1歳1カ月ってどんな時期?遊び方や離乳食、発達の不安を軽減しよう
大人からの取り分けを手づかみで食べる
この時期は、取り分けられた料理を手づかみで食べたがる子がほとんどです。子どもの「自分で食べたい」という気持ちはとても大切なので、汚れるかもしれませんが子どもの好きなように食べさせてあげましょう。手づかみで食べると分かっていても、スプーンやフォークは用意しておきます。
子どもによっては早い時期からスプーンやフォークに興味を持ち、使い始める子もいますよ。
食べムラがでやすい時期
また、疲れて眠くなってしまったり、好みの味付けではないものだったりすると、食べることに気分が乗らないこともあるかもしれません。この時期に食べムラがあるのは普通のことです。
「たくさん食べてほしい」というママの気持ちは分かりますが、子ども自身に食べる量を任せてみるとよいでしょう。「残さず食べなさい」と無理に食べさせてしまうと、食事をする時間が嫌な時間だと感じるようになり、食に興味を持てなくなることもありますよ。
1歳1カ月の子どもに取り分けできるレシピ
ふわふわ「魚とレンコンのあんかけボール」
材料は、魚10g、玉ねぎ10g、レンコン30g、ねぎ1g、麩と溶き卵小さじ2、醤油とオリゴ糖少々、だし汁大さじ3、水溶き片栗粉です。
作り方
1.魚は食べやすいようにほぐしておき、レンコンを皮ごとすりおろす。玉ねぎとねぎはみじん切りにする
2.ボウルにだし汁以外の材料を入れて混ぜる
3.子どもが一口で食べられるサイズに2を丸めて、蒸し器で10分くらい蒸す
4.お鍋にだし汁を煮立たせてあんを作り、蒸したレンコンボールの上にかけてできあがり
レンコンのシャキッとした食感が楽しめますよ。
手づかみしやすい「お好み焼き」
材料は、薄力粉大さじ6、牛乳大さじ2、鶏肉又は豚肉30g、キャベツや人参などの野菜適量、かつおぶし小さじ1です。
作り方
1.お肉と野菜を食べやすい大きさにカットして電子レンジで加熱する
2.ボウルに材料を全部入れて混ぜる
3.フライパンにサラダ油をひいて、お好み焼きのタネを丸く入れて両面を焼いたらできあがり
お好み焼きは料理時間も短く簡単なので、忙しいママでも作りやすいメニューです。子どもが手づかみしやすい大きさにカットすると、1人でも上手に食べることができますよ。
つるつる食べやすい「味噌煮込みうどん」
材料は、うどん1袋、鶏胸肉100g、玉ねぎとしめじなどの野菜適量、片栗粉大さじ1、味噌大さじ2、卵1個、だしの素小さじ1、塩コショウ少々です。
作り方
1.野菜をみじん切り、鶏肉は一口で食べられる大きさにカットする(鶏肉は塩コショウをして片栗粉をまぶす)
2.お鍋に水3カップ、だしの素、野菜を入れて沸騰させ、沸騰したら鶏肉を入れる
3.鶏肉の色が変わってきたところにうどんを入れてほぐす
4.味噌を溶き入れて、蓋をして3分ほど煮込む
5.溶き卵を回し入れ、蓋をして1分待てばできあがり
子どもにはうどんをカットして食べやすくしましょう。
個人差が大きい時期!不安になり過ぎないで
1歳1カ月で歩かないのは「普通」のこと
1歳1カ月で1人で歩かないのは実は普通のことなのです。成長のスピードが早い子は生後10カ月頃から歩く子もいますが、ほとんどの子どもは1歳6カ月頃までに少しずつ歩けるようになってゆくものなのです。
周りに成長が早い子がいると、その子と比べて焦ってしまいますが1歳1カ月で歩けないのは一般的な成長のスピードなので、焦る必要はありません。パパやママが補助しながら少しずつ練習をしましょう。
体重が増えなくても身長が伸びていればOK
運動量が増えることで赤ちゃんの頃のように体重が増えないことがありますが、心配する必要はありません。身長が伸びていればしっかり成長できている証拠なので、体重だけではなく身長も測るとよいですよ。
体重が増えていないと「食事が足りていない」と、量を増やして無理に食べさせてしまう方もいるかもしれませんが、食べさせすぎもよくないので注意しましょう。
言葉の発達は個人差がもっとも大きいもの
言葉の発達が遅いと不安になるパパやママも多いですが、指を差して自分の意思表示をしっかりしている場合は心配しなくても大丈夫でしょう。言葉の発達が遅い子は、2歳頃になっても「ママ」「パパ」などの短い言葉しか話さないということもありますよ。
子どもが話すことに興味を持ちやすいように、絵本の読み聞かせや歌を歌うとよいでしょう。パパやママが楽しそうに会話しているところを見せるのもよいですよ。