アルカリ性洗剤の衣類への効果は?洗剤の特徴や上手な使い分け方法
ドラッグストアなどに行くと、様々な洗濯洗剤が販売されていますね。洗剤によって、汚れの落ち具合や洗い上がりにどのような違いが出てくるのでしょう。ここでは、アルカリ性洗剤の特徴や上手な使い分け方について紹介します。メリット・デメリットを理解し、使い方に注意して毎日の洗濯に役立てましょう。
洗濯洗剤の特徴を知って使い分けよう
液体タイプの洗剤は使いやすさ抜群
液体洗剤は中性タイプが主流で、衣類にも優しいところも選ばれている理由に挙げられます。衣類の素材や色柄物によって、洗濯前に細かく分類する必要がないので、忙しい朝に時短できる点はママにとって大きな魅力です。
夏の時期ほど汗をかくことも少なく、汗汚れや皮脂汚れ具合も軽いので、軽い汚れに適した液体洗剤を試すなら冬場の洗濯で試してみてはいかがでしょうか。
粉末タイプの洗剤はコスト面でも優秀
粉末洗剤は、洗濯物の汚れの中でも特に気になる油や皮脂汚れに強く、白くすっきりと洗い上げるので、汚れ落ちを重視するママにおすすめですよ。
汗で汚れたタオルやシャツ、泥汚れが目立つ子どものトレーナーやズボンなど、しっかりと洗浄してくれるでしょう。
最近はおしゃれな容器に粉末洗剤を詰め替えて使うママも増えてきました。ママにとっては、詰め替えやすさも洗剤選びのポイントとなっています。
おしゃれ着用洗剤も用意しておくと便利
おしゃれ着用洗剤には、手洗いしているかのように優しく洗い上げる特徴があります。そのため、衣類が傷みにくく、セーターなどでも毛玉ができにくかったり、縮みにくかったりなどのメリットがあります。
ガシガシと汚れ落ちを重視して洗うタオルなどと分けて、大切にしたい衣類はおしゃれ着用洗剤で洗うとよいでしょう。また、デリケート素材はタオルなどと同じ方法で洗濯すると生地が傷みます。洗濯表示をしっかりと確認し、衣類に合った方法で洗うように心掛けましょう。
アルカリ性洗剤のメリットとデメリット
そもそも中性やアルカリ性とは?
中性タイプのものは液体洗剤に多く、色落ちが少なく生地に優しいという特徴が挙げられます。衣類への負担も軽いので、毎日使って洗濯しても大丈夫ですよ。
中性の液体洗剤の中でも、特に優しく洗い上げるのがおしゃれ着洗剤になります。衣類への負担がさらに軽くなるため、デリケートな素材の衣類や大切に着たい衣類の洗濯に適していますよ。
衣類の臭いや汗汚れが気になる程度であれば、中性タイプの洗剤でも満足のいく仕上がりです。洗濯洗剤は、大切にしたい衣類や素材、汚れなどにに合わせて使い分けるとよいですよ。
アルカリ性洗剤は洗浄力が強い
アルカリ性洗剤には、セスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤なども含まれているため、油分を多く含む食べこぼしや皮脂などの汚れをしっかり落します。子どもの食べこぼしやパパのワイシャツの首元の皮脂汚れなどにはとても有効ですよ。
より強い漂白効果を期待するなら、アルカリ度を強くしていきましょう。さらに白く洗い上げることが可能になりますが、その分、衣類への負担も大きくなってくることを覚えておくとよいでしょう。
衣類へのダメージが大きい面も
せっかくのお気に入りの衣類も、洗濯が原因で傷んでしまっては残念ですよね。中性洗剤を活用して大切にしたい衣類を洗濯傷みから守りましょう。普段の洗濯で使用する場合は、中性洗剤の中でも、洗浄力の高いものを試してみるとよいですよ。
アルカリ性洗剤は油汚れやタンパク質を含んだ汚れを落とすのに適しているので、子どもの上靴についた泥汚れやスモックについた食べこぼしなどに効果を発揮します。
洗濯物の汚れによって洗剤を使い分けましょう。
洗剤を使いこなして上手なお洗濯を
適切な量の洗剤を使おう
適切な量を守らないと、すすぎの回数が増えてしまったり、衣類に洗剤が残ったりしてしまいます。
衣類に洗剤が残っていると、かぶれなどを引き起こすことがあるので注意しましょう。また何度もすすぎを繰り返していると、洗濯が終わるまでの時間がかかるばかりか、水道代も高くなってしまいますよ。
洗濯機に入れた衣類などの重さによって、洗濯に使う水の量も決まります。水の量に合わせた洗剤量でないと、すすぎ残しなどの原因になります。家族の肌や衣類を守るためにも、適切な量の洗剤を使って洗濯しましょう。