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なかなか寝ない6歳児の寝かしつけ。スムーズな入眠を助けるコツ

なかなか寝ない6歳児の寝かしつけ。スムーズな入眠を助けるコツ

リラックスするために試したいこと

寝る前の遊びはリラックスできるものを

子どもが寝る前は、あまり興奮させないようにしたいですよね。アドレナリンが出すぎると、体が緊張状態になり眠りにくくなります。寝る前は精神的にリラックスできるよう、単調で落ち着いた遊びを心がけましょう。

塗り絵をするのもよいですね。子どもが一人でしているとすぐに飽きてしまう可能性があるので、ママが一緒に隣りでほかの塗り絵をすると子どもも集中しやすいですよ。友人の家では、子どもが自分用の塗り絵をしている横で、ママは大人用の塗り絵を楽しんでいるとのことです。

ほかには定番の絵本の読み聞かせも名案です。ママの穏やかで優しい声を聞いていると、自然に眠くなるかもしれません。読むときは抑揚をつけすぎず、できるだけ単調に読む方が子どもの眠気を誘えるはずです。

親子で安眠ヨガをして気持ちよくリラックス

普段からヨガをしているママもいるかもしれません。寝る前に安眠ヨガをすると、体の疲れをほぐして気持ちよく眠れますよね。

ある友人は、毎晩寝る前の安眠ヨガを日課にしているのですが、最近ではママがしていることに興味を持った6歳の子どもも一緒に並んでポーズをとっていると話していました。すると子どももぐっすりと眠るようになったとのことです。

ヨガの方法が分からないというママでも、無料動画で「安眠ヨガ」と検索すると10~20分程度のヨガ動画が色々出てくるので、気になるものを子どもと一緒に試してみてくださいね。6歳になると理解力もあるので、動画を観ながらちゃんと同じポーズが取れるようです。

親子でヨガをして、健康的な睡眠習慣を身につけてみましょう。

翌日どんな楽しいことがあるかを話す

その日が子どもにとって楽しかったり、寝る前にしていた遊びが楽しくてやめられなかったりすると、ママが声をかけても「まだ寝たくない!」とぐずるケースも多々あります。

この場合、翌日どんな楽しいことがあるのかを話して聞かせると、「明日が楽しみだから早く寝よう」と子どもが積極的にベッドへ向かうかもしれません。

遊びを中断して寝かしつける場合は「また明日、そのおもちゃで遊ぼうね」と声をかけると子どもが安心して眠れます。

翌日ママはきちんと子どもとの約束を守ることが大切です。また同じようなことが起きても、「ママの約束は信頼できる」と分かれば、次回もスムーズに就寝してくれますよ。早く寝かせたいがために、その場だけの嘘はつかないようにしましょう。

寝かしつけがうまくいかないときには

子どもの気持ちを聞いてみよう

あの手この手を試してみてもなかなかうまくいかないときは、思い切って子どもに相談してみるのもよいですよ。6歳児ならば「ママの気持ち」を理解することもできると思いますし、「自分の気持ち」を伝えることもできるでしょう。

「ママだって眠いし、あなたにもたくさん寝て元気に大きくなってほしいんだよ」と伝えたうえで、「どうしてなかなか寝られないのかな?」と聞いてみてください。「眠くないから」「周りのおもちゃが気になるから」「部屋が明るいから」など、理由はいろいろあると思います。

「じゃあどうしたら眠くなると思う?」と、解決策を子どもと一緒に考えてみるのもよいかもしれません。本人に聞いてみたら、実はすごく簡単なことで眠れるようになるかもしれませんよ。

なぜ一人寝させたいのか考えてみよう

「寝かしつけは何歳までするのかしら…」と疑問に思うママも多いでしょう。きっかけは人それぞれですが、「下の子が生まれた」「お泊り保育がある」「小学生になったら」など、5、6歳くらいで寝かしつけ卒業を目指すママが多いようです。

一人寝してくれれば、ママの時間は格段に増えますよね。ママのためにもありがたいですが、一人寝することは子どもの自立心を育てることにもつながるといわれています。

一人寝にはメリットもありますが、デメリットもあります。子どもがまだママと寝たいと思っているのに、無理やり一人寝させることはおすすめできません。また本人から希望する以外、急に一人寝させるというのも難しいでしょう。ママは、なぜ一人寝をさせたいのか、一度よく考えてみてくださいね。

大人は穏やかな気持ちで見守ろう

子どもというのはとても敏感で、ママが「早く寝て~」とソワソワ、イライラしていると、それを感じて余計に眠らなくなってしまうのもです。そしてママはさらにイライラするという悪循環に陥ってしまうのですね。

忙しいママにとってはなかなか難しいことですが、子どもがスムーズに寝つくために、できるだけ穏やかな気持ちで見守ることが大切です。成長に個人差があるように、眠りにも個人差があるのです。

寝かしつけは永遠に続くわけではありません。逆に、今しか添い寝できない、ともいえるかもしれませんね。子どもに合わせて、一緒に朝まで寝てしまうのもありだと思います。一日の終わりが楽しい眠りの時間になるように、いろいろ試してみてくださいね。

まとめ

子どもが寝ついた後に家事をしたり、自分の時間にあてたりしようと思っていたのに、なかなか寝てくれないとイライラしてしまいますよね。子どもにとっても、健やかな成長のためには十分な睡眠が必要です。

6歳になったら、小学校での生活を見据えて、規則正しい生活習慣を身につけることも考えたいですよね。無理やり寝かせるのではなく、習慣としてスムーズに入眠できるように、記事を参考に寝かしつけをしてみてはいかがでしょうか。
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