保育園の家庭訪問ってどんなもの?目的や準備をまとめて紹介
保育園でも小学校や中学校同様、家庭訪問が実施される場合があるのをご存知でしたか?保育園で家庭訪問がある理由や目的、保護者が準備しておくべきこと、どんなことを話すのかなど保育園の家庭訪問について詳しくご紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
保育園の家庭訪問はなぜあるの?
住んでいる地域や家庭環境を確認するため
ですから、先生は家庭訪問を通して園児の自宅がどの地域なのか周辺の様子を把握したり、保護者の様子や兄弟姉妹の有無なども確認したりします。家庭訪問は普段の保育園生活では見えない部分まで把握することができるよい機会になります。
子どもは保育園で過ごす姿と自宅での姿は違うことも珍しくありません。保育園ではおとなしいと思うような子でも、自宅だと活発だったりするのでそのギャップにビックリされる先生も多いようですよ。
親との信頼関係をつくるため
ですから、先生と保護者の関係性は近いような遠いような、なんとも微妙な距離感のまま過ごすこともあります。とはいっても、普段はとにかく時間がないのでゆっくり話す機会を設けるのも難しいです。
家庭訪問では、短時間ではあるものの保護者としっかり向き合って話す時間があるので、信頼関係をつくるためのチャンスになります。
住所確認だけの保育園もある
また、プライバシー保護のこともあり家庭訪問の有無について保護者と話し合った結果、実施しないという方針になった保育園もあるようです。そういった場合には定期的に個人面談の機会を設けたり、住所から自宅の位置を確認したりするだけの場合もあります。
家庭訪問が実施される保育園であっても必要に応じて先生に相談すれば実施されない、または自宅や通園経路の確認だけでよい場合もありますので一度確認してみてくださいね。
家庭訪問ではなにを準備すればいい
最低限の掃除はしておこう
部屋の中まで入ることは少ないですが、玄関で立ち話をする場合はあります。自宅の間取りによっては玄関に立てばリビングやほかの部屋が見渡せることもあります。
外で話すだけだろうと思い込んでいて、まったく掃除をしていない状態だと、万が一先生が自宅に上がって来られたときに恥ずかしい思いをするかもしれません。子どもがよかれと思って先生を自宅内に招くなんてこともありますからね。
特に初めての家庭訪問の際には、注意が必要です。
お茶やお菓子は必須ではない
これについては、保育園によってルールが異なります。1人の園児の家庭訪問にじっくりと時間をかけてまわる方針をとっている保育園では、お話する時間が長くなることを想定してお茶やお菓子を準備してもよいかもしれません。
その反面、じっくりと話す時間を作っているものの、玄関から自宅内には上らない、お茶やお菓子もお断りするという決まりの保育園もあります。ですので、必ず準備しなくてはよいという決まりはありません。
時間はだいたい15分から30分くらい
家庭訪問では先生に子どもの状態を詳しく聞くチャンスです。あれもこれもと話を聞きたいママも多くいるとは思いますが、あまりにも長時間にならないように気をつけなくてはいけません。
先生はほかにも数件家庭訪問の予定があると思います。ですので、15分から30分ほどの時間で話が終わるようにするとよいですね。
どうしても話が長くなると分かっていれば、家庭訪問のお便りを貰った時点で保育園に相談してみるのもよいかもしれません。