赤ちゃんがトントンで寝る理由!やり方のコツと試してみたい合わせ技
赤ちゃんの寝かしつけに体をトントンとするということをしているママ、多いかと思います。どうしてトントンすると寝るのでしょうか。理由も気になりますよね。ここでは、赤ちゃんの体をトントンする効果と理由をご紹介します。また合わせてコツや合わせ技もご提案しますので、ぜひご参考ください。
眠りやすくなる条件と「トントン」の効果
赤ちゃんの不快を取り除こう
室温や衣服の温度調節ができていないと不快で泣き、体調が悪いときも泣きます。ほかにも赤ちゃんにとっては見たり触れたりするものすべてが初めてであり、刺激が多いので泣いて眠れないということがあります。
ある程度成長すれば、「おなかが空いたら食べ物を食べればよい」「寒いときには服を着ればよい」などと判断して行動できますが、赤ちゃんにはまだ泣くしかできないのです。ママや周りの大人が不快を取り除きましょう。
部屋を暗くして静かに寝かせよう
音のある環境で赤ちゃんが泣いているときは、意識して静かにしてみてくださいね。赤ちゃんは刺激に敏感なので、ママが思う以上に反応することがあります。
日中のお昼寝タイムはカーテンを閉めて部屋を暗くし、夜は明かりをできるだけ消して寝る環境を整えましょう。
またスマートフォンの明かりも気になる場合があるので気を付けてください。暗く静かにするためにも、できるときはママも一緒に寝るのもありです。
しかし、お昼寝の間に家事やするべきこともありますよね。音が出ることはタイミングをみるなど工夫してみてくださいね。
ママの心音を思い出し安心する「トントン」
ママのお腹の中は安心安全で気持ちのよいふるさとです。そこでずっと耳にしていた心音に似た「トントン」という音を聞くことで、リラックスし安心して眠ることができるというわけです。
また、これは程よい一定のリズムの刺激が続いたときに、だんだんと慣れて刺激を感じなくなり眠くなるという人の性質も関係しているといわれています。
例えば、電車の振動や車の流れる景色などが一定なので眠くなることがありませんか。このような反応は赤ちゃんに限ったことではないのですね。
赤ちゃんが眠りやすい「トントン」のコツ
一定のリズムでゆっくりと
「トン、トトン、トントン、トン」のようにバラバラのリズムにすると、赤ちゃんが刺激を受け取ってしまい眠れなくなるので気を付けてください。
スピードは心臓のリズムくらいゆっくりめがよいですが、子どもによってはやや早めを好む場合もあります。様子を見ながら、眠りやすいリズムを見つけてあげましょう。
なかなか一定のリズムがつかめない場合は、子守歌を歌いながらそれにリズムを合わせるのも一つの方法ですよ。子守歌は優しいリズムであるうえにママの声に安心できるでしょう。
たたく強さは赤ちゃんの様子を見ながら
赤ちゃんなので特に優しくしなければと思うママも多いでしょう。月齢にもよりますが、あまり弱すぎるのも赤ちゃんはリズムを感じることができません。
一般的には初めは少ししっかりめにたたき、眠そうになってくると少し弱めてたたくようにするといわれています。しかし、これも心地よさの好みがあります。
赤ちゃんの大きさや月齢などによって、ママが調節するのでよいでしょう。仰向けではお腹、横向きでは背中やおしりを「トントン」します。お気に入りの「トントン」が見つかるとよいですね。
嫌がっているようならほかの方法で
大人でも寝る気分で、そっとしておいてほしいときがありますよね。嫌がるようであれば、無理に「トントン」する必要はありません。
嫌がる場合は横でそっと添い寝をするだけでも大丈夫ですよ。ママの温もりを感じることができれば赤ちゃんはそれだけでも安心です。
また、その赤ちゃんの心地よくなるようなことを見つけてあげるのも方法です。安心感があると眠りやすくなるので、ママが「こうしたら眠くなるかな」と思うようなことを試してみましょう。