむつ替えができます。また授乳のときも着せたまま、できるのもよいですね。
赤ちゃんにおすすめの素材は、綿毛布素材です。綿なので、保温性・吸汗性・肌触りのよさが揃っており、安心して使うことができます。
また、スナップタイプとチャックタイプがありますが、おむつ替えを考えると月齢が低い間はスナップがおすすめです。
着せ過ぎ注意!赤ちゃんが快適かを知る方法
手足が冷たくてもお腹が温かければ快適
手が外に出ていれば、冷たくなっても不思議ではありません。しかし、手足が冷たいから即、温めてあげないといけないと考えるのは短絡的です。手は冷たくても、身体やお腹、おしりが温かければ、寒いわけでも、冷えているわけでもありません。
手足が冷たいからと、手袋や靴下を履かせたり、室温を上げたり、布団を増やしたりし過ぎないようにしましょう。逆に体温が上がってくると、新陳代謝を阻害する原因となります。
室内の適温は、夏は25~27℃、冬は18~22℃くらいです。服の枚数、布団、室温などを加味して、体温を調節してあげましょう。