赤ちゃんと夏の旅行を楽しむには。持ち物や乗り物、おすすめの場所
赤ちゃんと行く旅行はとってもわくわくして楽しみだけれど、いろいろ心配なこともありますよね。今回は忘れず持って行ってほしいもの、紫外線や虫などをよける方法、交通機関での対策、おすすめの宿泊先の探し方など、赤ちゃんとママたちが快適に旅行へ行くための方法を紹介しますね。
赤ちゃんと行く夏の旅行に欠かせない持ち物
日用品に加えて、健康保険証を忘れずに!
移動中、観光中、食事中や入浴時、睡眠時などの各シーンごとに必要なものを紙に書きだして、チェックしてみてくださいね。
そして忘れないでほしいのが、赤ちゃんの健康保険証です。旅行中は普段と環境が違うので体調を崩しやすくなり、旅行先で病院を受診することがあるからです。
受診の際、健康保険証がないと全額負担になります。後日、健康保険証を病院へ持参すれば差額が戻りますが、遠方の病院だと出向くことが難しい場合もあるので、忘れず持って行ってくださいね。
日焼け対策できるラッシュガードや帽子
日焼け対策で簡単なのが帽子をかぶることです。UVカットのもので、つばの広いものを選べば、顔に当たる紫外線量を減らすことができます。旅行のときだけかぶせようとしても嫌がってかぶらないということも考えられるので、普段の散歩や外遊びのときから慣れておくといいですね。また、暑いと汗もたくさんかくので、通気性のよい素材のものがおすすめです。
炎天下に長時間いるときや海やプールなどでは、日焼け止めや帽子だけでは紫外線を防ぎきれないので、体全体を包み込んでくれるラッシュガードも活用してみてください。
虫除けに効果のあるグッズや虫刺されの薬
虫よけとして、天然成分でできた天然アロマのスプレーは、新生児から使えて便利です。服に貼るシールタイプの虫よけも手軽で効果があります。
また、ベビーカーを丸ごと覆うタイプの虫よけネットも併用すれば、虫よけ対策は万全です。
蚊に刺されてしまったら、赤ちゃん用のムヒなどのかゆみ止めを塗ります。ブヨやアブ、ムカデやハチなど毒性のある虫に刺された場合は、毒を抜く、針を抜くなど正しい処置が必要です。アレルギー反応を起こす心配もあるので様子を見て病院を受診してくださいね。
赤ちゃんとの夏の旅行は移動中も気を配って
マイカーで行くときは日よけカーテンが便利
最近の車は後部の窓が暗い色のプライバシーガラスになっていて、紫外線を和らげる効果があるといわれていますが、それでも日差しを完全に防ぐことはできません。窓に取り付けられる日よけカーテンやサンシェードなどで日差しを遮ってあげてください。
運転中に赤ちゃんがせっかく寝てくれたのに、まぶしい光が顔に当たって、起きてぐずりだすこともあります。そうなるとママも大変ですよね。あらかじめカーテンで日差しを遮ることで、赤ちゃんの安眠にも役立ちます。おむつを替えたり、授乳したりするときもカーテンがあれば外から見られることもないので安心ですね。
電車や飛行機など公共交通機関は冷房対策を
特に赤ちゃんは汗をかきやすいので、夏場は外にいると汗びっしょりになります。そのまま冷房の効いたところに入ると急に体温が下がって風邪をひいてしまいます。
汗を拭いて、背中にハンドタオルやガーゼをはさんであげたり、余裕があるときは着替えさせたりできるといいですね。
今は公共交通機関だけでなく、ほとんどの施設が冷房をかけているので、出かけるときには常に上着を一枚持って行くと安心です。荷物にはなりますがタオルやガーゼケットがあると寝てしまったときにかけてあげられます。
脱水しやすい赤ちゃんの水分補給を忘れずに
赤ちゃんが欲しがらなくても、ママが気が付いたときにこまめに水分をとらせてあげてくださいね。
月齢が小さければ、母乳やミルクが水分補給になります。離乳食を食べている子なら水や麦茶などを飲ませてあげてください。水分は一度にたくさんあげるのではなく、少しの量を何回も飲ませてあげるのがいいそうです。
観光中や遊んでいるときだけでなく、車での移動中でも、チャイルドシートに背中が密着して暑くなるので、熱がこもって汗をかきやすくなります。冷房で車内が冷えているから大丈夫、と油断しないで水分をこまめにあげるようにしてくださいね。
赤ちゃんとの旅行、宿選びのポイント
赤ちゃんプランが充実している宿から選ぶ
例えば、おむつ、粉ミルク、ポット、ベビーベッド、ベビーカー、おもちゃ、おむつを捨てるバケツ、月齢ごとの離乳食、ベビーバス、ベビー布団など、さまざまなものを貸し出してもらえます。プランが充実しているところであれば、何も持って行かなくても赤ちゃんが快適に過ごせる工夫がされています。
赤ちゃんの宿泊料自体が無料の宿や、体調が悪くなった場合、当日キャンセルでもキャンセル料が発生しない宿もあり、体調を崩しやすい赤ちゃん連れの旅行ではありがたいですね。