1歳1カ月ってどんな時期?遊び方や離乳食、発達の不安を軽減しよう
子どもが1歳1カ月頃になると「我が子は順調に成長しているのだろうか」と疑問に思うママもいるでしょう。この時期は子どもによってできることが違うので、ほかの子の成長が早いと焦りますよね。ここでは、1歳1カ月とはどのような時期なのかや、パパやママも一緒に食べられる離乳食のレシピなどをご紹介します。
目次
- 1歳1カ月の子どもの成長について知ろう
- 身長や体重の平均は?
- 手先が器用になってくる
- 意味のある言葉を話し出す
- この時期にぴったりな子どもが喜ぶ遊びとは
- 全身を使える「ボール遊び」
- 想像力がふくらむ「お絵描き」
- 頭と体の発達を促す「手遊び歌」
- 食事の様子や知っておきたいポイント
- 離乳食は1日3回の「完了期」に移行
- 大人からの取り分けを手づかみで食べる
- 食べムラがでやすい時期
- 1歳1カ月の子どもに取り分けできるレシピ
- ふわふわ「魚とレンコンのあんかけボール」
- 手づかみしやすい「お好み焼き」
- つるつる食べやすい「味噌煮込みうどん」
- 個人差が大きい時期!不安になり過ぎないで
- 1歳1カ月で歩かないのは「普通」のこと
- 体重が増えなくても身長が伸びていればOK
- 言葉の発達は個人差がもっとも大きいもの
- まとめ
1歳1カ月の子どもの成長について知ろう
身長や体重の平均は?
1歳1カ月の男の子の場合、平均的な身長は76cmくらいで、体重は9.5kgくらいです。女の子の場合は、平均的な身長が74.5cmくらいで、体重は9kgくらいです。この数字を見て「うちの子は身長が平均よりも小さい」「体重が平均よりも重すぎる」などと心配になるママも多いかもしれません。
しかし、大人が身長や体重がバラバラなのと同じで、子どもの体型も個人差が大きいです。あまり心配しすぎずに、子どもの成長ペースを見守っていきましょう。
手先が器用になってくる
この頃になると、小さなものでも指先でつかめるように成長していきます。新聞紙で遊んでみると分かりやすいですが、新聞紙をビリビリと破くだけでなく丸める、細かくちぎるなど、手先を器用に使って遊ぶことが多くなりますよ。
指先をたくさん動かすことで脳が刺激されて発達していくので、指先を使った遊びを室内遊びのなかで取り入れてみるのもよいでしょう。危険なもの以外は、子どもの好きなように遊ばせてあげるとよいですよ。
意味のある言葉を話し出す
先輩ママの話では、子どもが1歳を過ぎた頃から「わんわん」「あっち、こっち」「ママ」「パパ」など、意味のある言葉をたくさん話し意思表示をするようになったそうです。今までは何となくでしか子どもの気持ちを分かってあげられなかったのが、子どもがしっかり言葉を話すようになったので育児がやりやすくなったと話してくれました。
子どもが言葉を話せたときは、たくさん褒めてあげましょう。
この時期にぴったりな子どもが喜ぶ遊びとは
全身を使える「ボール遊び」
ボール遊びは体全体を使える遊びで、お家のなかでもできるのでよいですよね。最初は、ボールをコロコロと転がして遊ぶだけでも十分に楽しめます。お家で遊ぶときは、布やウレタンでできたものだとボールを投げても跳ねないのでよいですよ。お天気の悪い日は外遊びができないですが、ボールで遊ぶとお家のなかでもたくさん体を動かすことができますよ。
ボールを転がして取りに行く行動は1人歩きの練習にもなるので、遊びながら子どもの成長を促しましょう。
想像力がふくらむ「お絵描き」
先輩ママの話では、お天気の悪い日は公園に行けないため、お絵描きをして遊ぶことが多いそうです。最初はクレヨンや色鉛筆などでぐちゃぐちゃと描くことが多かったそうですが、上達してくると丸を描いて「ママ」といったり、点々を描いて「ごはん」といったりなど、想像しながらたくさんの絵を描いてくれるようになったと話してくれました。
お絵描きは感性が豊かになるともいわれているので、お家で一緒に遊んでみましょう。
頭と体の発達を促す「手遊び歌」
手遊び歌にはたくさんの曲がありますが、小さな子どもでも楽しめるような簡単な歌詞や振り付けのものが多いですよね。いろいろな手遊び歌で遊ぶことで、歌からたくさんの言葉を学ぶので子どもの言葉の発達にもよいですよ。
手遊び歌で遊ぶときは、子どもだけにさせるのではなくパパやママも一緒に楽しんですることが大切です。恥ずかしがらずに楽しそうに歌って体を動かすことで、子どもも手遊び歌に興味を持ちパパやママの真似っこをして遊び始めるでしょう。
食事の様子や知っておきたいポイント
離乳食は1日3回の「完了期」に移行
離乳食の完了期に移行していく目安は、乳歯が上下ともに4本生えてきている、食材をすり潰さなくても形のあるまま食べることができる、母乳やミルク以外から栄養のほとんどをとれるようになることです。アレルギーには十分に気をつけながら、栄養バランスを考えてさまざまな食材を使ったレシピを考えてみてくださいね。
子どもが普通食をしっかり食べてくれるように、子どもの興味のある食材を苦手なものと一緒に調理したり、さまざまな味付けをしたりなど、工夫も大切ですよ。