5歳の飛行機デビュー!当日までの準備や機内での過ごし方について
子どもが5歳になり乗り物にも慣れてきたので、そろそろ飛行機に乗って遠くへ旅行に行こうかと思っているママもいることでしょう。そこで今回は、5歳の飛行機デビュー、フライトの選び方と事前にしておきたい準備、子どもへの対応などについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
飛行機利用のルールとフライトの選び方
子ども料金は3歳からかかる
5歳の子どもと国内線に乗る場合、一般航空会社では普通大人料金の50%、LCCでは大人料金を払わなければなりません。国際線の場合、一般航空会社では普通大人料金の75%、LCCでは大人料金を払うようになっています。
子ども料金の航空券を手配するとき、季節によっては大人向け割引航空券の方が子ども料金よりもお得な場合があるので、ネットで値段比較してから購入するとよいですよ。航空券はできるだけ早い時期に購入すると安いことが多いので、旅行の予定が決まったら早めに手配したいですね。
座席は事前に予約しておこう
5歳の子どもと飛行機に乗る場合、おすすめなのができるだけ後方の座席です。ほかの乗客はできるだけ早く飛行機から降りられる席を選ぶため、前方の座席から埋まっていきます。飛行機の座席が5~7割程度しか埋まっていない場合、必然的に後方の座席には少しゆとりが出てきます。
万が一子どもが騒いだりぐずったりしたときのことを考えると、できるだけゆとりのある座席のほうが周りの乗客に迷惑をかけないですみます。後方だと、到着してから飛行機を降りるまでに多少待つことになるので、余裕のある計画を立てるようにしましょう。
1人で飛行機に乗れるのは6歳から
大手の一般航空会社では6歳になると保護者が同伴しなくとも、子どものみで飛行機に乗ることが可能です。LCCでは12歳以上からとなっているので気をつけてくださいね。
一般航空会社を使って、満6歳以上7歳以下の子どもが保護者なしで搭乗の場合は、それぞれの会社が用意している子ども向けサービスに登録する必要があります。このサービスに登録すると、ママもしくはパパが搭乗口まで子どもにつき添い、見送りすることができるので安心です。目的地に到着した後は空港のスタッフが到着ロビーまで子どもを案内してくれますよ。
飛行機に乗る前にできる準備と対策
機内で快適に過ごすために準備しておくもの
・塗り絵やワークブック
新しいものを買い揃えて持ち込みましょう。目新しさにつられて機内で集中してくれるかもしれません。
・子ども用ヘッドフォン
機内でも無料のものが配られますが、子どもの頭には大きすぎてすぐにずり落ちてきてしまいます。子どもサイズのものを用意するとよいでしょう。
・カーディガンや薄いジャケット
夏であっても機内は肌寒く感じることが多いです。カーディガンや薄いジャケットなどがあるとよいですね。
このように事前に準備しておけば、機内でも安心ですね。
搭乗前のトイレやご飯、睡眠への対策
フライト時間によっては機内で食事や軽食が出ることもありますが、その時間まで子どもが待ちきれないとぐずってしまうので、乗る前にご飯も食べさせておきましょう。もしくは保安検査所を抜けてから搭乗口に行くまでの間になにか簡単に食べられるものを購入して機内に持ち込んでもよいですね。
飛行機に乗る前に空港内のキッズスペースで思い切り遊ばせておくと、機内では疲れて眠ってくれるかもしれません。機内で眠ったとき用に、薄いタオルケットなどがあると便利ですよ。
事前に飛行機のルールを伝えておこう
・飛行機の中では大声をださない
・機内の通路は走らない
・シートベルト着用のマークがついたら、着席しシートベルトを装着する
・前の座席に座っている人の迷惑になるので、前のシート背もたれを足で蹴らない
・離着陸時には背もたれを元の位置に戻し、前のテーブルも片づけなければならない
など、機内にはいくつかルールがあることを説明してあげましょう。5歳になると理解力もあるので、ママがちゃんと理由を説明すれば理解してくれますよ。
飛行機に乗ってからの子どもへの対応方法
上手にできる耳抜きの方法
・ゼリータイプの飲料やジュースを飲ませる
ゼリータイプの飲料やジュースを飲ませて上手に空気抜きするようにしたいですね。機内でも飲み物はもらえますが、客室乗務員とのタイミングが合わないこともあるので用意しておきましょう。保安検査所を抜けてから、空港内のお店で買えば、制限なく液体類を持ち込むことができますよ。
・耳栓をする
気圧対策用の耳栓があるので、購入しておくと安心です。空港のコンビニや薬局でも見つけることができますよ。子どもの耳穴にも入るサイズのものを選ぶようにしましょう。
・あくびをさせる
子どもが耳を痛がったら、わざとあくびさせてみるのも効果的です。