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夫婦のコミュニケーションの重要性。子育て中ならではのポイントとは

夫婦のコミュニケーションの重要性。子育て中ならではのポイントとは

子育てで忙しくなると、パパとの会話が少なくなりすれ違うことが多くなりますよね。コミュニケーションをとる時間が少ないと意見がぶつかってしまうことも増え、夫婦の仲は悪くなるいっぽう。夫婦で過ごす時間を大切にしながら育児を楽しむにはどのようにするのがよいのでしょうか。

子育て夫婦にはコミュニケーションが大切

子どもが生まれると生活が大きく変わる

夫婦2人のときは、好きな時間に食事をしたり、テレビを観たり、お風呂に入ったり、ゴロゴロしたり、掃除や洗濯をしたりなど、思いどおりに過ごすことができます。しかし子どもが生まれるとそういう生活はできなくなりますよね。

赤ちゃんのうちは、夜泣きが多くて寝不足が続いたり、お世話で家事が進まなかったりすることが増えますし、少し大きくなってからだと、寝かしつけ時間に合わせて晩ごはんの準備をしたり、お風呂に入れたりなど、子どもの生活が第一になるので大変です。

子どもが生まれてからしばらくは、自由に過ごせる時間はないというぐらいの気持ちでいたほうが楽かもしれませんね。うまくパパとコミュニケーションをとって、育児や家事がスムーズに進むようにしましょう。

予防接種や行事などスケジュ―ル調整が多い

赤ちゃんの予防接種が始まるのは生後2カ月からです。その時期から、ヒブや小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルス、4種混合、BCGと、0歳のあいだに受ける予防接種は15回以上あります。けっこう多くて大変ですよね。

かかりつけの小児科で予約して受けるものや、地域の保健福祉センターで集団接種できるものもあります。毎回ママ1人で連れて行くのは大変なので、いつどこで受けるのかを早めに確認して、夫婦でスケジュールを立てておきましょう。

子どもが保育園や幼稚園に通い始めると、運動会や参観など、いろいろな行事が目白押しです。パパ・ママが参加する行事もあるので、夫婦で参加するのか、パパは仕事が休みなのかなど、スケジュールを話し合っておきましょう。

育児の方針などで意見が違うこともある

子どもが生まれる前は「パパとは趣味が合うし、好みも似ているし、きっと育児に関しても同じ考えだろう」と思っていたママも多いのではないでしょうか。しかし、子育てが始まると、しつけの仕方や子どもへの接し方などで意見が違うこともありますよね。

「小さいうちからいろいろな習い事にチャレンジして、将来なにかの役に立ててほしい」「教育に力を入れるよりも、たくさん遊んで元気に過ごしてほしい」と、子どもにどのような生活を送ってほしいのかということだけでも意見が分かれるでしょう。

ほかにも、食事中はテレビをつけたくない、毎日同じ時間に寝るようにしたいなどのように、些細なことまで考えるとたくさんあるので、お互いの意見を出し合ってよりよい方針を話し合うことが大切です。

パパとママの考え方が違うのは当たり前

脳の働きで異なる男女の思考パターン

「パパとは考え方がずれているな」と感じたことはないでしょうか。それは、性格の違いや育った環境の違いだけではなく、脳の働きが異なるということが原因にもなっているようです。

男性は二つのことを同時にできないという話を聞いたことがあるかと思います。人間は情報を処理するときに自然と右脳と左脳を使い分けるのですが、多くの男性はこの二つの脳をバランスよく使い分けるのが難しいそうです。

そのため男性は一つの情報に集中することはできますが、いろいろな情報が入ってくると処理できなくなってしまいます。女性はというと、脳をうまく使い分けてたくさんの情報もバランスよく処理することができるので、なにかしながらでも会話をするのは得意です。

論理的で、結論が重要な男性の考え

先ほど右脳と左脳についてのお話をしましたが、右脳と左脳には以下のようにそれぞれ違う役割があるといわれています。

・右脳
イメージ、身体感覚、図形の認識、記憶、空間の把握、芸術性、感性など

・左脳
言葉の処理、会話、分析、計算、論理的な思考など

簡単に説明すると右脳は感覚的なこと、左脳は理屈で考える役割があります。人間はこの二つの脳を使い分けているのですが、男性は女性に比べて左脳に偏りがちなため、論理的で結論を重要視する傾向にあるようです。

ほかにも、狩猟採集をして生活していた時代の影響で、男性が生きていくために必要な獲物を狩って成果を出すことを目的にしていたことから、結論が重要だと考えるようになったともいわれています。

共感が大切で、プロセス重視な女性の考え

男性が結論を重要だとする考えに対して、女性は共感が大切で、プロセス重視な考えをもっているといわれています。

会話のなかで、男性にとっては結果的になにがいいたいのかが気になることが多いですが、女性の場合は会話自体を楽しんで共感できることがないかを探しているのでしょう。

もしママがパパに悩みを相談したときに、パパから解決策のアドバイスをもらっても、悩んでいることについては理解してもらえなかったとしたらがっかりですよね。共感してくれないことも多いですし、むしろ別の考えをいわれることもあります。

考え方の違いでパパにイライラすることはあるかもしれませんが、お互いにいえることなので女性と男性の違いなのだと理解しておくとよいでしょう。

夫婦の会話で心がけたいポイントとは

共感し、気持ちに寄り添うことが大切

赤ちゃんがなかなか泣き止んでくれなかったり、ひとりで子ども2人をお風呂に入れたりと、1日中子どもと一緒に過ごしていると大変なことが多くて精神的に疲れることもありますよね。

そういう気持ちはママひとりで抱え込まずに、パパに話を聞いてもらいましょう。育児は精神的な悩みが大半ではないでしょうか。「うん、うん、そうだったんだ」と相づちを打ってもらえるだけでも、気持ちに寄り添ってくれているようで気分が楽になりますね。

パパが仕事で家にいる時間が少ない場合は、「今日はこれを頑張っていた」「苦手な野菜を食べられるようになった」など、パパが知らない子どもの成長についてもこまめに話して共感できると、一緒に育児を頑張っている気分がして楽しいですよ。
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