子どもが受ける予防接種とは？予防接種の種類や接種後の対応について

2019,7,11 更新

予防接種後の子どものお風呂について

以前は、予防接種後のお風呂は控えるようにと言われていました。現在では厚生労働省のホームページにもあるように、即時型アレルギーが起こるかもしれない予防接種後1時間を経過すれば、お風呂は大丈夫という考え方になりました。

昔はお風呂の衛生状態が悪かったり、副作用で発熱したあとの冷えが心配だったりしたために、お風呂は控えたといわれています。現在では清潔なお風呂が多いですし、医療技術も進歩してきました。

予防接種後、子どもがいつもどおり過ごせているならばお風呂も問題ありません。ただ、体を洗うときに接種部位をゴシゴシ洗ったり、体力を消耗する長湯や熱いお風呂に入ったりするのは控えましょう。

接種部位に石鹸がつくのは問題ありませんので、使用して大丈夫ですよ。

子どもを疲れさせないように気をつける

予防接種後は「激しい運動はしないように」と言われますね。ですが、予防接種から解放された子どもは、いつも以上にはしゃいでしまうことも少なくありません。

激しい運動とはどれくらいの運動なのでしょうか？大人ならば、水泳やマラソンなどはしないほうがよいみたいですね。

子どもならば、疲れ果ててしまうような遊びはよくないようです。激しい遊びで動悸が生じたのか、副作用で動悸が生じたのか、判断がつかなくなるような行動は控えたほうがよいでしょう。

活発な子どもにのんびり過ごすように話しても、なかなか難しい場合もありますが、予防接種後は早く寝たり、身体を休めたりする習慣をつけられると、安心して過ごせますね。

まとめ

1歳になるまでに接種する必要があるワクチンはたくさんあります。パパやママのスケジュール調整も大変ですが、かかりつけ医と相談して無理のないスケジュールで接種しましょう。

パパやママが予防接種の必要性や効果、副作用など理解して予防接種を受けることで、万が一の場合に備えることができます。接種前の生活も接種後の生活も、子どもが元気に成長していくために必要な時間ですので、パパやママが見守って安心して過ごせるようにサポートしていきましょうね。