栄養士と管理栄養士の資格とは？二つの違いやママがとるメリット

2018,12,26 更新

管理栄養士になるには実務経験がいる場合も

管理栄養士になるには、年に一回行われる「管理栄養士国家試験」に合格しなければいけません。管理栄養士の国家試験を受けるときは実務経験がいる場合もあるので注意しましょう。

おおまかな受験資格は以下のとおりです。

・2年の栄養士養成施設を卒業し、栄養士の免許取得。3年以上栄養の指導経験が必要。
・3年の栄養士育成施設を卒業し、栄養士の免許取得。2年以上栄養の指導経験が必要。
・4年の栄養士育成施設を卒業し、栄養士の免許取得。1年以上栄養の指導経験が必要。

4年の管理栄養士育成施設や栄養士法改正前の3年の栄養士育成施設を卒業した場合は、実務経験なしで受験できるようです。厚生労働省のホームページに詳細があるので確認してくださいね。

ユーキャンなどの通信講座単体では取得不可

ユーキャンなどの通信教育講座で取得できる資格は数多くあります。子どものお昼寝タイムや夜の寝かしつけ後に、ママが自分のペースで勉強ができるのは助かりますよね。

調べてみたところ、ユーキャンにも「管理栄養士講座」はありましたが、この講座は管理栄養士の受験対策用のもの。栄養士を育成する学校を卒業していない人はこの講座を受講できないようです。

通信講座で栄養士の資格を取得できないのは残念ですね。すでに栄養士の資格を取得しているママは、スキルアップのためにユーキャンで管理栄養士を目指す方法もありますね。

通信講座で栄養士の資格取得はできませんが、管理栄養士を目指す場合は、自宅で効率よく勉強ができるので嬉しいですね。

まとめ

栄養士の資格を持っていると、毎日の食事作りに知識が役立つのでよいですね。赤ちゃんの離乳食作りのときや家族の体調がすぐれないときなどにも、栄養士の勉強で得た知識を生かすことができるでしょう。

栄養士の資格を持っていると、再就職するときも有利になることが多いでしょう。学校給食や保育園、病院、老人ホームなど、栄養士の資格を必要とする勤務先は数多くあります。

栄養士や管理栄養士になれば知識が生活にも役立ちますし、仕事として活躍の場が広がるので、時間を見つけて資格取得を目指すのもよいですね！