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陰干しでの布団のお手入れ方法。洗濯表示を確認して適切なお手入れを

陰干しでの布団のお手入れ方法。洗濯表示を確認して適切なお手入れを

家族が毎日使用する布団のお手入れは適切にしておきたいものですが、「天日干しと陰干しなら、天日干しの方が効果的でしょ?」なんて思っていませんか?実はそうでもないのです。季節や天候に左右されやすい布団のお手入れは、洗濯表示ごとに適切なお手入れ方法があります。今回は、布団のお手入れの方法をご紹介します。

布団素材によって陰干しか天日干しかを確認

羽毛布団は普段は陰干し、月に1回天日干し

羽毛布団を使用しているご家庭も多いですよね。羽毛布団は優れた吸湿性と放湿性を持っているので、毎日干さなくても大丈夫です。

羽毛布団は、1カ月に1~2回ほどの割合で天日干しするのがおすすめですよ。素材を傷めないためにもカバーをした状態で干しましょう。

天日干しをする日以外でも、汗をかいたなどの理由で「湿気を飛ばしておきたいな」と思う日もありますよね。そんな日は椅子などの上に布団をフワッと広げて、通気のよい室内で1~2時間ほど放置するだけでも湿気が飛んでいきますよ。お庭やベランダで日陰になる部分があるなら、普段から外干しにしても大丈夫です。

買ったばかりの羽毛布団の匂いが気になるときは、空気を押し出すように圧縮してから日干しすると、解消されますよ。

陰干しか天日干しかは洗濯表示で確認

自宅にある布団の干し方が陰干しか天日干しかどちらか分からない、という場合には洗濯表示をチェックしてみましょう。

先ほどご紹介したように、デリケートな羽毛布団は基本的に陰干しが好ましく、天日干しは月に1~2回で充分です。ほかにも真綿布団もカバーをかけて陰干しが好ましいとされています。

掛け敷きともに布団干しでは「干す時間ってどのぐらい必要?」という疑問もありますよね。天日干しでは、夏は片面1時間程度で充分に湿気が飛びます。日陰干しなら片面2時間程度を目安にしておきましょう。夏の強い日差しの下では、長時間干すことでカバーも布団も痛んでしまうことがあるので適度な時間で干しましょう。冬は、片面につき2時間ほど干すとよいですよ。

天日干しできない素材の枕も陰干しで

布団だけではなく、枕も毎日清潔に使いたいですよね。枕は置く場所が確保できないなどで「なかなか干せない」という方もいますが、100円ショップでも枕用のハンガーを入手できますよ。物干し竿にかけて干せるので、置き場所にも困りません。

枕を干すときにも、洗濯表示を確認しておきましょう。そば殻・ポリエステル綿・ポリエチレンパイプ・コルマ材(ビーズ・パイプ・ボール型など)は天日干しが可能な素材です。

反対に、低反発ウレタン(ウレタンを細かく砕いたスノー低反発も含む)・ビーズ・羽根・羽毛は、紫外線で素材が痛んでしまう恐れがあるため日陰干しが必要です。室内の風通しのよい場所で湿気を飛ばすか、ベランダの日陰になる場所で干すようにしましょう。

ベビー布団を清潔に保つ正しい干し方

ベビー羽毛布団は影干しか洗える場合は洗濯

赤ちゃんがいる、または赤ちゃんが生まれる予定のご家庭では、ベビー布団を清潔に保つ方法も気になりますよね。最近人気のベビー用の羽毛布団ですが、「メンテナンスに困りそうで、購入を迷う」という声も多く聞かれます。

ベビー用羽毛布団は、特別な羽毛と特別なトリートメントを施しているため、日干しや洗濯可能なものが多くなっていますので、洗濯表示を確認してみましょう。洗濯と日干しが可能であれば、清潔を保つためにも、大人用布団の2~3倍の頻度で天日干しをしておくと安心です。洗濯の方法は購入時についていた「お手入れのしかた」などを確認し、適切に行いましょう。

天日干しの際には、布団の素材を守るためにもカバーをかけたまま両面を干します。

ベビー敷布団は2日に1回風通しを

赤ちゃんは汗をたくさんかきますよね。1日のほとんどをベビーベッドやベビー布団の上で過ごすので、汗疹になってしまうこともあるほどです。

敷きパットやシーツは頻繁に洗濯するけれど、敷布団は直接肌に触らないしあまり干していないという場合は、カビや臭いが発生しやすくなるので注意が必要です。敷布団は2日に1回は風通しをして湿気を飛ばすようにしましょう。

ベビー用の敷布団は大人の敷布団よりも厚みがあるので、干しにくいこともあります。ベランダの柵に布団用洗濯ばさみで止めても落下してしまう危険があるので、簡易椅子などを用意して、その上に敷布団を乗せて干す方が安心です。

ベランダにベビー布団を干すスペースがない場合には、風通しのよい窓辺などで湿気を飛ばしましょう。

花粉や黄砂が気になれば室内干しでもOK

ベビー布団を外に干したくても、お天気が微妙で干すのにためらってしまうこともありますよね。また季節によっては、黄砂や花粉が気になることもあるでしょう。そのような日には、無理に外干ししなくてもよいので、室内で布団の湿気を飛ばすようにするとよいですよ。

室内干しをする場合は、ベビーベッドの柵を利用するのが便利です。掛け布団はもちろんですが、厚みのある敷布団でも中心に折れ線があることが多いので、その部分を柵にかけて置くと意外と安定します。折れる部分がない敷布団や、より安全な干し方をしたい場合は、柵に斜めに寄りかからせて干すとよいですよ。

ベビーベッドを使用していないご家庭では、敷布団や掛け布団を椅子の上などにふんわりと乗せるとよいでしょう。

陰干しができないときの布団のお手入れ

除湿シートやダニ取りシートを敷く

お仕事をしているママは、布団干しができないことが多いですよね。また「スペースがなくて陰干しもできない」というご家庭もあるでしょう。そんなママ向けに、布団干しや陰干しができないときの布団のお手入れ方法をご紹介しますね。

なかなか布団のメンテナンスができない場合、特に気になるのが湿気とダニの問題ですよね。布団が干せない環境なら、除湿シートやダニ取りシートを活用しましょう。除湿シートは大小さまざまなサイズ、日光で乾燥させると繰り返し使用できるタイプや洗濯をして繰り返し使用できるタイプなどがあります。布団の下に敷くだけで湿気を吸収してくれますよ。

また、ダニ取りシートも布団の下に敷くか、貼るだけでOKです。シートがダニを誘引してくれます。
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