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いつだって子どもはママが大好き!受け止めたいサインと愛の伝え方

いつだって子どもはママが大好き!受け止めたいサインと愛の伝え方

スキンシップを取りながら楽しめる遊び

子どもを乗せて出発「バスにのって」

スキンシップは、愛情形成に重要です。気軽に親子でできる手遊びや歌遊びを取り入れて、スキンシップの時間を増やしてみましょう。

「バスに乗って揺られてる/ゴーゴー」という歌詞から始まる「バスにのって」は、幼児番組や歌絵本などでもよく取り上げられている有名な触れ合い遊びの歌です。

バス役のママは、足を伸ばした状態で床に座り、その上にお客さん役の子どもが座ります。「そろそろ右に曲がります」「そろそろでこぼこ道です」という歌詞に合わせて、子どもと一緒に体を大きく左右に倒したり、子どもを乗せたまま膝をガタガタさせたりすると、キャッキャと声をあげて喜びますよ。ママの膝に「乗車」する際に「シートベルトをします!」と後ろから抱きしめてもよいですね。

親子で笑おう「こちょこちょ遊び」

「いっぽんばしこちょこちょ」「きゅうりができた」をはじめとする「こちょこちょ遊び」もおすすめしたい親子遊びです。単純な遊びですが、スキンシップの効果に加え、笑いの効果も期待できますよ。

笑うことで「免疫機能が約30%高まる」「ウイルスやがん細胞を排除するナチュラルキラー細胞(リンパ球)が活性化される」「副交感神経が活発になり、リラックス効果がある」といわれます。

もちろん、テレビやゲームから得られる笑いにも効果はありますよ。ただ、大好きなママと顔を見合わせて、体を触れ合わせる「こちょこちょ遊び」だからこそ、「思いっ切り遊んでくれている!」「たくさん関わってくれている!」と子どもの心を満たしやすく、より高い笑いの効果が期待できるのです。

家族一緒に「ひっくり返しゲーム」

大人も思わず熱くなってしまうのが、うつ伏せになったママもしくは子どもを仰向けにひっくり返すという「ひっくり返しゲーム」です。うつ伏せになる方は、手足を伸ばして、ひっくり返されまいと耐えてくださいね。

ゲーム自体は非常に単純なものですが、「おせんべい」や「焼き肉」の設定にして「ひっくり返されたら食べられちゃうよ!」と声をかけたり、制限時間を決めてゲーム性を高めたりすると、より盛り上がります。くすぐるなどして、うつ伏せになる側を笑わせるのも楽しいですね。

また、兄弟で協力して大人をひっくり返したり、パパやおじいちゃん、おばあちゃんに参加してもらったりと、家族みんなで気軽に楽しめるのもこのゲームのよいところですよ。

子どもと聞こう!ママの気持ちを代弁した歌

あなたがいるだけで幸せ「母である為に」

力強い歌声と、率直で心に突き刺さるような歌詞が人気のシンガーソングライター阿部真央さん。そんな阿部真央さんの「母である為に」は、母になった阿部さんがお子さんに宛てた曲です。

だからこそ歌詞にリアリティがあり、ママたちの共感を呼びます。テレビの歌番組でこの曲を披露した後には「なぜか涙が溢れて止まらなかった」「子を想う気持ちに泣けてきます」とTwitter上でも話題になりましたよ。

我が子を育てていく母の決意と子どもへの愛情、そして感謝の気持ちが表現されています。サビの「母は幸せです/あなたが来てくれて/あなたの母になれたこと/母はとても幸せです」という歌詞には、阿部さんの想いが集約されている感じがします。

ずっと触れ合っていたい「ふれあうだけで」

高い歌唱力とキレのあるダンスが高い評価を得ている、三浦大知さんの「ふれあうだけで」(作詞:Hidenori Tanaka)も、家族や大切な人を歌った曲です。

「まもりたいあなたを/触れ合える距離で今/ぬくもりを分け合いたい」「その胸に手をあて/瞳を閉じれば/あなたの声が聴こえるの」「抱きしめるたびに想いはひとつになる/この手でその手であたため合える奇跡が/そういつまでも決して終わらぬように」と、この歌に溢れているのは大切な人との「触れ合い」についてです。

また、この曲とタイアップしていた「ニベア」のCM映像も親子が触れ合うシーンを描いています。ダンスナンバーのときの格好よい雰囲気とはまた違う、三浦大知さんの優しさに溢れた歌声が胸に染みるようです。

どんなときも見守っているよ「桔梗が丘」

心に響く歌声が印象的な平井堅さん。平井さんの故郷、三重県名張市の地名がタイトルとなっている「桔梗が丘」は、自ら作詞作曲を手掛けた曲です。母親目線で書かれた歌詞には、日々成長し、自立してしていく我が子へ「いつでも見守っているよ」という深い愛情が込められています。

平井さんが帰省するドキュメンタリー仕立てのミュージックビデオには、平井さんの実母も出演され話題となりました。

「羽根を休める場所になるため/ここだけはあたためていよう」「冷たい雨が頰切る風があなたの心を砕くかもしれない/負けないように取り戻せるように/ここだけはあたためておこう」という歌詞と、ご飯を作りながら息子の帰りを待っている母の姿が見事にマッチしたミュージックビデオも必見ですよ。

いつまでも素敵な親子関係を保つために

相談し合える信頼関係を築こう

心が成長するにつれ「恥ずかしい」「自尊心が傷ついたことを認めたくない」という気持ちから、失敗や悲しい出来事を口にしなくなることがあります。

子どものSOSをキャッチできるよう、弱音を吐いたり、悩みごとを相談したりできる関係でありたいですよね。そのために有効なのは、ママも「子どもに相談すること」と「失敗談を話すこと」です。

大人と子どもに関わらず「相談」は「あなたを信頼している」という意思表示になり、相手との距離を縮める効果があります。また「大人だって完璧ではない。失敗やそれを認めることは恥ずかしいことではない」という姿勢を伝えることで、子どもの自己肯定感を育み「失敗しても大丈夫なんだ」「話しても受け止めてもらえる」と安心してもらえるでしょう。

愛していることを言葉でも伝えよう

スキンシップと同様に大切なのは「言葉」です。「きっと伝わっているだろう」と思い込むのではなく「◯◯ちゃんが大切なんだよ」「大好きだよ」「いつも味方だよ」とストレートな言葉に出して伝えるようにしましょう。

前述の「8秒ハグ」と一緒に言葉でも伝えると、さらに効果が増大しますよ。愛情のある言葉を受け取った子どもの心は安心感で満たされ、親を信頼する気持ちが育まれていくでしょう。

子どもが成長するにつれて、親子ともに直接的な愛情表現が照れ臭くなっていくかもしれませんね。ですが、幼稚園、小学校…と、親の手から離れて外の世界が広がっていけばいくほど、子どもの様子や悩みが見えなくなりがちです。だからこそ、思春期に入ってからも続けたいものですね。

正しい叱り方とフォローを大切にしよう

多くのママから聞かれるのが「正しい叱り方が分からない」という悩み。以下で叱る際のポイントをご紹介しますので心がけてみてくださいね。

「感情的に怒る」「暴力に訴える」「人格を否定する言葉を使う」ことは避けましょう。恐怖が先行して内容が伝わりづらくなったり、自己肯定感を喪失させたりしてしまいます。

時間を空けずにその場で叱る方が伝わりやすいですが、周囲に人が多いときや友だちがいるときは自尊心を傷つける場合もあります。状況に応じて、人気の少ない場所に移動する、小声で伝えるなどの配慮も必要です。

長々と叱らず簡潔に分かかりやすい言葉で伝えることや、叱った後に気持ちを引きずらないようギュッと抱きしめてフォローするのも大切ですね。

まとめ

ママだって、忙しいときや心に余裕がないときには「子どもの相手をするのが面倒臭い」と感じたり、イライラしたりしてしまうこともありますよね。

今回の記事を読んで「分かっているけど難しい」と思ったママや「できていないなぁ…」と自信をなくしたママもいるかもしれません。ですが「子どもに好かれたい」と悩んだだけでも充分愛情深いママです。

まずは、ギュッと抱きしめて「大好きだよ」と伝えることから始めてみませんか。ママからの「大好きサイン」を子どもはきっと待っていますよ。
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