子育て世代の運動不足を解決しよう!解消法や親子で楽しめる運動
家事や育児に追われて運動から遠ざかっていたママにとっては、身体を鍛えることはどうしても億劫になりがちです。でも、運動不足のままでは生活習慣病など健康面で心配ですよね。そこで、今回は子育てママでも簡単にできる運動不足の解消法や親子で楽しめる運動をご紹介します。
子育て世代の運動不足の現状や体験談とは
日本では若い女性の運動不足が増えている
男女別に見ると、運動不足を感じている男性の割合は23%、女性は32%で、男性よりも女性の割合の方が高くなっています。
一方、日本では運動不足を感じている成人は35.5%で、国際平均よりも高い割合です。男女別では、男性が33.8%、女性が37.0%と高い数値を示しています。特に日本では若い女性の運動不足が増えているようです。
運動不足はガンや心臓疾患、糖尿病などの発症リスクを高めていくことにつながってしまいます。女性の運動不足解消は、大きな課題の一つでしょう。
運動不足を感じている子育て世代が多い
独身時代には積極的に運動をしていた女性でも、結婚や妊娠をきっかけに運動から遠ざかっていったという声をよく耳にします。子育てで忙しい毎日の中では、なおさら運動をする機会が持てないのはやむを得ないことでしょう。
子育てママが運動不足を感じるのは、お腹の贅肉が増えてこれまで身につけていたスカートが入らなくなったときが多いようです。また、体の硬さや体のラインのたるみなどからも運動不足に気づいたという人もいます。
先輩ママたちの体験談
あるママは、子どもと公園に遊びに行ったときに自分が運動不足であることを痛感したそうです。ほんの少し子どもとボール遊びをしただけなのに、次の日に筋肉痛になってしまい、筋力の低下を実感したと話してくれました。
また、別のママは元々運動が苦手だったのですが、子どもができてますます運動から遠ざかってしまったそうです。ジョギングでも始めようかと思うものの、いつまで経っても実現できずにいるとのことです。
多くの先輩ママたちは日々の生活の中で運動不足を実感し、なんとかしなければいけないと考えているようです。
子育て世代にも簡単!運動不足の解消法
朝起きたら親子でラジオ体操をしよう
ラジオ体操には、運動不足を解消するのに必要な動きがほとんど含まれています。毎朝続けてラジオ体操をすることで、無理なく全身運動ができるんですよ。
子どものころから馴染みのあるラジオ体操であれば、基本的な身体の動きが身についている人が多いのではないでしょうか?ただし、ポイントは一つ一つの動きをしっかりと意識して行うことです。
ラジオ体操には第一と第二があり、合わせて6分ほどでできます。全身の筋肉や関節などを動かすので、体調不良の改善効果も期待できます。毎朝親子でラジオ体操を行えば、基本的な生活習慣が身につくのもうれしいですね。
意識して早歩きしたり階段を使ってみよう
早歩きをすると心拍数が上がり、少し汗ばんできます。このような有酸素運動を生活の中に取り入れることで、心肺機能が向上して運動不足が解消されていきます。
また、階段の上り下りも高い効果があるようです。エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を上ると、息が切れてしまいますよね。でも、カロリーを消化してくれるだけではなく足腰の筋肉を鍛えることもできます。
40代であっても、まだまだ身体は動きます。ですから、今のうちに早歩きや階段の上り下りなどを生活習慣に取り入れてみてください。
公園で子どもと一緒に思いっきり動こう
公園にいったら、広場でボール遊びをしてみてください。子どもとボールを投げ合ったり、追いかけたりするだけで、カロリーが消費されます。
また、遊具もいっぱいあります。そのどれもが、ママの運動不足解消になるんですよ。中でも、すべり台の上り下りは全身運動になっておすすめです。ママはすべり台を滑らずに階段で下りてくるとより効果的です。
シーソーを使っての遊びであれば、子どもが喜ぶだけではなくママも屈伸運動になります。子どもが満足するまでシーソーで遊べば、相当の運動量になるはずです。
子どもと一緒にできるエクササイズ方法
ベビーや親子ヨガで楽しくエクササイズ
ヨガにはさまざまな種類がありますが、子育てママにおすすめなのが「ベビーヨガ」や「親子ヨガ」です。全国各地で数多くの講座が開催されているので、ぜひ親子で楽しんでみてください。
ベビーヨガや親子ヨガは、ママと赤ちゃんが触れ合いながらヨガのポーズを行うエクササイズです。ママが赤ちゃんを抱っこしてゆっくり揺らしたり、ママの背中に赤ちゃんを乗せたりします。
ベビーヨガや親子ヨガは深呼吸をしながらのエクササイズなので、ママの副交感神経を刺激してストレス解消の効果があります。また、血液の流れもよくなって疲労回復やシェイプアップ効果も期待できます。