子どもをものづくり脳に育てよう!親子で楽しむもの作りライフ
休日は家族そろって手作り体験を楽しむ
日帰りで楽しむ手作り体験
例えば群馬県の下仁田町には、こんにゃくの手作り体験ができる道場があります。こんにゃくを専門家の指導により作ることができます。所要時間は約90分で、料金は1人800円です。
また、東京都の羽村市西児童館では、1年を通じてさまざまな手作りおもちゃ教室が開催されています。対象は小学生以下で、参加費は無料です。
さらに、東急ハンズ渋谷店では、親子で楽しめるワークショップが開催されています。ペットボトルとプラコップで作る「手作りラッパ」や粘土で作るミニチュアたこ焼きなど、大人も一緒に楽しめるイベントがいっぱいです。
旅行で楽しむ手作り体験
栃木県塩谷郡にある「星ふる学校 くまの木」は、廃校になった木造校舎の宿泊施設です。ここでは、伝統工芸や郷土料理などの田舎暮らしを大人も子どもも体験できます。うどん打ちや栃木名物の炭酸まんじゅう作りの体験などもできますよ。
また、千葉県富津市にある「マザー牧場」では、多くの動植物と触れ合えるだけではなく、絞りたての牛乳を使ったチーズやバター、アイスクリーム作りなどが体験できます。これらの体験のほかにも、アクセサリーやオルゴール作り、野菜の収穫などの農業体験もあります。
声かけでやる気を引き出す
子どもには、「できた!」という喜びをたくさん味わわせましょう。多くの失敗や試行錯誤は、子どもにとって貴重な経験になります。このとき、パパやママが我が子の頑張りを認め、褒めてあげることでやる気と自信がついていきます。
また、手作り体験をしているときにはすぐに教えてはいけません。声かけの基本はやり方や答えを教えることではなく、子どもに考えさせることです。「どうすればいいかな?」と一度子どもに問いを返してあげましょう。この問いが、子どもの考える力を育て、やる気を引き出してくれるのです。
まとめ
子どもはものを作る楽しさを覚えると、遊びや生活の中でさまざまな工夫をして楽しもうとします。これらの経験は小学校に入ってからの学習の土台となる力となっていくことでしょう。
ぜひ、親子で手づくりおもちゃや手づくり体験に親しみ、ものづくりの楽しさを経験させてあげてください。親として大切なことは、子どものやる気を引き出す声かけをしてあげることです。