子どもと公道を自転車で走るには?決まりや準備と注意点について
親は同行して子どもの後ろを走ろう
子どもが自転車の乗り方や交通ルールに十分に慣れるまでは、親は同行して歩道を走行する方が安全です。そして「必ず子どもの後ろを走ることを徹底」しましょう。
ママやパパが子どもの後方を走行することで、親が子どもの走行を常に見ていられます。子どもがどのくらいスピードを出しているか、蛇行していないか、周囲の歩行者との距離感なども常に確認しながら走行できるので安心ですし、的確な指示を出しやすいメリットもあります。
親が前方を走行してしまうと子どもは親の自転車について行くことに集中してしまい、周囲の安全確認を怠ってしまうこともあるので危険です。
きちんと指示が伝わるようになってから
子どもの後ろから、走行具合を常にチェックできていたとしても、とっさのときに出す指示に子どもが対応できなければ意味がありません。子どもや周囲の歩行者の安全のためにも、ママやパパの指示を聞いてしっかりと対応できるようになるまでは、公道の走行はしないようにしてくださいね。
公園や私有地での走行練習のときに、ママやパパが後ろについて「止まって・右(または左)に曲がって・ゆっくり・漕いで」という基本的な指示に対応する練習もしておくとよいでしょう。
また、歩行者を避けて待つための指示として「右(または左)に寄って」という指示を追加しておくとよいですよ。
まとめ
ママやパパの指示を理解して対応する練習や、交通ルールや走行時のマナーも繰り返し教えておきましょう。また毎日のお買い物やお散歩のときにも、「この道はここで止まらないといけないよ」など、注意が必要だと感じる路地や交差点での対応方法を何度も伝えておくことも大切です。
公道では必ず同行し、子どもの後ろを走りながら安全に気を配りましょうね。