洗顔でいちご鼻を改善しよう!具体的な洗顔やお手入れの方法
いちご鼻を見ると、頻繁に洗顔したり毛穴パックに頼ったりしがちですが、間違ったケアはいちご鼻を悪化させる原因になります。正しいケアをするために、まずはいちご鼻の原因を知ることが大切です。ここでは、いちご鼻の原因や悩みを解消するための具体的な洗顔やお手入れの方法をご紹介します。
いちご鼻の特徴や主な原因とは?
いちご鼻は毛穴の詰まりが酸化した状態
「洗顔したばかりなのにどうして鼻に白いブツブツが残っているのだろう」と思った経験はありませんか。皮脂の分泌が多い鼻は特に角栓が発生しやすいからでしょう。毛穴に詰まった角栓が残ったままの状態が続くと酸化し、黒っぽくなっていちご鼻となります。
毛穴を目立ちにくくするには適切なケアの積み重ねが大切です。いちご鼻になっても焦らず少しずつ改善していきましょう。
原因は乾燥と過剰な皮脂の分泌
肌が乾燥すると、角質層の水分量が少なくなっている状態です。表面がカサカサになって、白い粉をふいたようになったり手で触れるとザラザラとした感触があったりしますが、皮脂でべたつくようなことはありませんよね。
しかし、乾燥した状態が続くと、体が乾燥を抑えるためにたくさんの皮脂を分泌するようになるのです。「乾燥肌なのにTゾーンだけはなぜかべたつくことが多くて困る」というママは、乾燥が原因でべたついていると考えられます。いちご鼻の改善には乾燥を予防することが大切です。
肌の代謝の低下が原因にもなる
特に鼻は、顔のほかの部分に比べて皮脂腺の働きが活発で、新陳代謝が乱れやすいです。また、残った古い角質と皮脂が混ざり合って固くなると角栓となり、毛穴の奥に入って毛穴を塞ぎます。広がった毛穴が影となっていちご鼻に見える場合もあるようです。
角栓を取り除いても広がった毛穴はすぐにもとの状態には戻りませんし、その間にまた毛穴が詰まることもあります。肌が乾燥していると弾力がなく、いちご鼻を繰り返しやすいです。
いちご鼻を改善するための洗顔方法
洗顔前に蒸しタオルで毛穴を開く
肌への負担を抑えてやさしく毛穴の汚れを取り除くには、洗顔前に蒸しタオルを使うとよいですよ。蒸しタオルで顔を温めることによって血流がよくなり肌の代謝が活発になるので、角栓や汚れが排出されやすくなります。また、毛穴が開くのでゴシゴシ擦って洗顔しなくても落としやすくなるのです。
蒸しタオルはお湯で濡らして軽く絞ったタオルをラップで包み、レンジで約30秒加熱すれば簡単に作れますよ。タオルが熱過ぎると肌への刺激になりますので注意してくださいね。
しっかりと石鹸を泡立て優しく洗う
しっかりと泡立てた状態で洗うことで、直接手が肌に触れることなく洗えるので摩擦による負担があまりかかりません。肌の表面で泡の弾力を利用してクルクルと円を描くように洗います。汚れが溜まりやすい小鼻の周りは泡が奥までしっかり届くようにしてくださいね。
手のひらの上で石鹸を泡立てるときは、少しずつお水を加えながら反対の手の指先で空気を巻き込むように混ぜるとうまく泡立てられますよ。難しい場合は、泡立てネットを活用すると簡単です。
ぬるま湯できちんと洗い流す
ぬるま湯といわれても人それぞれ感じ方が違いますよね。だいたい32~33℃にするとよいでしょう。体温より少し低いぐらいですので、手で触れたときに「ぬるい」と感じる程度です。
手で擦らないように、両手のひらに溜めたぬるま湯を顔に優しくかけましょう。2~3回ではきれいに流しきれませんので、20回以上は繰り返し流すことをおすすめします。また、洗顔は朝と夜の1日2回で、かなりの脂性肌でなければ、朝は洗顔料を使わずぬるま湯で流すだけで十分です。
ママが洗顔以外にいちご鼻をケアする方法
肌の代謝を高める保湿ケアをする
洗顔後の肌は、皮脂や汚れが取り除かれた無防備な状態です。「ちょっとほかの用事をしてからケアしよう」と思っていると乾燥が進んでしまいます。また、毛穴が開いた状態で化粧水が浸透しやすいタイミングですので、洗顔後は素早く保湿ケアをするのが効果的です。
化粧水はたっぷり使ったからといって肌の水分量がアップするわけでもありませんので、少量を数回に分けて肌の状態を確認しながらなじませてくださいね。
最後は、肌に浸透した水分を閉じ込めるように乳液やクリームで仕上げましょう。