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5歳のコミュニケーション能力は?言葉の発達や友だちとの関わり方

5歳のコミュニケーション能力は?言葉の発達や友だちとの関わり方

コミュニケーション能力を高めるためには

ストーリー性のある童話や絵本を読もう

3~5歳頃は童話や絵本のストーリーの理解度がだんだんとあがってくる年齢なので、ストーリー性のある童話や絵本を積極的に読み聞かせしましょう。

理解することがむずかしくても、未知のものに対して興味を持つ時期なので、興味を示すようであればストーリーや言葉の意味のすべてはわからずとも読み聞かせするとよいですね。

絵本によって語彙力がアップすることはコミュニケーション能力を高めることにつながります。小学校で勉強するようになれば、国語力などにも関係するでしょう。

また、絵本の読み聞かせによって、子どもは親からの愛情を感じとることができるため、自己肯定感が高まります。それに比例してコミュニケーション能力も高まるとされています。

しりとりやだじゃれを一緒に楽しもう

コミュニケーション能力の高い子どもに育てるには、子どもの語彙力を養うことも大切です。語彙力の高い子どもは言葉や文章、人の話を理解する力に優れていて発話量も多くなります。それがコミュニケーション能力の高さにつながるというわけです。

語彙力を養うためには、たくさんの言葉に触れる機会をつくることがおすすめです。そこでママやパパと一緒に、しりとりやだじゃれなどの言葉遊びを楽しみましょう。

しりとりは単純な遊びではありますが、相手の言葉を聞きとる「聞く力」と、ルールに従ってイメージしたものを言語化するという「話す力」が鍛えられます。また、だじゃれは同意語や同音異義語を学べるので、語彙力が高まるでしょう。

子どもの会話に耳を傾けて家族団らんしよう

幼少期の子どもは、ママやパパなど周囲の人との会話をすることで言葉を吸収していきます。自分なりの言葉で表現できるようになるためには、周囲の人が子どもの話にしっかりと耳を傾けて最後まで話を聞くことが重要なのです。

自分の話をきちんと聞いてもらえるという安心感を得ることで、子どもは自信を持って安心して自分の言葉で気持ちを伝えられるようになります。これは、コミュニケーション能力を高めるためにも大切なことです。

このように会話をして家族団らんの時間を楽しむことは、親子の絆も深めてくれるでしょう。また人間形成の大切な時期である幼児期に、家庭内のコミュニケーションによって子どもの会話力を高めることは子どもの健やかな成長を促します。

まとめ

多くの言葉を覚えて、スムーズな会話ができるようになってくるのが5歳頃の子どもです。自分でできることが増える一方で、ママに甘えたい気持ちもまだまだあるため生意気なことをいう場面も増えるでしょう。

そんな5歳児は友だちとけんかもしつつ、さまざまな遊びなどを通してコミュニケーション能力を築いていきます。家庭でも積極的に絵本の読み聞かせや言葉遊びを取り入れることで語彙力や会話力を育み、子どものコミュニケーション能力を高めていきましょう。
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