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2人目産休の過ごし方を知ろう!給付金や保育園利用についてもご紹介

2人目産休の過ごし方を知ろう!給付金や保育園利用についてもご紹介

初めての出産・育児を経験し、家族計画を考え、そろそろ2人目の子どもを…。そんなとき、2人目を作るタイミングや保育園のこと、2人目の育休中に受け取れる給付金のことなど、考えることはたくさんです。ここでは、2人目ならではの悩みについてご紹介します。

2人目の産休、タイミングともらえる給付金

2人目の妊娠と産休のタイミング

「1人目の育休から復職し、2人目を妊娠するまではどれくらいの期間を空けるべき?」「復職前に続けざまに2人目の産休に入ってもよいの?」そんなことを気にするママも多いのではないでしょうか。

結論からいえば、「欲しいと思ったタイミングで妊娠を目指せばよい」と思います。確かに、復職してすぐの妊娠であれば再度後任が必要となるし、続けての産休・育休となると休職期間が長くなります。

しかし、業務上の人繰りを考えるのは会社の役割です。権利だから当然、という態度はよくありませんが、妊娠はしたいと思ったときにすぐにできるとも限りませんし、仕事のことを気にしすぎて妊娠のタイミングを逃してしまった場合、後悔しても時間を戻すことはできません。

育休中に2人目産休に入る場合の給付金

1人目の育休中に妊娠が発覚し、復職せずにそのまま2人目の産休に入る場合、育児休業給付金の取り扱いはどうなるのでしょうか。

結論からいうと、1人目のときと同額の給付金を受給できることが多いです。そもそも育児休業給付金は、育休前の2年間の間に賃金支払日数が11日以上の期間が12カ月あることが支給の要件となります。

1人目の育休と合わせると2年以上賃金の支払いを受けていない人もいるかもしれませんが、その場合はさらに2年間遡り、過去4年の間に賃金の支払いを受けていればよく、1人目のときと同様に育児休業給付金を受けられることになります。この場合、2人目の出産までは育児休業を取得、出産以降は産前産後休業を取得することができます。

仕事復帰後、産休に入る場合の給付金

次に、1人目の育休から復職した後に2人目の妊娠で産休を取得する場合、2人目の育児休業給付金の金額が減ってしまうことがあります。なぜなら、給付金の金額の算出にあたっては、産休取得前の、11日以上出勤した実績のある6か月分の賃金月額の平均によって算出されるからです。

そのため、1人目の育休から復職したのちに時短勤務を選択し、毎月の賃金が減っている場合や、子どもの体調不良等で有給日数以上に会社を休み、その分賃金が減額されているような場合は、2人目の育児休業給付金の金額は少なくなります。

それを避けるためには、少なくとも2人目の産休取得前半年間に関しては、時短勤務を解除してフルタイム勤務に戻したり、有給以上の休暇を避ける必要があります。

2人目産休中の上の子の保育園について

育休中の保育園利用、市によって制度が違う

無事に2人目の産休・育休期間に入った場合、すでに保育園に通っている1人目は引き続き保育園に通うことはできるのでしょうか。

これは、自治体によってルールが異なり、中には、産休中は通園可能だが、2人目の育休開始のタイミングで保育に欠ける状態は解消され、一度上の子を退園させないといけない「育休退園」の制度を採用している場合もあります。

その場合は、2人目の預け先を探し、産休の終了とともに仕事に復帰するか、いったん1人目を退園させた上で、2人目の育休終了のタイミングで改めて2人合わせて保育園を探さなくてはなりません。

まずは、お住まいの自治体がどのような制度を採用しているのかをしっかりと確認するようにしましょう。

上の子が保育園を退園するメリット

制度上、退園する必要がなくとも、ママと子どもの意思でいったん上の子を退園させることもできます。

仕事をしているときはなかなか子どもとの時間を長く確保できず、子どもに寂しい思いをさせてしまったと気に病むママもいるかもしれません。その意味では、仕事を休んでいる間に上の子との時間をたっぷり取ることができるのは最大のメリットといえます。

育休中はママが家にいることも分かっていて、そのような中で毎日保育園に預けるとなると、寂しさを感じてしまう子もいますので、このメリットは大きいですね。

また、下の子のお世話に新生児期から積極的に関わらせることができるので、成長を一緒に間近で感じることができる点も魅力です。

上の子の保育園を継続するメリット

反対に、上の子の保育園を継続するメリットもあります。

新生児はまだまだ生活リズムも定まっておらず、そのような中で2人を一緒に見ていると、上の子の生活リズムも乱れてしまう可能性があります。保育園に通うことで日中はいつも通りの生活を送ることができます。

次に、2人を一緒にお世話をしていると、どうしても下の子に手をかけられないタイミングがあります。そのため、上の子が保育園に行っている時間は下の子のお世話に集中し、帰宅後は上の子を優先する、といったメリハリを意識した育児ができることもメリットといえます。

さらには、下の子の保育園のことを思うと、上の子が保育園に通っていることがきょうだい加点として入園審査のときに優位に働くこともあります。
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