なかなか寝ない6歳児の寝かしつけ。スムーズな入眠を助けるコツ
6歳くらいになると、自分のことは自分でできるようになってきて、ママもだんだんと子育てに手がかからなくなりますよね。しかし夜の寝かしつけには手を焼いている、というママも少なくないと思います。小学校入学を控えて、早寝早起きの習慣を身につけるためにも、寝かしつけのコツを学んでいきましょう。
6歳の子どもが寝ない原因を考えてみよう
昼寝の時間が遅い、寝ている時間が長い
2、3歳ごろまではお昼寝をしていたという子どもが多いと思います。そして4、5歳で徐々に昼寝を卒業することが一般的ですね。保育園でも、年長クラスでは昼寝をしなくなるところが多いようです。
6歳の子どもに必要な睡眠時間は10~12時間程度といわれています。朝7時に起きるリズムならば、夜は19時~21時には眠くなるはずです。しかし昼寝を1~2時間してしまったり、夕方に寝てしまったりすると、夜寝る時間はその分遅くなる可能性があります。
体力が余っていて疲れていない
しかし日中体を動かして遊ぶのが少ないことが、なかなか寝つかない原因という場合もあるでしょう。保育園や幼稚園でたくさん遊んでくるはずですが、それでもまだ遊び足りない!というアピールがある場合は、お迎えの帰りにちょっと公園に寄って遊ぶというのもよいでしょう。
マンションなど、お家の状況にもよりますが、室内に小さいトランポリンを置いて遊ばせているという先輩ママもいるようです。ママが負担になりすぎない方法で、子どもの体力消耗を目指してみてくださいね。
布団に入る前に興奮してしまう
寝る前に興奮させてしまうのは、6歳児にかかわらずNGといえるでしょう。楽しい遊びを始めてしまう、ママとの会話が盛り上がってしまう、などはできるだけ避けた方がよいでしょう。
また、寝る直前までテレビやゲーム、スマートフォンの画面を見ていると、脳が興奮してしまい、寝つきが悪くなるといわれています。6歳くらいだと、自分で機械の操作ができてしまうので、ママが使用時間の管理をしっかりとするように心がけてみてくださいね。
6歳児のスムーズな入眠を誘う流れ作り
規則正しい生活で体のリズムを作る
【規則正しい生活習慣とは】
・早寝早起き
・日中の適度な運動
・決まった時間に食事をとる
朝日を浴びると体内時計がリセットされて、夜になると自然と眠くなるといわれています。そして一日3食、決まった時間にしっかりと食事をすることで、生活リズムが作りやすくなるといえるでしょう。間食をし過ぎて通常の食事がとれないと、リズムが乱れてしまいがちです。
また、入浴を少し早めに済ませ、寝る前に体温を下げておくことで、よりスムーズに入眠できるようです。
入眠儀式で眠る前のパターンを作る
読み聞かせ以外に「今日あったできごとを話す」時間を作ってみるのもおすすめです。6歳になれば、記憶力や表現力もついてきて、かなり上手に話ができるようになっていると思います。ママに話を聞いてもらうことは、子どもにとってもとても嬉しい時間になるでしょう。
また、寝る前に「スキンシップ」をとることもおすすめです。6歳児もまだまだママに甘えたい年ごろ。短い時間でもよいので、毎日ギュッと抱きしめてあげれば、安心して眠りにつくことができるかもしれませんよ。
寝る前に特に気をつけてあげること
食事や入浴は早めに済ませ、寝る30分前にテレビやゲームなどは見せないようにしましょう。寝室はおもちゃなどが目につかないように片付けて、眠ることに集中できる環境を整えます。静かな部屋で、子どもがリラックスして眠れるようにママが心がけてくださいね。
パパが帰宅する時間と寝かしつけの時間が重なりそうなときは、「帰宅するときは静かに帰ってきてね」と事前に連絡しておくとよいですよ。ママも子どももストレスがないような方法を見つけて、早寝の習慣ができるとよいですね。