子どもとプールで遊ぼう!メリットや注意点、スイミング教室について
暑い日に子どもとプール遊びを楽しみたいと思っているパパやママは多いでしょう。そこで、プール遊びにはどんなメリットがあるのか、どのような遊びがおすすめなのか、子どもをプールで遊ばせる際の注意点、人気の習い事、スイミングについて紹介します。暑い夏に、元気に楽しくプール遊びをしましょう。
プール遊びには大きなメリットがある
「水」は五感を磨く最適な教材
幼児期の子どもにとって、目や鼻、耳、口、皮膚の感覚を通して、自然に接し、物の認識を高めていく感覚遊びは将来の発達の面でとても重要です。
水は、子どもの五感すべてを刺激することができる感覚遊びの最適な教材です。形を変え、温度を変え、不思議でとても面白いですよね。自然と子どもの発想が豊かになるのも理解できますね。
容器が変わると水の量が減ったように見えたり、暑い日にプールの水が温かくなっていたり、どうして?という気持ちもどんどん膨らみます。
自律神経を発達させ、体力がつく
人間の体の自律神経は、暑い夏には汗をかき、寒い冬には体温を保つというように、自然の気候に合った生活で、正しく発達します。でも最近では、夏は猛暑日が続き、冬は雪の日が多くなり、ついついクーラーのある涼しい部屋や暖房のきいた暖かい部屋で過ごしてしまいがちです。
自律神経を整えるためにも、プール遊びは屋外での遊びが少なくなりがちな夏に適した外遊びだといえますね。ただし、休憩をうまく取って、無理のない範囲で遊びましょうね。そしてパパやママは子どもから目を離さないようにしましょう。
気持ちがいい!ストレス発散!
でも、夏のプール遊びに限っては、そんなことをいわれる心配もなく子どもは、思う存分楽しめるでしょう。体を自由に動かせ、服の汚れを気にしなくてもよいプール遊びは、子どもにとって開放感満点のうれしい遊びです。
子どもが自分の思うように自由に遊べることは、子どものストレス発散になります。屋内が好きな子どももいますが、外が好きな子どもには夏のプール遊びをたくさん楽しんで、さらにパワーアップして2学期の幼稚園や保育園を迎えてほしいですね。
親子でプール遊び!注意点も知っておこう
幼児には水遊びでスキンシップ
3歳前後の幼児期は、自分と他者の区別が付くようになります。自分は自分という世界観もできてきます。そして、遊びやスキンシップなどを通じてパパやママの存在を理解していく大事な時期なのです。
この時期の子どもは1対1で人間関係を作っていくので、水遊びを通してパパやママと楽しく遊ぶ経験をすると、親子の信頼関係がしっかり形成されますよ。
ここで大切なのは子どもをひとりで遊ばせ、パパやママが見守るのではなく、一緒に遊ぶということです。五感で感じたものを親子で共有しましょう。
プールでもやってみよう「ごっこ遊び」
定番は、イルカやカメなどの海の生き物ごっこ、水鉄砲を使ったヒーローごっこです。お風呂でしか使えなかった水鉄砲も、夏の屋外ならば思いっきり使えますよね。
また、おすすめなのは、お化粧ごっこです。水が怖くて顔を付けられない子どもと一緒にやってみましょう。ママが鏡の前でやっている要領で、水を顔にパタパタします。だんだん顔に付けられる水の量が増えてくるといいですね。
友人ママの娘さんは、プール遊びでお友達とお化粧ごっこをしたことで1人で顔を洗えるようになったそうです。水が怖いとお風呂での洗髪なども苦労します。少しずつ克服できるといいですね。
無理強いはNG!あくまで子どものペースで
友人ママのお子さんはスイミングに通っています。通い始めたばかりの頃は泣きながらプールに入っていたそうです。
でも、お友達ができたり、水中で息が止められるようになったり、少しずつできることが増えてきたら、自分からプールに入っていくようになったそうです。水やスイミングに慣れてきたのでしょう。
プール遊びでも同じですね。子どものペースで慣れるまで、無理をさせずに待つことがパパやママの役目です。プール遊びは楽しく、気持ちいいものと感じさせてあげることが大切ですね。
プールに通おう!スイミング教室とは
幼児クラスではどんなことをするの?
一般的にスイミング教室の幼児クラスは、ベビースイミングなどを経験して水慣れが済んでいる子どもと、これから水慣れをしていく子どもに分かれて活動します。ベビースイミングから継続の子どもは泳法を習うコースで毎回練習が始まります。
これから水慣れをする子どもは浅いプールなどで水遊びをします。それから、潜って目をあける、水中で息を止めることを練習します。
これが多くの子どもにとっての難関ですね。スイミングで最初に行きたくなくなる理由は、水の中で息ができずに怖い思いしたからというものが多いですよ。